アーセナルは(予想外に)リヴァプールに勝ったおかげで、一時はほとんど絶望的になりかけていた来シーズンのEL出場にわずかに希望の灯りがともった。当然敗けると思っていたのだから、みんな驚いたのも当然である。
さて。Covid-19パンデミックによる中断やリヴァプールの記録的快進撃など、フットボールファンの記憶に残るであろう19/20シーズン。そのEPL全38試合も、残り2試合となったが、CL/EL出場をかけてのバトルはいまもまだ続いている。これからの10日間にいったいどんなドラマが待っているのか。
ここで、あらためていまの状況をざっとおさらいしておきたい。各クラブの置かれている状況を把握していれば、PLの残り2試合がより楽しめるようになること請け合いである。
ではHere we go.
※今回の元ネタはこちらである。
Premier League: Who can qualify for Champions League and Europa League?
おとといの記事なので、すでに試合は進んでしまっているが。
本題に入る前にMD36時点でのPLテーブルをおさらい。
われらは9位。ミッドテイボー。。
20/21シーズンCL争い
こっちはさらっといこう。だってわれら関係ないし。
すでに出場を決めているのは、リヴァプール、マンシティのみ。
御意見無用、特権階級の上級クラブであらせられるマンシティが、金の力でFFPによるバンを免れたため、通常どおり4位フィニッシュまでが来シーズンのCL出場となり、ずいぶんがっかりすることになるチームも出ることに。
CLの残りの2席は、実質的に
- チェルシー (63)
- レスター (62)
- マンU (62)
の3クラブで争っている。ちなみに彼らはCLから落ちてもELは確定である。それにしてもなんという接戦。。
数字のうえでは、一応6位のウォルヴズ (56)にもチャンスは残されているが、上位のチームにポインツで追いついてもGDが20近いため現実味はほとんどない。
残り試合
そして残り2試合。
- チェルシー (63) リヴァプール(A)、ウォルヴズ(H)
- レスター (62) スパーズ(A)、マンU(H)
- マンU (62) ウェスト・ハム(H)、レスター(A)
レスターとマンUは直接を残しているので、その点はチェルシーに有利だが、なんとシーズン中の38試合ではもっともタフなアンフィールドでのリヴァプールを残している。
リヴァプールはもちろんアーセナルに敗けたばかりだが、さすがにホームでは強いだろう。これは興味深い。
またわれわれにとって注目は、ELを争っているライヴァルの試合がこのなかにいくつか入っていることだ。もちろんウォルヴズとスパーズ。当然どちらも敗けていただきたい。
つづけてELについて。