厳しかったマネージャー1年め
(マネジメントを始めてからどれだけタフだったか……)
本が書けるくらいだと思う。なにしろ来る日も来る日もだから。Mark(Gonnella、コミュニケイションダイレクター)はわたしと毎日一緒にいたが、毎日なにかが違う。たいていいつも何か問題があって、セットバックとか別の問題とか。スタッフが周りにいてくれてとてもラッキーだった。それとわたしが決断するときはいつ信頼して働いてくれた人たち。
椅子に座るまで、責任や決めなきゃならないことがわからないんだ。こころを込めてやろうとしているが。あるいは直感と選手たちにとって何がベストかで。その後はクラブのために。ときどきは間違うこともある。しかしわれわれがやってきたことについては誇りに思っているよ。
(もしアーセナルじゃなければ、この期間を乗り越えられなかった?……)
たくさんの追加のプレッシャーが自分にはあったと思う。なぜならわたしはこのクラブとリンクしているスタンダーズや期待をわかっているから。しかし一方で、わたしはクラブの内側や、たくさんの人たちを知っていた。彼らはクラブのなかで信頼できる人たちで、プロセスを推進するためにとても価値ある情報を与えてくれる。彼らには頼らねばならなかった。彼らはとても協力的で、わたしが来てからすぐやる気になってくれた。だからわたしは彼らに感謝しないと。
オバメヤンについて
(オバメヤンのパフォーマンスと彼が残るかどうかについて……)
わたしの意見を訊いているのだろうが、彼と彼の関係者たちとは話をしている感じからすれば(ポジティヴ)だが、しかしまだ何も決まっていない。いまは勝利を楽しみたい。あんなパフォーマンスでチームを助けてくれたのだから、オーバには改めて感謝だ。
(オバメヤンがトロフィを落っことした件……)
そういうこともあるさ! あるあるだよ。でも彼はトロフィの扱いにもっと慣れる必要があるね! われわれなら慣れさせることができるよ。
(オバメヤンの今日の貢献……)
ビッグゲイムというものはビッグプレイヤーのビッグモウメンツが要求されるものだ。そして彼はセミファイナルでももたらし、ファイナルでもまたやってくれた。それが彼のような選手が求められる理由さ。なかには彼がビッグゲイムで活躍できないという疑いもあったが、さあどうぞと。
彼はこのトロフィに大きな大きな貢献をしている。このスクワッドに彼のような選手がいることをわれわれは誇りに思っている。
(来週にはオーバの未来に関するニュースが聞ける?……)
そう願うよ。彼との会話ですべてのことについて話している。彼が自分の将来をどう見ているか、わたしが彼に期待すること、彼を中心にしてチームをつくりたいということ。彼の周りにいるとても影響力のある人たちとも話している。クラブもわれわれもみんなが彼をリスペクトし、尊敬しているし、選手たちもみんな彼の味方だ。
いまいる選手たちのことはわかっているし、みんな彼を評価しなければならない。そういったポインツにたどり着ければ、話を進んでいくはず。
以上。
あー、オバメヤンを中心にスクワッドをつくりたいと明言してますな。これはヘッドコーチからバメやんへのプレッシャーではないかと(笑い)。この流れで、お断りはさすがにしにくいという。ここでお断りできるなんて鬼である。
さて、なかなか充実感のにじむコメントの数々。そりゃそうだろう。敗けたときを想像すれば、天国と地獄くらいの差はある。その分喜びも大きい。
個人的にグッときたのは、サポーター向けのメッセイジをこわれたくだりで「これがグレイトなスタートになる」と話していたところ。ぼくはプレヴューエントリでここで勝ってビッグスタートにしてほしいと書いたのだけど、まさに。
ミケルとなかまたちの冒険はいま始まったばかりなんだ。
ありがとう! アルテタ
ありがとう! オバメヤン
ありがとう! エミと御両親
ありがとう! AFCの選手たちとスタッフ
最後の最後にタイトルをとってくれましたね!
チェルシーはケガ人続出で、ちょっと可哀想だったけど・・・
来シーズンに向けて、パッと目の前が明るくなった気がします。
ALWAYS FORWARD !!!
前進あるのみですね。
試合前、入場直前のバメヤンの顔、とにかくヤバかった。アーセナルのためにすべてを尽くす覚悟が写っていて、腕に巻いたバンドが霞むくらい。
アルテタとフレディのハグのシーンがチラッとしか写ってなくて少し残念。
レビュー記事まだまだ楽しみに待っております!