サリバの扱い
おとといだかにサリバが試合でプレイできていないことにフラストレイションを貯めているというフランス報道があって、そのことについて今回アルテタは訊かれているが、彼のコメントにはどうも腑に落ちない部分があるように思える。
夏に彼をASSEに再度ローンで出せなかったこと(書類手続きが間に合わず失敗した)を後悔しているような口ぶりであるが、そもそもなぜたった「数日」しかそのための時間がなかったのだろう。
もちろんケガの選手がいつ戻りそうだとか、チームのなかでDF状況に変化があってギリギリまで彼の処遇を決められなかった理由があるのかもしれないが、それにしてもあまりうまい扱いをしているとは思えない。いろんな可能性を想定しておけば、そんな場当たり的ではなくもっといい対応ができたんじゃないか。
ELの登録スクワッドから漏れた件についても、あらためてアーセナルのELのスクワッドを見れば、CBは6人登録されていて7人目のCBを入れないという判断も理解できなくはないが、たとえばその6人のなかにサリバよりも長期離脱のチェンバースを選んだことは正しい決断だったろうか?
グループステイジ以降ではまた登録選手を変更できるようだが、ELであってもノックアウトステイジに進めば、試合の競争力が上がっていくのは当然で、未熟な選手はますます使いにくくなってしまうのだから、彼のような選手こそ経験を積むためにグループステイジで登録すべきだったはず。
先日のレスターではASSEで彼のパートナーだったフォファナ(18)がふつうにプレイしていて、なんでも彼はレスターでもさっそく頭角を現しているとも聞く。
彼がまだ競争力のある試合でプレイする準備ができていないと、クラブが判断すること自体は別に構わないと思う。しょうがない。だが、だったらちゃんと計画立ててローンに出すとか、それにふさわしい扱いというものがありそうなものだ。
家族に不幸があったなどの特殊な状況はあるにせよ、彼はもうこのクラブで2年めであり、あれだけ注目されていたプロスペクトがいまだにチームでまともにプレイするチャンスもなく、期待されているのだかいないのだかわからないこんな中途半端な状況にあることが悲しい。本人はちゃんとクラブから大事にされていると感じているだろうか?
サリバのことはほんとに心配になる。彼が移籍を希望するような事態になれば悪夢である。
「ボスを敬え」ロイ・キーン発言にアルテタが反応
さてこのブログでも少し取り上げたように、先日のマンU戦のTV中継で元マンUキャプテンのロイ・キーンのコメントが各所で話題になっていたことはご存知のとおり。
この会見でもその件について質問が出ていたが、オフィシャルサイトの文字起こしではスルーされていた。おもしろいのでやりとりを。『GOAL』より。
キーンの中継でのコメントは以下。オバメヤンの試合後のコメントに反応したもの。このシーン。
This is the video Arteta was referring to: pic.twitter.com/FT7UqlmnWk
— Simon Collings (@sr_collings) November 4, 2020
ロイ・キーン:彼らにはリスペクトがないね。彼のことをミケルと名前で呼んだ。彼はマネジャーであり、ボスであり、ガファ(the gaffer)だよ。ミケルじゃだめ。彼は友だちじゃないんだから。
これについてどう思うか質問を受けたアルテタ。
アルテタ:ロイがそう云ってたのは聞いたよ。とても特殊なことを云うと思った。
わたしは彼らに呼びやすいように呼ばせるね。何人かはドレッシングルームも一緒だし。トレイニンググラウンドではボスとかコーチと呼ぶのもいる。フレンチの選手たちはわたしをコーチと云う。ひとに依るよ。問題はない。
リスペクトがないとも思わない。彼が元選手としてそう云うのは理解できるが、わたしの感じ方は、彼らはとても親しい存在だ。何人かは一緒にプレイもしていた。だからわたしには問題じゃないし、リスペクトがあるとかないとか感じることでもない。
いろいろウケる。
でも、選手が「マネジャー」とか「コーチ」とか呼ぶほうがちゃんとしているのかと、向こうのカルチャーのようなものが少し見えて、ぼくはとても興味深かった。
ぼくはむしろボスをファーストネイムで呼ぶほうがふつうなのかなと思っていたくらいで。アーセナルでも、選手たちはアーセンとかウーナイとか呼んでいたし。
あと「ガファ」ね。辞書的に“the gaffer”は(いなかの)おじいさんとか親方とか、目上のひとに対する雑な呼称?みたいに記憶していたけど、urban dictionaryによれば英国でfootball manegerのことをスラング的にそう呼ぶそうである。憶えておこう。
ジョー・ウィロックのコメント「目標はNTでプレイすること」
今回のプレス会見はJWが同席していた。前回のELでは大活躍。オフィシャルサイトより。
JW:(ハーランドやオーデガード)そんなに大きくない国からでもヤングスターズが出てくるのはブリリアントなことだね。彼らは世界に自分たちを見せつけているよ。CLを見ていて彼らが輝いているのを見るとうれしくなる。ぼくも若い選手だし。とてもワクワクする。
(モルデの)いくつかのクリップは観て、今日チェックするんだ。彼らはとてもいいチームだから、ぼくらは試合に勝つために攻撃していかないとね。ぼくらはお互いに6ポインツでグループトップにいる。ぼくらはこのグループに足跡を残したい。とても真剣にこの試合を戦う必要がある。
(AMNとサカのNTコールアップ)まず彼らはぼくのとてもいい友だちなんだ。だからうれしいよ。脱帽だ。アカデミーで一緒に育った仲だし、イングランドのファーストチームに入れたことはアメイズィングな成果だ。彼らにそれができるならぼくだって。あとはただハードワークするだけだ。ぼくの目標はぼくの国のためにプレイし輝くこと。
いまはハードにワークしている。21才で愛するクラブのためにプレイしているんだ。ぼくは生まれてからずっとこのチームをサポートしてきた。だからぼくはあまりがむしゃらになりすぎないように見ようとしてる。ただハードにワークして、ボスを悩ませること。
プレイするときはいつでも、疑問を投げかける必要がある。自分のパフォーマンスでドアをノックしつづける。話をするのはそんなに得意じゃなくて、ピッチで見せたいんだ。
ぼくはこのコンペティションを利用する。だから(アルテタと相手について)話すときはネガティヴにならずポジティヴ。
ぼくは選手たちから学びたいし、毎日トレイニングし競いたい。ミケルにはそう伝えていて、彼はぼくをとてもサポートしてくれている。もしぼくがいいプレイをするならチャンスがあると。ぼくがいまやりたいことはそれだ。
がんばれ!
サリバどうしちゃったんですかね。
正直ガブリエルと共に将来を担ってくれると信じてたので(今でも信じてる)この扱いは腑に落ちないです
ジャカやムスタフィが追う立場。
やっとここまで来たと感慨深いものがある(僕はジャカのファン)。
間違いなく健全だと思う。
こういう競争もアルテタの明確な方向性あってこそだし、「交渉の余地はない」とまで言い切るリーダーシップがあってこそだと思う。
しかしそれでいて、どう呼ばれるか気にしないとか、自分のチームではなく選手次第だとか言うあたりが面白い。
競馬で、騎手はあくまでも「余計な重量物」だから馬の能力を邪魔しないのが一番、と言われるのと似てる感じがした。
騎手がいかに重要かっていう事と、これは矛盾しないらしい。
アルテタ。男前だなあ。
ネルソン、ウィロックはもちろんのことやっぱりペペですかね。一瞬輝いたかと思ったら、急に雑なプレイでがっかりさせる。
得点向上の為には是非一皮剥けてほしいです。
あとはセバですかね。アルテタからどういう指示を受けてるのかはわからないけど、持ち前のテクニックをもっと危険なエリアで見せてほしいな。
予想イレブンはルイスが出場しなければこういった組み合わせも考えられるけど
まあ、やっぱり酷いね
コラシナツとムスタフィとは
マガリャイスで守備がより良くなったように、やはり選手の質は大事で、将来を考えればサリバを使うべきだろうなあ
登録してないとか意味不、片仮名で書くとイミフ