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【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(29/Nov/2020)底なしのバッドフォーム

どうも。この試合はなかったことになんねかなあとしばらく待っていたんだけど、無理だったかー。

またしても。このチームはわれわれファンを心底がっかりさせてくれた。そのがっかりたるや、レコードブレイキング。いろんな記録をつくってくれた。

試合を振り返ろう。

Arteta ‘not worried’ about his future



アルテタの試合後コメント「これが現時点でのわれわれの現実」

試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。

(ダヴィド・ルイスについてと、あの件が選手たちに与えた影響……)

アルテタ:とても緊迫した状況だった。すぐにドクターをフィールドに呼んだ選手たちの反応を見れば、あの衝突はいきなりのことだったから。いいリアクションではなかった。その後にダヴィから聞いたのは、ドクがしっかり検査をして彼が大丈夫だと確認したことだった。

彼はとてもいい反応をしたけれど、ひどい裂傷もあった。ダヴィは続けたがったので彼は続けた。だがハーフタイムには彼を外そうと決めた。ヘディングをしにくそうにしていたから。

ラウル(ヒメネス)については、わたしはとても心配しているし、よくなってくれるよう祈る。とてもナスティに見えたから。ちゃんと復帰できることを願う。

(最近は「一歩進んで二歩下がる」という感じで……)

またフラストレイティングな夜だった。ホームでの敗けは痛い。3試合連続だ。いろいろ理由はあるが、結局はウォルヴズがSoTふたつで2ゴールしたということだ(※訳注:実際はウォルヴズの前半SoTは5)。

こちらがどれだけ相手のペナルティボクスに入れたのかわからないが、どれだけクロスをしても、チャンスや状況をつくっても大して効果的でもなく。ファイナルサードに入れたどんなボールも大したクオリティもなく。確かなことは、試合に敗けなくても勝ててもいなかった。

終盤では、ウォルヴズを相手にあの状況では、ボールを失えばさらされることになる。なぜなら彼らはグレイトなカウンターアタックのチームであるから。それが現時点でのわれわれの現実だ。これが今日のわれわれのレヴェル。

われわれは誰でも倒せるが、誰にでも敗けうる。なぜならマージンがすごく小さいから。得点をもっとするところから始めたい。登るべき山は大きい。

(リーグでのチャンスクリエイティングがワースト4位……)

われわれがトレインできるなら、それはわれわれには時間があるということ。なぜならわれわれは3日ごとにプレイしていて、それが大いに困難になっている。この状況を改善しようとしている。

われわれがクリエイトするかどうかという状況より、われわれがそこでファイナルボールを持ち込めることであり、クリエイトした状況でターゲットを捉えられる回数だ。それは十分じゃない。解決策を見つけるのはわたしの責任だ。選手たちを正しいポジションに置き、うまくやらせる。

(フィニッシュとクリエイティングのどちらがより心配?……)

今日に関しては、われわれのほうがウォルヴズよりももっと多くそういうポジションを取っていたのは間違いない。そしてわれわれは2-1で敗けた。これはたしかにそうだが、クオリティのことでもある。

わたしがあなたの同僚に以前話したように、そういったポジションに入ったときの効率や、そこにいるときの配球のクオリティ、そしてファイナルプロダクト、それはもっと一貫性を持たねばならず、ベターでなければならない。それはわれわれの前にあるタスクだ。

(いまのあなたのポジションについて心配している?……)

わたしがコーチになろうと決めた日も、いつか解任されたり、クラブを自分から去るときが来るということはわかっていた。それがわたしがサインした日かどうか、一ヶ月後か一年後か半年後かはわからないが、わたしはそれを心配したことは一度もないよ。わたしの唯一の懸念は、選手たちのベストを引き出すことであり、クラブにできる最高のサーヴィスを提供し、もっともっとよくなっていくこと。

いつか解任されたり、自分から去る日が来るのはわかっている。だが、それがいつかなんてことはわたしにはわからないね。

(低ポインツ……)

とても心配だ。思えば、ほかのことが起きる可能性はあった。いろいろな違うやり方で試合に敗けているが、結局それはわれわれの敗北であり、それがわれわれの現実だ。あといくつかの試合をしたあと、われわれがテーブルでどこにいるか、どれだけそこにいるのかふさわしいかはっきりとわかるはず。進歩せねばならない。

このクラブにはまったくもって十分なところではなく、劇的にことを変えていく必要がある。

(トマス・パーティの重要性……)

わからない。彼はこれからの数試合でプレイするとは思えない。いまだにたくさんの選手も失っている。われわれはいろいろな問題を抱えているが、それをいい訳にはしたくない。

結局、われわれはいつだって勝利に近づいているし、ここ数試合では結局は敗けてしまった。いまいる選手でもそれは自分たちの手の中にあるんだ。それがわれわれがやらねばならないことであり、変えられないことだ。それはわれわれ次第なんだ。

(トマス・パーティはつぎの何試合かアウトなので?……)

イエス。

(オバメヤンのフォームが心配?……)

われわれ全員がそう思っているはず。なぜならクラブのメインゴールスコアラーがゴールしていないのだから。わたしの最大の懸案は彼がもっとゴールをするにはどうやって助けられるかということ。彼のゴールが必要だからね。

この2年間でクラブにおいてオーバがどれほど重要だったか、ゴールシートをどれだけスクワッドと共有してきたかが、彼の重要性を物語っている。われわれが成功したいのなら、彼にはゴールしてもらわねばならない。

トマス・パーティの軽症(本人的にはもうプレイ可能)を伝えていたのは、パーティ情報ではインサイダーのBell氏こと@TheAFCBellなんだけど、その後にまたセットバックなんかがあったんだろうか。数試合アウトってことはけっこう悪い状態ということか。

思えば、彼がいないのとアーセナルのここ数試合の不調はリンクしてるっちゃしてる。アトレチコではほぼケガなしでプレイしてたらしいが。。呪いがあるんですかねえ。

ウィロックのコメント「いまいいプレイはできていない」

試合後のコメント。オフィシャルサイトより。

JW:いまぼくらはチームとしていいプレイはできていない。

とてもがっかりだ。エミレーツでもほかの場所でも絶対に敗けたくはない。だが、ファーストハーフで十分じゃなかった。

団結してここからすぐにバウンスバックしなければ。クリックが足りないとか、チームに流動性が足りないとかは思わない。

できるだけ早くこれを解決して、戦うべき場所に戻らないと。

なぜこの惨状で、キャプテンでもなければ経験豊富でもないJWがインタヴューに答えねばならぬのか問題。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

10 Comments on “【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(29/Nov/2020)底なしのバッドフォーム

  1. 悲しい試合でしたね。最近はこんなんばっかし。
    それもこれもDAZNがEL やらないからだ。あの爽快な試合を見せずにプレミアの塩試合ばかり見せるからだ。ったく。
    あたしがアーセナルを好きになったのは、正にベンゲルさんの全盛期、アンリが毎シーズン無双してた時代です。どこからでもパスが出て選手が飛び出してきていくつものゴールが生み出されていたころ。当時はユナイテッドとの2強でした。
    時代はかわり、今は簡単な試合がないとゆうより、どのチームも強い。ビッグクラブが選手をとりまくってあぶれた選手を中堅クラブが連れてくるので、そりゃ強いですよね。
    今のアーセナルだって選手はいいはずなのに勝てない。てゆうかオーバメヤンにこんなにボールがわたってないって異常ですね。
    ユナイテッドのハイライト見たら、カバーニすごいなと思いました。大嫌いですけど。
    チェルシーもランパードが来て若い選手の大胆起用に舵を切って、ビッグネーム補強しまくってたのみのケパも外していい感じで強くなって、うらやましいと思ってしまいました。大嫌いですけど。
    ホントならうちがそうなってほしいのに、ベテランとの共存路線を選んだのだから、これで何とかしないと。
    あんな試合でもガビのゴールが決まったときには全グーナーが拳を握ったはず。そんなところをアルテタのチームで何度も見たいですね。

  2. ルイスを4バックで使うのを諦めたほうがいいと思う。
    今シーズンずっとそれを試してるけど、サイドを任せられないからDMFが下がる以外ない。
    残る中盤が2人では、ポケットでボールを受ける可能性は全く感じなかった。

    その意味では、後半のホールディングのほうがずっと良かったと思う。
    危なっかしかったけど、CBにある程度サイドを任せたからCMFは3枚になり、ウィロックが深い位置でボールを受けるケースが増えたと思う。
    まだほとんどはサイドだけど、あの位置で受けられるなら改善はできると思う。

    僕は消極性に関しては、選手の意識の問題だとは思わない。
    距離が遠すぎて通らないから消極的になるのはむしろ正常で、ハイラインでコンパクトにできるか?が問題だと思う。

    僕はそこにリスクを集中すべきだと思うし、ホールディングはそれに値する選手だと思う。
    ギリギリの守備になるだろうし、時々はボロも出るだろうが、ハイラインを目指す限りは僕はホールディングを批判しないつもりでいる。

  3. 「無」です。
    こんな時代もあったねと~と、思い出す事無く深く眠りにつきます。
    目覚めてまだアルテタだったらいいな。
    おやす。

  4. ウィロックがリーズに続いて先発になったのは今のアーセナルに必要な人材だからだけど、今回の試合のように左サイド寄りに固定しちゃうとウィロックの良さが消えちゃう気がする
    彼にはもっとエアポケットに入ってパス。引き出す動きをしてほしい
    そしたらセバージョスももっとパス回しやすくなるんじゃないかな

  5. 今回もオーバCFだった訳なんでオーバは悪くない他の選手が悪いなんて擁護するのはどうかと思いますけど。CFは点さえ取れば良いなんて90年代の話。そんな選手がいると上では勝てない。だから進化した訳で。
    実際、酷いパフォーマンスでした。
    オンザボール、オフザボール、背負った動き全てで。
    要は局面局面で数的不利状態に陥らせてる。
    そしてドルトムント時代ですが近くに2〜3人を相手に出来る選手が居ました、ロイスですね。けどロイスが怪我するとクロップはカウンター全振りで戦ってました。オーバにポゼッションサッカーはできないからです。

    僕はオーバが好きなんじゃなくアーセナルが好きなんでダメでも擁護しまくるオーバ崇拝はキツい。点を取れてない、ラストパスを引き出す動きも出来てない、味方を活かせない、それが俯瞰で冷静に見た現状でのオーバの客観的な評価だと思いますけどね。

  6. アメリカではスペイン語放送でELをやっていて、必ずアーセナル戦は放映されるのでいまは毎週木曜日”だけ”が楽しみです。マンU戦も彼らが負けていたから途中から見たら、あれよあれよ、とカバーニがまさに虎にふさわしいのをぶち込みますし。チェルシーとToTもそれぞれ持ち味を出していたし。たった3か月前は、トップ6相手にどれだけ勝てるかワクワクしていたころが懐かしい。本当にミキがいたらオーバとのホットラインで局面打開できるんだろうな、とか。でも、ここ2年くらいはオーバFCなので、オーバがこうなればさもさりなん、なんですよね。ノーロンでソンフンミン・ベイル・ケーンにぼこぼこにされるイメージしか湧かない。ミケル、あんまり大胆なことしないけど、メンバー相当入れ替えてみてほしいなあ。AMNとネルソン、エンケティア、エルネニー、ESR、ブカヨの方がまだわくわくする。やっぱ3バックっすかね。U字は本当に卒業してほしい。COYG

  7. 私はニュースなどで取り上げられるほど悲観的な試合内容ではなかったと感じています。
    最終ラインからの楔を誰がどこで受けるかと
    サイドからのシュートまでの持っていきかたのところが改善するところぐらいだと思っていて、
    これは出来ている選手もいるし、監督どうこうよりも個人のチーム戦術理解度の部分で改善できる点だと思っています。
    思い切ってエジルを起用するのもアリだと思います。

  8. 個人的に4-3-3については単に4-3-3にすればいいとは思ってませんでした。
    IHにサカやウィリアンやペペとかを使うのであればありという程度。少なくとも1人は。まぁサカかな。それとトーマスを入れてジャカとセバージョスの少なくともどちらかは外すということが必要だと。
    ジャカとセバージョスを同時起用して中盤に置くと機動力のなさで2人残らせざるを得ないような状態だし攻撃への参加も遅い。
    3-4-3はCBも含めたなんならSBやMFも含めた守備の弱さを補うところから始まったようなものだし、それをメンバーもやり方も変えずに元に戻すだけで良くなるわけがない。(いくらガブリエルがいいとはいえ)
    それに3-4-3にする前から攻撃でも苦労してましたしね。なんなら3-4-3にする前の状態はもっと悪かった。
    選手のインテンシティや意識が変わったとは言えそれだけでは・・・という感じ。

    まぁ結果だけを求めるなら3-4-3の方が良かったかもしれないですけど、将来的に4-3-3にするなら今から取り組むというのも良かったのかもしれない。
    4-3-3でのプレスの仕方も全く定まっていない感じでしたし、正直守備でも攻撃でも特に前半はウィロックが迷子になっているくらい何もしてなかったくらいに定まっていない。酷いパフォーマンスするときは3-4-3のときでも大体プレスからして問題がある。4-3-3での戦い方もこれから作っていくという感じでしょうね。

    攻撃でジャカとセバージョスがCBと同じか下手するとCBより下がるのにフラストレーション感じますが、これも瞬間的であればまだ大きな問題ではないんでしょう。でも瞬間的でないので問題というか。パスを出した後もその場に留まるというのも大きな問題に感じます。パスを出した後にその相手を追い越すくらいの走り込みがMFには必要だと。少なくともCMなら。そしてそれがMFに2人もいるというのが問題というか。
    この試合もいい時間帯というのは前に行く意識があったと思います。でもその頻度がまだまだ低い。

    シュート数が少ない件に関して少し思ったのはU字シェイプによってミドルシュートの機会が少ないのも要因じゃないでしょうか?サイドから持ち上がってサイドからPA内へのクロスという形しかない(PA内で高さ的に被りすぎ、攻撃がサイドに寄りすぎ、MFの上がりが遅いもしくはない)。
    シュートの割合にミドルシュートがどれくらいあるものか知らないですが、強豪の試合見ててもファーストシュートはミドルなんていうのはよくあることですし。
    ELの後に書くと取ってつけたような感想に見えて仕方ないですが(苦笑)

    このタイミングで4-3-3にしたのはローテーションの問題という可能性もあったのかとも思ったりもします。特にCBやWBで枚数が足りない可能性があったのかも。AMNがその為にPLで使われないのは勿体なさすぎる気もしますが。
    まぁ4-3-3にしていきたい感じも受けますし4-3-3もこれから良くなっていくことを期待します。

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