フォラリン・バロガンのこれまでとこれから
おなじみAFCユースエキスパートのJorge Birdのブログエントリより一部を要約。
Folarin Balogun signs new Arsenal contract: the story so far and the next steps
バロガンのユースキャリア
バロガンが最初に人々の目に止まったのは、Sunday LeagueのAldersbrookでプレイしていたころ。トッナムのトライアルを受けるが、結局アーセナルに入る。
9歳でアーセナルに来てからは、ヘイル・エンドでよく成長していき、2017年の夏にはスカラシップ契約にサイン。U-18レヴェルではとてつもないインパクトを残す。
アーセナルのU-18では41試合で38ゴールズ。2年前のthe Southern sectionのタイトルに大きく貢献した。また2018年のthe FA Youth Cupのファイナルでもプレイ。
その後、U-23のファーストシーズンはスカラーとしてリヴァプール戦でも得点するなどし、いまはU-23キャプテンをつとめる。48試合で22ゴールズ。
ファーストチームに入るようになってからはELのモルダとダンドークで2ゴールズ。クオリティを見せた。
バロガンの強み
バロガンのゴール前での決定力はつねに彼の強みだが、リンクアッププレイもまたとてもハイスタンダード。
今シーズンのU-23ではかなり成熟したところも見せている。しばしば左ウィングで起用されると毎回チャンスをつくるし、自分がゴールの脅威にもなっていた。
バロガンの今後
彼はまだPLでのデビューとはなっていないが、シーズン終了までにそれがかなりありえそうに見える。
バロガンはプリシーズンを過ごしてから、夏にはファーストチームに正式にプロモートされそうで、さらなるチャンスを得るだろう。
バロガンのナショナルチームについては定かではない。彼はUSとイングランドとナイジェリアでプレイする資格がある。
以上。リスペクト。
しかしこのひとのユース時代の数字も化物語なんだけど、それを云ったらエンケティアもネルソンも化物語だったんだよなあ。ファーストチームで力を発揮することがどれだけ難しいか。
ローンはない?
来シーズンはファーストチームに昇格とあるが、ローンのオプションはないのだろうか。
アーセナルは相変わらず夏のストライカー補強の噂が絶えないが、どちらかといえば、新しいシニアストライカーが来て、バロガンはローンで経験を積むというほうが自然に思えるが。
サードはマルティネリで、彼はCFとウィンガーと兼用というほうがなんだかお得。
本人はファーストチームでプレイすることにこだわっていると、ファブリツィオ・ロマーノは云っていたが、それをクラブは条件として受け入れて合意とあいなったのか。
フォラリン・バロガンのプロファイル
この手のエントリだといつも前後してしまう。
バロガンの基本的なプロファイルをTMから。ところでTMはしばらく前からアクセスすると音声つきの動画が自動で再生されるようになっている。やめてほしい。
Name in home country: Folarin Jerry Balogun
Date of birth: Jul 3, 2001
Place of birth: New York City, New York United States
Age: 19
Height: 1,79 m
Citizenship: England United States
Position: attack – Centre-Forward
Foot: right
Player agent: Elite Project Group Ltd
Outfitter: adidas
MVは€4M。
このひとって、意外に身長がないのだよね。179cm。なんとなくもっと大きいかと。
誕生日が7/3ということは、もうすぐ20才に。
ポジションについては、バード氏も書いていたように、U-23でCFだけではなくウィンガーとしてもプレイしている。
今シーズンはU-23(PL2)でおもにプレイしており、17試合でG9 A3。
U-23のチームについては、今シーズンのPL2では珍しく低迷していて(一時は降格するのかというくらい悪かった※現在は13チーム中で10位)、それがなければバロガンの成績ももっといいものになっていたかもしれない。ご存知のように、アーセナルは今シーズンから、U-23の選手を大量にローンに出しているため、U-18の選手が多くプレイしていることがその原因だと思われる。
バロガンの契約年数は4年
アーセナルからは契約年数は明かされていない?が、バード氏によれば、バロガンのアーセナルとの新契約は2025年夏まで。
既報どおり、ブカヨ・サカと同じく4年契約となるようだ。
ともあれ、これでアーセナルはひとまず、失いたくない選手のひとりと長期契約を結ぶことに成功した。おみごと。
ところで昨日のオーンステインのリポートによれば、アーセナルはいま夏に残り契約が2年となるエミール・スミス・ロウとの契約延長に向けてハードワークをしているようである。
彼がアーセナルとの新契約にサインしたのは2018年。今年の夏に残り契約が2年となるということは2023年までということなので、5年契約だった。
ESRのエイジェントはサカやバロガンらとは違うエイジェント(JORDAN WISE)。タフな交渉にならないことを期待したい。
ということで、フォラリン・バロガン。すごく期待している。
C’mon you FLO!
契約決まったら急に使われだしたりしないかな。純粋なCFとしてはエンケティアより早く結果出しそうな印象もあるけど自分はトップチームでのフルでの試合を見た事ないのでどんな感じか見てみたいです。