試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-2-3-1
バロガン
マルティネリ、ESR、ぺぺ
ジャカ、ロコンガ
KT、マリ、ホワイト、チェンバース
レノ
サブは、サカ(59 バロガン)、ネルソン(71 マルティネリ)、タヴァーレス(81 チェンバース)。
なんと、オバメヤンとラカゼットが試合前に病気(unwell / illness)ということでアウトが発覚。エンケティアはもちろん離脱中なので、ストライカーのファーストチョイスからサードまで不在という緊急事態に。
結局、マルティネリとかぺぺのストライカー起用とかウィリアンのゼロトップとか(笑い)いろいろな憶測があったが、結局フロ・バロガンがスタートに大抜擢。ついに、PLデビューとなった。
PLの本番でいきなり2-3年後のアーセナルが出現したみたいだった。
それと、ルナーソンも病気だったということで、ベンチにはカール・ハインが入った。ハインとオコンコがファーストチームでこれからどういう扱いになるのか、バード氏もわからないようだ。
CMでジャカのパートナーには予想どおりサンビ・ロコンガが。
ホワイト、ロコンガ、タヴァーレスの新戦力3人もPLデビューとなった。
ウィリアンはベンチ外。彼については、前日にソーシャルメディアにトレイニング写真もアップされていたようだが、アルテタは「フィットしていなかった」と不在を説明。ひきつづきちょっとおかしなことになっている。
After the match today I asked Arteta why Willian was not in the squad, he replied: “he was not fit to play”. https://t.co/YqvUYjyPbU
— Joao Castelo-Branco (@j_castelobranco) August 13, 2021
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
このほかも含めて、基本スタッツだけ観るとなぜに試合に敗けているかよくわからないほどアーセナルは優勢に見える。
アーセナルのショッツ22は、昨シーズンをあわせても最多ということ。ただし、それだけの数のショッツを放っていながら、実質的にクリアなチャンスはあまりなかった。SoTのなかでかなり惜しいと思えたのは、ラヤがセイヴしたぺぺのショットくらいか。それでも単体のxGは大したことはない。アーセナルのショッツの平均xGはたったの0.05しかなかったとScott Willis。
Understat.comのxGは、1.89 v 1.02。※OptaのxGは1.4 v 1.2。だいぶ評価が違う。
この試合で気になったのは、ジュエルや空中戦のような、相手との直接ボールの競り合い。試合後のイアン・ライトがインテンシティで負けているとご立腹だったが、そのこともあっただろう。ぼくも同じことを感じた。
ただし、チームまとめてのスタッツを観ると、そこが大きな差にはなっていなかった。
Sky Sportsのデータでは、ブレントフォード v アーセナルで
- ジュエル 50.5% v 49.5%
- エアリアルジュエル 45.9% v 54.1%
- タックル 20 v 9
- タックル成功 60% v 33.3%
となっている。ジュエル自体はあまり差がないが、タックル数はほぼ2倍(成功率も2倍!)と、これまでどおりアグレッシヴ守備をやらないアーセナルの軟弱さを現した数字になっている。
なお、FBrefによると、プレッシャーについても177 v 110と大きな差がついている。タックルやプレスなどのアグレッシヴ守備への消極性は、昨シーズンから全然変わっていない。
ジュエルでは、相手FWとアーセナルのDFの戦いがもっとも注目されただろう。
両チームあわせてもっとも空中戦をやっていて、もっともたくさん勝っているのがアイヴァン・トーニー(7/17)。勝率は41.2%。やはり彼は脅威だった。
彼と対峙したベン・ホワイトは(4/7)で空中勝率は57.1%。数字を観ると、そこまで悪くないが、試合を観ていた感じではトーニーには手を焼いていたように見えた。
Ivan Toney won more duels (12), won more aerial duels (6) and won more fouls (4) than any other player on the pitch during Brentford’s 2-0 win against Arsenal.
Dominating the centre-backs. 😤 pic.twitter.com/hc8CUSBuBY
— Squawka Football (@Squawka) August 13, 2021
Ben White’s Premier League debut for Arsenal:
◉ 45.5% duels won (5/11)
◉ 42.8% aerial duels won (3/7)A tough start. 😩 pic.twitter.com/jctlgBcddn
— Squawka Football (@Squawka) August 13, 2021
Squawkaはベン・ホワイトの空中戦についてもっと悪い評価。
アーセナルでは以前から、フィジカリティ、高さ、スピードのあるオールラウンダーFW/オールアクションFWが求められていると云われていたが、アイヴァン・トーニーはいまのアーセナルにとってわりと理想的なタイプというのがまた皮肉だった。
BTPによるアーセナルのパスマップ。
ジャカとティアニー、ホワイトとチェンバースのパスのやりとりが多い。
ジャカのポジションが高い。
マルティネリとバロガンはほぼ孤立。
おつかれさまでした。
すばらしいコラムでした。
アルテタには本当に期待していたのですけどね、このままだとほんとに全敗もあるんじゃないかと心配です。
まさかアーセナルがプレミアで1番おもしろくないゲームをするチームになるとは。
プレシーズンで出てた二人がどっちも欠場って考えられないし、もう誰を信じたらいいのやら。
トレイラってチームにすら合流してないように見えますが、あんなの許されるのですかね。
ほんとにチームとしてかなり末期なような気がしてなりません。
クラブの幹部に決断できる人はいるのでしょうか。
はやくも次のチェルシー戦が正念場です。
フロントは、売りたい選手は売れず(誰も欲しがらない?)、それどころかある選手については契約の延長まで行おうとしており、未来があって、チームの泣きどころである得点力のあるMFを放出。
監督も、試合が始まれば勢いに押されたとはいえ昇格クラブにいいようにやられ、攻撃は何も進歩せず、頭を抱える。言い訳しないというのは聞こえはいいが、多分本当に見えてないんでしょう。あるいは相当混乱しているか。今いる選手のベストを引き出すと言いながら、特徴に合わないサッカーをさせているように見え、何よりバックパスが目立ち、入れてほしい縦パスも入らない。良かったのはあくまで選手個人のスキルによる打破のみ。プティの興味は知らないがクラブがプレゼンスを失っていってるのを目の当たりにしている感覚。
プレミアではもう誰もアーセナルを恐れないし、勝てると思って挑んでくる。箸休め(立て直し)のELグループリーグももうない。オーデガード来たとしても、それでようやく昨シーズン並み。ポジれるとすると、今のところ昨シーズンのセバなら今のサンビの方が良さそうってことくらいかな。ホワイト(≧ルイス)はまだ分からない。
普通にやれば開幕3連敗はほぼ間違いないので、そこでこの体制に見切りつけて欲しい。引導を渡すのがペップてのも、ロマンあっていいじゃない。
あー…どんどんネガティブになります。
パーティとマガリャンイス、急いでくれーー。。
プレミアはデカい、ツヨい選手の寄せ集め。そこに風穴を開けたアーセン・アーセナル。もう見る影もない。
ゴリゴリな守備固めで止めにくる。それを華麗に破壊していったアーセン・アーセナル。もう見る影もない。
アーセナルを一生フォローすると誓ったはずなのに、揺らいでいる。助けてくれ、誰か、、、
とても共感しています。無敵のアーセナルはアーセン・ヴェンゲルが作ったものであって、アーセナルフットボールクラブが作ったものではないということなのか。そもそもアーセナルはどうすれば強いチームができるのか知らないままに、ただただ彼に導かれ強くなってしまった、そんな風に感じます。アーセナルを応援しなくなってしまうかもしれないと、少しでも想像してしまう自分が恐ろしい… 杞憂であることを祈ります。
レビューお疲れ様です。
ようやく始まったアーセナルライフがいきなりこれとは。
昨シーズンとの違いはジャカのプレイエリアくらいしか感じず。相変わらずのサイドパス連発に乾いた笑いが出ましたよ。
正直オーデガードが来てもほとんど変わらないと思います。だって試合見る限り、中央を使った攻撃よりもひたすらサイドからのクロスだけ練習してそうなんだもの。
このクラブの成長速度より、他の中堅以下のクラブの成長速度の方が圧倒的に速いという現実。選手も監督も纏めて成長しようなんて甘ったれた戯言は通用しませんね。
勝負の年だったはずの昨シーズンがあの内容だった時点で本当は決断すべきだったのかもしれませんね。
更新お疲れ様です。
次戦が不安すぎますね。
トッテナムがシティに勝っているところを見ると、アーセナルは完全に格下になったなあと感じます。サードユニのPVで上品(?)にスパーズを煽ってましたけど、逆に恥ずかしくなってきましたよ。
更新ありがとうございます。
自分が好きだったアーセナルはヴェンゲルボールとあのかっこいいユニフォームであって、クラブではないのかもしれない。
そんな心がのぞいて出てきてしまうようなそんな敗戦。
なんという無力。
選手は規則通りに動くだけで、100%の力が出せていない。
どんな高級選手が来ても一緒でしょう。
創造性、コンビネーション、ケミストリ。
カルチャーを理解していると抜擢されたはずのアルテタが全てを奪い去ってしまったように感じます。
悲しいですが進んでいきましょう。
同意です。僕が好きだったのはアーセナルというクラブでは無くてヴェンゲルがやってたサッカーが好きなんだということに気付かされてきたような気がします。
お疲れ様です。
だいぶアルテタの未来が信じられなくなってきましたね。。
ほんと次のBLDは分水嶺になる気がします。。
一つ確信したのは、アルテタは選手に合わせた戦術を用意するのではなくて、
自分の戦術に選手を当てはめる監督だってこと。
だから、ほんとはだいぶ選手を入れ替えたいんだろうなと思いました。特にGK。。
あんな状態のレノに最後尾からのビルドアップの一翼を担わせるのは
もう諦めるべきと思います。戦術的にも戦略的にもリスクがでかすぎる。
そして一番怖いのは、選手の気持ちがアルテタから離れてしまうこと。
なんとなく既に始まっている気がしてしまいますが。。
アルテタが結果を出してたときは
GKにマルちゃんがいて、カウンターサッカーもやってて、チームにも勢いがあった。
もうシーズンは始まったのだから、早く現実的な落としどころを見つけて欲しい。
できれば選手ファーストで。。COYG
マネジャーのアルテタのみでなく、エドゥ、ベンカテシャムら一蓮托生で進めて来たはずのプロジェクトなのだから、もし近々に処断するべき時が来たなら、トリオで責任を取るんだよね?と念押ししておきたいところです。
そうでないと、また同じ間違いを犯すような…。
でも、その時のジャッジ役はESLで失態演じたあのクロエンケ?…いやいやいや。
一体、何を基準に考えたらよいのやら。
本人たちが一番辛いと思うので、なんとか頑張って欲しいです。
そういえば、主さんの予想順位は何位でしたっけ?
チャンピオンシップの3位で、プレーオフでやっとこさ昇格したチームに完敗。
怪しい得点ではあったけど、内容自体が完敗。
カップ戦でなく、リーグ戦で完敗。
アーセナルって、オバ・ラカ・サカ・パーティ・ガブ がいないと、チャンピオンシップ中位の実力らしい。
この後の2強との試合が怖いです・・・
パーティ、ラカゼット、ウーデゴール、サカ、スミスロウ、ティアニー
昨シーズンのアーセナルのキープレーヤーであり軸
アーセナルは昨シーズン後半戦だけでいったらトップ4に入る勝ち点でキープレーヤーが揃えば全然戦える
キーのうち2人しかスタメンに出てなかった訳で全く悲観的になる必要はないと思うし、狙うのは無敗優勝ですか?いや10敗しようとCL権です
ただウーデゴールか代わりの攻撃的MFを獲れない場合は厳しいでしょうね
言いたいこと、わからんでもないですが、その理論で言うと、非キープレーヤーはブレントフォードに劣ったチャンピオンシップレベル。て、それはダメでしょうに。
苦しい試合でした。しかも言い訳があまり思いつかないという。。
2点目はファウルだとしても、ビルドアップの拙さ、選手の前後の入れ替えやローリングの少なさ、選手感距離の遠さ、裏へも抜け出さない、ランニングも少ない。。攻めの形がない。クロスだけ。
だったらバーンリーみたいにロングボール主体で屈強なFW2枚で攻めよう。
ジャカはスイス代表で強化されて戻ってきた印象。ガナはジャカにしろルイスにしろ、チームとしてのボール運びが拙いので、それを個人でなんとかしようと責任感を持つやつが相手に狙われてイエローとかミスをする、という仕組みが全く変わらない。チーム全体の不具合をワンオペでひっくり返し続ける(そしてミスをしない)なんて奴はいないか、スーパーお高い。それこそBフェルナンデス レベルで。
Uの字アタック、前で待ってますよFW陣もかわらないし、FWでござると前で待ってて、やっとボールが前線に届いたと思ったら、前に相手DF立たれたらバックパス。どうしろっつーんだよ。
ユナイテッドがキャリックなのか戦術コーチの存在を感じるようにUの字を脱出しつつあるのに、ガナがこれとは厳しい。
しかも、選手をほどほど入れ替えている=金使ってる、なのにコレなんだぜ。。
半端につかうのがダメなのかな?でもペペとか頑張ってお金使ったのよね。。
もうアーセナルWayとか言っていないで、ベニテスでもアンチェロッティでもマルセリーノでもトゥヘルでも、良い監督を取るしか無いかな。。足りていないのはそこでしょう。
アッレグリもマルセリーノも決まっちゃったから、今空いてるのは誰だろう。。コンテは高いしなぁ。。ガットゥーゾもアレだし。ロシツキーとか攻めの戦術コーチとかで戻ってきてくれないかね。
あの、EUROでデンマークの監督してた人とかどうかね。ルイス・エンリケとか来ないかな。
監督ガチャ上等!としないと行けないゾーンだと思う。チェルシーもスパーズもそうやってるしね。
ポッターかロジャーズに早めに声かけておきたい所。
本気で、今すぐ立て直したいならコンテだろうなあ
PLも取った実績あるし
あの時のチェルシーも後ろに難があったが、3バック採用で建て直したうえで勝ち切った
イタリア人監督は守備が硬いし、CFに点を取らせる道筋を作るのが上手いからオーバやラカゼットが復活する可能性もある
確かに高いし、フロントに求める要求も大きいが、CL圏まで戻るにはそれくらいの出費は必要だろう
個人的にはサッリがいいが、コンテと喧嘩別れ(多分2年くらいで喧嘩する)した後でいい
僕はジャカのところが一番不満だった。
確かにグラウンダーの精度は高く、KTのクロスが辛うじて上がってたのはジャカがギリギリのコースを抜いてたからだと思う。しかしチームに貢献したのはそれだけで、他は何もしてない。
あれだけサンビがサポートしてるのに、前を向いてボールを受けられるスペースを探そうともしない。ずっとボールの後ろにステイし続けてる。今まで通りのジャカでは勝てないからこそ前目に出てるんじゃないのか?
ホワイトを取って高さを捨てた時点で、リスクを取る戦い方しかないと思う。
ボールを前進させ続けなければ、ホワイト獲得も、このチームも失敗だ。であるのにスペースへ動こうとしない8番。自分にどういう期待がかかってるか分かってるなら、ジャカは自分のプレーを恥じるべきだと思う。
スペースがある方が生きる前線使う割には、リトリートして受けて丁寧にゆっくり繋ごうとしますよね…。後ろのプレス耐性低くて危なっかしい上に前にボールはつけられないし…。
もっと攻めっけのあるラムジーとかカソルラみたいなCHがいてくれたらなあ。そうじゃなければスミスロウサカみたいな降りて運べてスペースを作れるタイプで二列目を選択して欲しい…。
あれだとバロゲン、マルティネッリ、ティアニー、殆どみんなストロングポイント消えてた気がします…
今すぐアルテタを解任すべきかと。
後任はラングニック、テンハーグ、ニコ・コバチ、ファン・ブロンクホルスト、フィリップ・コクーあたりでお願いします。