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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs ニューカッスル(27/Nov/2021)メガクラブ誕生前夜 ※追記あり

アルテタの試合前コメント Part2 ぺぺ、オーバとラカについて語る ※追記

Arseblogがプレスコンファレンスの後半として、オフィシャルサイトで取り上げられていないボスコメントを伝えていた。ふだんだと、このブログでもオフィシャルサイトが載せなかったボスコメントを見つけてもスルーしたりするのだが、今回は内容がわりとファンの関心が高そうなものだったので、フォロウする。

ぺぺについて

(ぺぺはゲイムタイムを得るためにもっとトレイニングでアピールする必要がある?……)

アルテタ:ノー。ニコはとてもわかりやすいクオリティーズを持っている。それを彼が出せるならば、すごいことになる。われわれは一貫性について話しているが、それだけというわけでもない。

ときどきコーチはその日の要求やゲイムプランなどによって、別のクオリティーズも見て決断をする。ニコは、彼がやっていることをつづけてやっていく必要があるし、さらにレヴェルも上げることも。それはわれわれは望んでいることだし、チームにはもっとよくなってもらいたい。

(ぺぺはあなたのシステムに合っているので?……)

ピッチには11人しかいない。もし24人の選手がいれば13人はプレイしない。そして誰が決断をするか? コーチだ。いいトレイニングをしているとかではなく、2-3人あるいは4人のなかから決めること。それだけだ。

(アーセナルはぺぺの金額分の価値を受け取っている?……)

それはこのあとの数シーズンも見ることになる。彼がわれわれの要求に応えることができるかどうか。難しい答えだ。それは彼だけではなく、ほかの選手も同じ。

(ぺぺの契約はまだ数年残っているが、彼はどうなる?……)

まだたくさんある。選手が完全に変わっていくことはよくあることで、シーズン中にだってありえる。完全に違うパフォーマンスをやるようになって、金にまつわることはリセットされる。個人のパフォーマンスであれ、チームとしてのパフォーマンスであれ。選手に金をかければ、CLにいなければいけない。答えることは難しい。

オバメヤンとラカゼット

(オーバはアンフィールドでインパクトを出せず……)

あの週末にはわれわれはチームからもっとほしかった。試合が変わって、あの15-20分の時間帯で苦しんでいたとき、試合はわれわれの手からこぼれていってしまった。個人がどうこうではない。集団だ。

(オーバとラカを一緒に使うために採用している現在のフォーメイションについて……)

違う選手でもそのフォーメイションでプレイできる。もちろん、シェイプもチームも違って見えるのは、彼らがお互いに補完しあうやりかたや、クオリティーズやまとまりが違うから。われわれはひとつかふたつのこと、あるいは選手を変えることができるし、それをいろいろなやりかたで行うこともできる。そこがポジティヴな点だ。

(オーバとラカは互いに刺激し合っている……)

彼らには特別なケミストリがある。ピッチだけじゃなくピッチの外でも見られる。彼らはチームに必要なゴール脅威をもたらしてくれる。われわれには違う攻撃のやりかたもあるし、そこでも危険になれる。いつだってそれを探しているよ。

(彼らのパートナーシップがチームのダイナミックにとり重要になっている……)

それもわれわれにある別の側面だ。最近はそれがうまくいっていて、そして別のやりかたもある。

エディ・ハウとニューカッスルの隆盛

(エディ・ハウはCovidで陽性判定されながらも、ニューカッスルのダグアウトに入ります……)

だからこそレギュレイターズがいる。彼らもしたがうべき手順についてはわかっているはず。わたしも詳細については知らないが、彼がタッチラインにいるのなら、それは必要なすべてのことを経たからだろう。

(それには問題がある?……)

それについては、わたしも詳細について知っておく必要はある。だが、みんなの安全にためにレギュレイターズがいて、あらゆることを確認し承認する。だから、何かが起きているとは思わない。

(ニューカッスルは1月に大きな投資をするはず。これはいいことですか? なぜならリーグのレヴェルがさらに上がってしまう……)

間違いなくレヴェルは上がるだろう。野心を見せるはず。野心があるならば、ふつうクラブはそれを叶えようと決断をする。それでレヴェルが上がっていく。

それはこのリーグの美しさだよ。新しい選手を連れてきて、放送局にPLプロダクトを売ることもしやすくなる。それでここが世界一のリーグでありつづけている。

われわれにはベストなマネジャーがいて、ベストな選手がいて、ベストな施設がある。だから、それもその一部だ。

(ニューカッスルの進歩がアーセナルのチャレンジの難しさを決める……)

そのとおり。要求は高まっていくはず。だから、われわれもよくなっていかねばならない。もっともっと前進するための正しいリソースとアイディアを見つけていかねばならない。

以上

こうしてオフィシャルサイトで伝えられなかった(ないよね?)ボスの会見コメントを見つけるたびに、なぜそれが伝えられなかったのか、つい裏の意図を考えてしまう。ぺぺのことも、アンフィールドでのオバメヤンのことも、ファンの関心は高いはずなのに。

さてぺぺについては、このタイミングでこういう質問が出ることは当然だろう。2019年にクラブレコードの巨額で獲得されてからここまで、ついぞ本領発揮することなく、いまではペッキングオーダーが下がってしまい、スタートできなくなっているのだから。クラブも本人も本意ではない。いまアルテタが彼についてどのように考えているのか、誰もが訊いてみたいはず。

彼はこの1月にニューカッスルやACミランのターゲットになっているという最近の噂もあって、という流れもある。彼のような選手がここでくすぶっていれば移籍の噂が出ないほうがおかしい。

今回のプレス会見での発言かは不明ながら、『Evening Standard』がアルテタのぺぺについてのコメントを伝えている。

アルテタ:(ぺぺにオファーがあればうれしい?)いいや。それについて語るときでもないが。われわれは、ニコが彼の本来のレヴェルでパフォームすることに関心がある。

彼は、わたしがここへ来てからもとてもいいときもあったし、あまりそうでないこともあった。ほかの全員と同じだ。

(10年前にもマンシティがアデバイヨルやナスリといったアーセナルの選手が奪ったように、ニューカッスルも?)わたしは選手は、そこに帰属意識があり、重要だと、重宝されていると思っているならクラブに残るべきだと思っている。そういうときは、ふつうは選手は残りたがるものだ。

選手がどこかほかでのことを考え始めるなら、それは自分の将来に何か違うことが必要だと思うからだろう。金のことではないときもあるし、スポーティング理由のときもある。家族理由もあれば、適応問題もある。さまざまなケイスがあるよ。

ほんとうに1月にニューカッスルがぺぺにいい金額でオファーしたらどうなるか、非常に興味深い。

ぺぺはこの試合でプレイするだろうか。

※追記以上。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

3 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs ニューカッスル(27/Nov/2021)メガクラブ誕生前夜 ※追記あり

  1. お疲れ様です!
    ジャカの復帰が待ち遠しいとのコメントにはニヤリとしてしまいました。笑 あのレジスタ機能、特にフィード力は渇望ですね、、ただそれを発揮できる環境が整うかどうかの問題はありますが。笑
    それはそうと、冨安VSサンマクシマンは超楽しみです!守備が弱い相手ならウーデゴーにも輝いて欲しいですね!
    超強気なアーセナルが見れることを期待してます!COYG!

  2. 冨安がマクシマンと1vs1にならないようにしてほしい。あの選手には二人でも三人でも付けておかないと冨安だけじゃ不安極まりない

  3. サンビのところをAMNにする可能性もあるかなと。僕はサンビにはけっこう同情的だけども、それは別として前節の出来は悪かった。ボールを前進させる姿勢が全くなかったと思う。

    前節の何が悪かったって、ボールを前進させ続ける意志を途中で放棄した事じゃないかと思う。ロッカールームで選手から厳しい言葉が飛び交ったそうだけど、何も悪くなかったはずがない。それに対してチームと個人がどうリアクションするか?

    極論だけどオーバ→エンケティアでもいいと思う。前節のホワイトは一本ドリブルを止められた後はパントしか蹴ってない。なまじオーバにそこそこ高さがあるためにあの体たらくなんだとしたら、そんな高さはいらない。それと純粋に足元だけで見た場合、今のエンケティアなら普通に選択肢に入ると思う。
    とにかく強気に行きましょう。COYG!

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