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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs ニューカッスル(27/Nov/2021)メガクラブ誕生前夜 ※追記あり

ニューカッスルについて

現在PL12試合で6ポインツの単独最下位。これはさすがにひどい。いつの間にかノリッチよりも下回ってしまった。

にもかかわらず、彼らはここまで5位のアーセナル(13)よりもゴールが多い(15)。ニューカッスルが優秀なのか、アーセナルが情けないのか。。ではなぜそこまでポジションが低迷しているのかといえば、得点力はそれなりにあるものの、失点が防げないからだろう。ここまでの失点29は、リーグワースト(タイ)。試合平均で、2.41失点している計算。それじゃあ勝てない。

クラブはヴェテランコーチのスティーヴ・ブルースを解任し、インテリムマネジャーから引き継いだ新任のエディ・ハウは先週にCovidに感染という踏んだり蹴ったり。彼は今回はベンチに入るようだ。

まあドタバタしている。

フォーム

ここまでPLで勝ちなし。6ポインツ=6ドロウズ。というか今シーズンはすべてのコンペティションで勝ちなしという底なし沼。

ただし、PLの直近2試合は敗けておらず、その相手もブライトン(A)とブレントフォード(H)。アーセナルがだいぶ苦戦した相手。あなどれない。

アウェイではD3 L3。ホーム・アウェイで結果にとくに差はなし。

チームニュース

Fabian Schärがダウト。

Head to Head

すべてのコンペティション直近6試合で、アーセナルはニューカッスルに6勝。アグリゲイトスコアは、14 v 0。6戦連続クリンシーツでもある。圧倒的すぎる。

プレス会見でも彼らのエミレーツでの悪い記録について質問が出ているように、彼らのアーセナル相手のアウェイマッチ成績はかなり悪い。彼らが最後にアーセナルで勝ったのは2005年12月のPL(1-0)が最後。2005ということは、プリエミレーツのハイベリー時代であり、つまり彼らはエミレーツで勝ったことがない。初勝利にならないことを祈る。

キープレイヤーズ

アーセナルから移籍したジョー・ウィロックがCMでスタート予想されている。初めて敵としてエミレーツへやってくる。彼のその後を観るのは楽しみ。

が、ここはやはりキープレイヤーは、ASMことアラン・サン・マキシマンを挙げておかねばなるまい。

彼は今シーズンここまでG3 A3と、個人としてもまずまずの結果。フースコのプレヴューでも彼が両チームあわせて最高レイティングである(7.29)、

ASMといえば、もちろんドリブル。今シーズンのその成功率は50%らしいので、基本的な対策はドリブル以前に、まず危険なエリアで彼にボールを持たせないことだろう。

とはいえ、ニューカッスルの平均ポゼッションは39.2%(リーグ19位)で、要するにメインの攻撃はおのずとカウンターになる。大きく開いたスペイスで、ASMがボールを持つことを完全にシャットアウトするのは難しそうだ。

彼は左ウィングでスタート予想。ポジション的には、おもにトミヤスやホワイトと対峙することになる。とくにトミヤスとの1 v 1は見もの。彼にはここでさらに評価を高めてほしい。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)  2-0

Sky Sports (Jones Knows)   1-2

WhoScored.com  1-0

各社まだプレヴューがアップされていない。あとで追記するかもしれない。

BBCとSKYの試合プレヴュー記事がアップデイトされたので追記。みんな順当にアーセナルの勝ちを予想するとおもいきや、Skyのノウズ氏はなんとアーセナルの敗け予想。さすが、Mr.逆張り。

ロウロ:アーセナルは先週末はアンフィールドでかなりうまくやっていた。アルテタがサディオ・マネのチャレンジに抗議して、観客を起こすまでは。それが起きてからはリヴァプールには選手が追加されたみたいだった。そして彼らは正しいときにゴールし、試合を支配、それを終わらせた。

その敗戦によってガナーズの長期の無敗ランは終了。だが、わたしにはここですぐにバウンスバックする彼らの姿が見える。なぜならニューカッスルからすれば彼らにはかなりのクオリティがあるから。

ニューカッスルは先週にブレントフォードと3-3ドロウでオープンにプレイし、それでもなお失点した。

エディ・ハウの下で彼らがより攻撃的にプレイしようとすることは悪いアイディアではない。いまのポジションからしても彼らは試合に勝たねばならないのだから。彼らはあのやりかたで勝てる試合もあるだろう。だがそれはアーセナルではない。

ノウズ:先週のリヴァプールはアーセナルにとっては、重大なリアリティチェックだった。あの4-0という結果は、アルテタのチームがPLにおいて、どれほど彼らがトップ3から離れているかを示した。

土曜はニューカッスルという穏やかな相手が来ることで、マーケットではホームチームが楽に勝つと予想。Sky Betではホームチームの勝利が4/9のオファー。ただし、これは危険なオッズでもある。

わたしは、今シーズンのアルテタのチームについてはとても気に入っている。ヴィラとレスターの前半のパフォーマンスはトップ4のそれだった。だが、彼らは若い。PLのスターティングでもっとも平均年齢の若いチーム。不安定は予想できた。

彼らが安定しない結果を出しているのは当然のこと。わたしはブレントフォード戦で、リフレッシュされてやる気満々だったチームと対戦する試合で、アーセナルには信用がおけない。その試合でも、彼らにはカラム・ウィルソンとサン・マキシマンらのれっきとしたファイナルサードでのクオリティがあった。わたしにはSky Betの11/2という彼らの勝利には、賭ける価値があると思う。

エディ・ハウが来る前、ニューカッスルは直近5試合はP90でショッツは6.5しかなかった。xGは0.57。それが、3-3に終わったブレントフォードでは、トータルでショッツが23、xGは1.76に増えた。コーナーは8つ。相手は今シーズンのPLでももっとも効率のよい守備をするチームだ。

試合のみどころ

リヴァプールとの試合後に、アルテタも選手もみんなが口を揃えて云っていたことがバウンスバックの重要性。

アーセナルのファンにとってこの試合の最大のみどころは、あの敗戦を忘れ、あらためてファインフォームに戻っていけるかどうか。失った自信と継続性をここで取り戻さなければならない。心理的なダメッジを引きずっているような姿を見せれば、われわれファンも大いに不安になってしまう(ファンだけに)。

リヴァプールのあとには、いまのアーセナルについて、ファンのあいだでさまざまな議論があったのを見かけた。そのいくつかのトピックスはこの試合でも注目ポインツになりそうに思う。

  • なかなかチームとしてチャンスがつくれないなか、オーデガードをこの先どう扱うつもりか?
  • サカとぺぺ。サカを優先して、チームはぺぺのゴール脅威を失っている?
  • パーティのフォームが上がらない
  • オバメヤンのフォームは?

等々。

今シーズンもまたアーセナルが攻撃のエッジを欠いているのであれば、やはりどこかに改善や工夫の余地はあるはず。だからこうした議論にもなる。

個人的には、予想スタート11でも書いたように、このあたりでプレイする11人を最近のレギュラーから多少動かしてもいいような気がしている。フレッシュさがほしい。KTとMØ希望。

それと、xGをもちいた議論では、ToTやレスター戦などのようにアーセナルがリードしてから極端に相手に主導権を譲りがちという傾向についても、よく指摘されていた。

スタッツについてはともかく、いまのアーセナルの程度のチームのレヴェルでそのようなことは本来あってはならないはず。そこも、痛い目を見る前に改善すべき点だろう。アーセナルは今シーズンの多くのゴールを前半に奪っており、相手のクオリティを考慮すれば、この試合でも自分たちがリードする展開は十分ありえる。

多少リードしたくらいで手を抜くみたいな小賢しいことは金輪際やめて、90分、野獣のようにプレイせねば。

 

この試合のあとは、12月のいわゆる年末のフェスティヴピリオッドに入っていき、PLは一気に忙しくなる。

アーセナルのことあとの相手は、マンU(A)、エヴァトン(A)、サウサンプトン(H)、ウェストハム(H)、リーズ(A)……と、来年のヨーロッパを狙ううえで、直接のライヴァルとの試合がつづく。したがって、ここでつまづいているわけにはいかないのだ。

ニューカッスルにはこれまで同様に快勝を希望したい。

 

キックオフは、日本時間で11/27(土)21:30。うほ。

今シーズンでいちばん楽しい試合を。COYG!



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

3 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs ニューカッスル(27/Nov/2021)メガクラブ誕生前夜 ※追記あり

  1. お疲れ様です!
    ジャカの復帰が待ち遠しいとのコメントにはニヤリとしてしまいました。笑 あのレジスタ機能、特にフィード力は渇望ですね、、ただそれを発揮できる環境が整うかどうかの問題はありますが。笑
    それはそうと、冨安VSサンマクシマンは超楽しみです!守備が弱い相手ならウーデゴーにも輝いて欲しいですね!
    超強気なアーセナルが見れることを期待してます!COYG!

  2. 冨安がマクシマンと1vs1にならないようにしてほしい。あの選手には二人でも三人でも付けておかないと冨安だけじゃ不安極まりない

  3. サンビのところをAMNにする可能性もあるかなと。僕はサンビにはけっこう同情的だけども、それは別として前節の出来は悪かった。ボールを前進させる姿勢が全くなかったと思う。

    前節の何が悪かったって、ボールを前進させ続ける意志を途中で放棄した事じゃないかと思う。ロッカールームで選手から厳しい言葉が飛び交ったそうだけど、何も悪くなかったはずがない。それに対してチームと個人がどうリアクションするか?

    極論だけどオーバ→エンケティアでもいいと思う。前節のホワイトは一本ドリブルを止められた後はパントしか蹴ってない。なまじオーバにそこそこ高さがあるためにあの体たらくなんだとしたら、そんな高さはいらない。それと純粋に足元だけで見た場合、今のエンケティアなら普通に選択肢に入ると思う。
    とにかく強気に行きましょう。COYG!

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