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【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs ブレントフォード(19/Feb/2022)支配

わたしのMOTMはMØ

AFC公式のファン投票では、ESRがMOTMに選ばれていた。もちろん、サカでもESRでも異論なし。でも個人的には、オーデガードにしたい。彼は際立ってよかった。

もう最近の彼は、ほんとに試合ごとにどんどんよくなっていくように感じる。

とにかくボールを持ったときの落ち着きが尋常じゃない。あの狭いエリアでボールを持って前を向くのはそれほどかんたんじゃないだろうに。ボールコントロールに絶対の自信を持っている証拠。

今回はサカとセドリックと右サイドでの3人のトライアングルがとても効いていて、要はやはりオーデガードだったろう。

サカはボックス内でスルーボールをもらったりと、とくに近くにいるオーデガードの存在にかなり恩恵を受けている。ふたりとも狭いエリアでボールを持てるので、相手にはかなり脅威。

47分のダミーのトリックにはもう声が出たよね。

背後にはサカと彼に張り付いているDFが来ているとわかっていて、ボールを蹴るまねだけしてスルー。すぐにターンしてサカからリターンのパスを受けたら、すぐに前方の空いたスペイスへ……。相手からしてみればこんなに手玉に取られた感覚もなかったろうし、もう自由自在という感じ。最初にセドリックがパスを自分によこしたときから、そのあとの数手先をあらかじめ読んでいたみたいな一連の動きだった。サカともばっちりイメジを共有していたように見えた。アーセナルでこんなしゃれたプレイがまた観られるとは感無量でござる。ありがとうMØ。

またまた疑惑の判定

今回も何度か疑惑っぽい判定が。終わらないねえ。

とくに最初のセドリックのハンボーのやつは、その後のシティToTで、かなり似たようなケイスがペナルティになっていて、アーセナルのファンにはまたしても不公平なジャッジメントに見えたという。

この動画にはないが、ホワイトもボックス内で蹴られていた。

個人的には最後のぺぺのがいちばん怪しかったと感じる。あそこはおおげさに転んでもよかったかもしれない。ずる賢く。ネイマールばりに。

VARではまず最初にどのクラブか観る規則になってんだから、もうしょうがないか。あきらめよう。

アームバンドは誰の手に

試合中にちょっと興味深い場面が。

それは、82分にラカゼットとエンケティアが交代したときに起きた。

ピッチを退くラカゼットからアームバンドを受け取ったエンケティアがジャカにそれを渡そうとするも、なぜか拒否の様子。困ったエンケティアは一度は自分につけて、結局KTに渡した。そのシーンはライヴではTVカメラには写っておらず、DAZN日本でそこを見返してもコメンタリもわかっていないようだった。こういうとき現地でピッチを観ていないコメンタリだと困る。

なぜジャカはアームバンドを拒否したのか? football.londonのひとが解説していた。

Kaya Kaynak:ジャカのキャプテンの件フォロウしておくよ。明らかにしておきたいのは、まずラカはティアニーにアームバンドを渡そうとしていたこと。でもティアニーはスロウをやるところだったので、ラカの声が聞こえなかった。ラカはエディにティアニーに渡すようにとそれを渡された。しかしエディはアルテタからCFポジションを離れるなと云われた。

そこでエディは、ジャカにティアニーにアームバンドを渡してくれるように、それを渡そうとしたが、そのときはちょうどスロウインをやるところで、ジャカはエディにちょっと持っててと云った。

だから、ジャカが責任を放棄したとかそういうのはまったくないし、コミットメントの欠如とかそういうのもない。

ちなみにアルテタも、試合後にこの件に問われて応えていた。

アルテタ:(ジャカがアームバンドを拒否した?)キーランのだったからだよ。(キャプテンの順番は)キーランがつぎにいるから、それが理由。

(エンケティアは間違えた指示を受けた?)グラニトがキーランに渡すようエディに云わなかったのかもしれない。それだけさ。

真相はじつにシンプルだったのだけど、みんなジャカとキャプテンシーのことで変に色めき立ってしまった。

いかにわれらが先入観にとらわれているかがよくわかる事例だったなと。とくにジャカがらみだと。自戒を込めて。

その他試合について

  • ブレントフォードは、アイヴァン・トーニー不在の影響はかなりあったのかも
  • ラカゼットが試合後に「Nice kick about with the boys. ⚽️」とtweet。前回の試合後のトーニーへのアンサーということで79k LIKESで大ウケ
  • ブレントフォードには、ヘイルエンド卒業生のジョッシュ・ダシルヴァもいた。キャリア危機のケガを乗り越えたようでなにより
  • ジャカとともに、この試合のパーティは頼もしかった。ジュエル5/8。空中戦4/4。ショッツも5。そろそろボールをネットに入れてほしい
  • ぺぺは15分。アルテタは本気でぺぺに期待しているなら、彼にはもう少し長く時間を与えてほしい
  • トミヤスとサカ

この試合については以上。

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5 Comments on “【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs ブレントフォード(19/Feb/2022)支配

  1. アーセナルは12節のリヴァプール戦でセットプレー(TAAのフリーキック)から失点しています。PL唯一の無失点はコーナーキックの守備の場面の話で、こちらの記録はまだ続いています。
    今節は終了間際の残念な失点でしたが、今後も堅守を期待しましょう!COYG!

  2. 全試合決勝戦。
    そんな試合で完勝。しかもおれたちの10と7のゴールで。すばらしい。

    マルティネリとスーパートムをどう使うかがポイントですかね。
    次の決勝戦が待ち遠しいです。

  3. お疲れ様です!クリーンシート逃したのは悔しい!笑

    これだけ相手を押し込めればジャカとかセドリックとか守備に不安がある選手も良い面が目立ちますね。セドリックもクロスはトミより上手いと思うのでオフェンス面でもっと違いを出してもらいたいです。
    スミスロウとマルティネッリの競争はプレーのキャラクターがけっこう違うので、こちらも上手く使い分けしてもらいたいところ。CFのサブでエンケティアを使い続けているのはまだ契約延長諦めてないってことなんですかね、、?もうちょっと他のオプションが見たいところですが。
    金曜のウルブズ戦に勝てば、しばらく他チームの成り行きを悠々と見てられると思うので、しっかりきっちり勝ち点置いてってもらいましょう!COYG!

  4. そういやトッテナム戦のシティのトップはBシウバで、ESRをトップにしたような感じだった。もしラカを外すならああいうやり方だと思う。ものすごく高精度のクロスを巻いて足元に落として、スピードで振り切って走り込んだ選手が足で叩き込むという。テクニックとかボールの質はウチでもやれるかも。

    しかしシティのやり方はCFが相手CBを背負わないぶん、しきりと選手がスイッチする事で前を向いてると思う。たぶんあっちのほうが(絶対ミスできないという意味で)難しい。今は「ラカがボールを収めてくれる→2列目が前を向ける」「もし奪われてもラカはマークを外さない→2列目はライン間に動くのを躊躇しない」がワンセットで前提になってるけど、ラカがいなければそれがない。やるとしても来季以降じゃないかなあ。

    あとぺぺが良かったと思う。一か八かのトリックだけじゃなく身体でボールを守ってた。ああいうプレーは今まで少なかったと思う。それこそ来季以降は前線の構想がどうなるか分からないんだし、続けて良いところを見せてほしい。

  5. パスマップの美しさがどれだけ理想的にアーセナルがポゼッションできたかを表してるような気がしてニヤニヤしてしまいます
    でも少し得点できず苦しい中でのESRとサカのスキルフルな得点!ニヤニヤですね!

    守備もパーティ+CBコンビがめちゃくちゃ狩ってくれてましたし、ホント守備の安定ありきでロースコアゲームがモノにできるこの安定感。
    いつぶりでしょうか?こんなチーム(笑)
    最後の失点はモロモロなんか重なってなんでまあ仕方ないかと。

    僕もぺぺの(相変わらず少しずつだけど)進歩を感じまして、ホント2列目は宝石箱状態
    ただラカゼットの替えはホント難しいなあーと。今回も2列目活かすいいプレーでしたし。
    これができて更に得点できる選手って果たしてどの選手なんだろうか。。と改めて思いました。

    シティの○○ムーブもあり、チェルシーの足踏みもあり、ユナイテッドの踏ん張りもありで、いまだヨーロッパ枠争いが厳しいですが、ここ!今季ぜひとも! 期待してます!

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