試合結果予想
BBC Sports (Chris Sutton’s prediction) 2-1
Sky Sports (Jones Knows) 1-1
WhoScored.com 3-1
アーセナルの敗け予想こそないが、クリンシート予想もなし。BBCは今年から予想担当が変わったのかも。
それにしても、Sky Sportsのひとはほんとにいつも逆張り屋をやる。
サットン:あらゆる面でレスターが良くないように観える。彼らはこの夏まだひとりともサインしていない(※32才のGKとサインした)。
彼らはまだかなりいい選手たちがいるが、ボスのブレンダン・ロジャースがこの状況に満足しているとは思えない。ピッチのうえでも、彼らは先週2ゴールズのリードをブレントフォードに追いつかれた。
対照的に、いまアーセナルではすべてがバラ色に観える。彼らのファンは今シーズンに観られるかもしれないものについて、かなりワクワクしている。
わたしもそこに飛び乗りたいわけではない。彼らのバブルはちょっとばかり弾けたところもあったから。だが、わたしはガブリエル・ジェズースがこのチームの攻撃にもたらしているものが好きだ。ホームで、彼らが競り勝つと思う。
ノウズ:オッズによれば、アーセナルの勝率は66.7%。セルハースト・パークでは、とても覚悟のあるところも観せたし、サリバとラムズデイルは目立っていたが、わたしにしてみると、この数字はすこし高すぎるように感じる。
ここ数週間のアンチレスターの言説に対し、わたしは逆らってきたが(わたしは彼らのトップ6フィニッシュを支持している)、だからこそ、彼らはここで結果を出す必要があると感じている。彼らの先週のブレントフォード戦の60分は非常によく観えた。最後の30分のことは忘れたほうがいい。
レスターは、直近13試合で合計23ゴールズ。このなかで、ゴールできなかった試合は1試合しかない。また、昨シーズンの19のアウェイ試合でレスターがゴールできなかったのは、たった2試合しかない。
つまりアーセナルは、パレスと同等かそれ以上の結果が必要になる。
レスターが、去年アウェイで2試合しか得点できなかった試合がないというのは、けっこう驚き。でも、そのうちのひとつはエミレーツでの試合(2022年3月)だったりする。
試合のみどころ
何度も同じことを書いて恐縮だが、ホーム初戦となるこの試合のいちばんのみどころは、アーセナルが本来の実力をどこまで発揮できるか。
近年のどのチームよりも期待できそうなこのチームのポテンシャルの高さは、アーセナルのファンなら誰もが認めるところだろう。だが、パレスでは相手の強さもあって高いレヴェルのパフォーマンスを長い時間で維持することはできなかった。
もちろん、どんなチームもそれは完璧に維持することなど不可能なので、どこまで長く集中力とエナジーを持続できるか、その長さが問題になる。
いまヨーロッパを襲っているという熱波の影響が、どれほどあるのだろう。試合開始は現地15:00だから、たしかにまだ暑そうな時間。これは、試合が始まってみないとわからない。暑すぎてお互いが動けないみたいな試合にはならないでほしい。
エナジーということに関しては、やはり最大の燃料はゴールだろう。マネジャーがどんなに声をからそうが、ゴールに勝る後押しはない。ゴールがもっとも選手たちを焚きつける。今回もできるだけ早い、そしてより多くのゴールが生まれれば、自分たちのやりたいプレイができる時間が増えるに違いない。
チームのみどころは、いくつかポインツがある。
ひとつは、もちろんジェズース。彼が、ピッチを縦横無尽に動き回って周囲の選手と生み出すケミストリはひきつづきこのチームの最大の注目ポイント。今回は初ゴールにも期待したい。
そして、左サイドのジンチェンコ・ジャカ・マルティネリのトライアングル。ここは、いまこのチームのストロングポイントになりつつある。左サイドのオーヴァロードからの攻略は、この試合でも観られるに違いない。とくにジンチェンコ効果を確認したい。
それと、ホワイトがRBでプレイするなら(トミヤスがいきなり復帰するとも思えないので、おそらくそうなると思われる)、彼のRBへのさらなる適応もまた注目しておきたい。
レスターは、ウィンガーのいないシステムなので(3-5-1-1)、パレスのときのようなロングボールからのワイドでの頻繁な1 on 1状況は発生しないかもしれないが、であれば、ホワイトはポゼッション時はRCMとして、よりゲイムメイキングに関与する機会が増えるはず。
アーセナルのキープレイヤーをひとり挙げるなら、ウィリアム・サリバ。ジェイミー・ヴァーディのスピードに乗ったランは、サリバのスピードも大いに試される。
ところで、いまレスターではウェズリー・フォファナの去就も注目されているのはご存知のとおり。レスターはチェルシーからの£70Mのような巨額オファーでも拒否しているとかなんとか。どれだけの高評価か。
彼はこの試合でプレイすると、元CBパートナーのサリバとイングランドの地で対面することに。
いまや、ヨーロッパでも屈指のクオリティCBになってしまった元チームメイトふたりのパフォーマンスは、この試合のみどころになりそうだ。一足先にブレイクしたフォファナに対し、サリバがどのようなプレイを見せるか。
あと、蛇足ながら、ホームサポーターたちの音量も楽しみ。
日本の中継だと、コメンタリに対して現地音のバランスがけっこう小さく感じるのだけど(迫力がない)それでも、アーセナルがいい試合をやればやるだけ、ホームサポーターがノイジーになるはず。去年からアーセナルサポーターのスタンドのノイズはどんどん大きくなっているが、今年はどれだけのものか。
キックオフは、日本時間で本日8月13日(土)23:00。これはさすがに寝過ごさずにすみそうな時間(苦笑)。キックオフまで飲みすぎないように注意しナイト。
では、こよいも勝ちましょうぞ。
COYG!
チャンさんのワクワク感が伝わってきます。
今季のアーセナルには本当に期待しかないです。
あの無敗優勝からその期待は悉く裏切られてきたので耐性はついてますが、今年は本当にやってくれるのではないかと思います。
ヴィエイラ早く観たいですね。
あの肩幅でプレミアの強い当たりに耐えられるのか。
涼しい顔でいなしてスタンドを沸かせて欲しい。
あの悪役顔なのに優しそうな感じがなんともそそります。
Bシウバみたいになる事を期待してます。
今夜も勝ちましょう!