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【マッチレビュー】22/23UEL アーセナル vs ボード/グリムト(6/Oct/2022)順当に勝利

また勝った。

アーセナルが、エミレーツでクリンシートをキープするのは3月以来だとか。勝ってよかったし、失点しないでよかった。

また、アーセナルがシーズンスタートから10試合(全コンペティション)で9勝するのは、クラブ史上3回め。つぎ勝ったら、クラブ史上初。

ミケルの勝率も、アーセナルの歴代マネジャーたちのなかで、いま最高になっているようだ(58.16%)。なんというファインフォーム。

Bodoは思ったよりいいチームで、チューリヒよりは強かったと思う。アーセナルは後半開始後から15分くらいはかなり苦しめられた時間もあった。だが終わってみれば、ホームで順当な結果だったろう。

また、サブではレギュラーチームのウォームアップまでできて、日曜のPLリヴァプール(H)にもちゃんとはずみをつけた。

試合を振り返る。

Arsenal ease to victory over Bodo/Glimt



アルテタの試合後コメント「日曜に向けてサブはうまくいった」

試合直後のボスインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。

アルテタ:とても満足している。今日は難しい相手だった。それは事前にも述べていたことで、みんながそれを目の当たりにしたと思う。

われわれはたくさんの変更を行った。たぶん8人。だから、試合に勝てたことがとてもうれしいし、3ゴールでクリンシートもうれしい。だが、全体的にある時間に、あるつながりがあり、タイミングがあったのを観られたこと。それがピッチ上で必要だった。試合のなかで支配できず、それをわずかに失った時間もあったが。

(エンケティア)エディはつねに準備ができている。彼がプレイするときの数字やスタッツを観るといい。すごい。そして今日もプレイのチャンスを得て、彼はとてもよく観えた。

ヴィエラは、われわれがやりたいことについて日に日に理解が深まっている。守備や組織について、彼には多く取り組んでもらう必要のあることがある。だが、彼には才能とクリエイティヴィティがあり、ファイナルサードではとても危険だ。

(来週には北極圏のステディアムでプレイ)その試合は、また違うコンテキストになるだろう。彼らのホームで、astroturfのピッチだ(※人工芝)。われわれはそれに慣れておらず、すぐに適応せねばならない。

今日の彼らのチームはとてもプレイへの意志があり、とてもいいプレイのパターンもあった。いい選手がいて、とても明快なフィロソフィがある。だから、つぎもタフな試合になるだろう。

試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプト

(自分たちのパフォーマンスをどう評価する?……)

アルテタ:わたしが伝えたことは、毎試合が勝つのが難しい試合ということと。今日はたくさんの変更をして、プレイするに値する選手に時間を与えた。だから、結果にはとても満足している。ゴールが3つにクリンシート。しかし、同時にわたしは、まだチームにはよくなれる部分があることにはとても気づいている。とくにある時間の試合の支配について。

(早くに3人同時サブをやったのはなぜ?……)

何人かは、たくさんの時間プレイはしていなかったので、彼らが疲労してきたのはわかっていた。日曜のために、負荷を与えないようにプレイさせる必要がある選手も何人かいた。それはとてもうまくいったと思う。

(Kjetil Knutsenについて……)※Bodoのマネジャー

昨日述べたように、彼の下でチームがやってきたことを見れば、また彼らのパフォーマンスと結果を見れば、彼には大いに称賛を送るべきだ。彼らが今日ここで観せたプレイがいかに勇敢か。彼らがやりたいプレイをしようとしていた。彼らは難しいチームだ。とてもオーガナイズされている。わたしは彼らが好きだね。

(PLの11人に入っていくために、彼らに必要なつぎのステップはなんでしょう?……)

ほかのみんなと同じ。もっとうまくやりつづけること。個人でも集団でも、まだやるべきことがたくさんある。もっとうまくやる必要があるし、自分たちのスタンダードをできるだけ高くキープする必要がある。つぎのレヴェルへ行くこと。そこは、プレイしていなかった選手だって、なんの違いもない。

(今夜、もっとうまくやれたこととは?……)

われわれはあまりに急ぎすぎた時間があった。十分ジュエルにも勝っていなかった。ボールを奪い返してもそれを上手にマネジしなかった。だから、とてもオープンな試合になり、トランジションがあり。結果を望むなら、試合をもっと上手にマネジしないと。

もっとファイナルサードにボールを入れるために、10-15本のパスをしようとしなかった。われわれは、ファイナルサードではとても効果的で、脅威になっているように観えたが、落ち着きやユニットのなかでのタイミングに関しては、彼らはあまりいっしょにプレイしていないということもあるが、レヴェルがすこし足りていない部分もあった。フットボールではタイミングがすべてだ。

(ファビオ・ヴィエラについてと、われわれは彼についてもっと興奮すべき?……)

イエス。クオリティを観ただろう。彼がボックスの周辺にいるときはいつだってマジな脅威がある。とても賢く、勇敢な選手だ。守備では、まだ彼も足りないところがあるが。なぜなら、ボールポゼッションしていいチーム相手にプレイするときは、オーガナイゼイションがカギになるから。

(ジェズースが入ってからの彼のワークレイト……)

わたしは彼のメンタリティが大好きだ。彼には、どの程度の時間プレイするかは関係ない。いつどこでプレイしようとも。彼はいつでもすべてをもたらす。彼がピッチに入ったときのプレッシングを観ただろう。それがチームに違いをもたらす。彼のエナジーも。もちろん、今日の彼も際立つプレイがあった。3点めを生み出した。

(チーム全体がもつアティチュードを観せた?……)

とくに、彼がそれをやるならだ。彼はこの5年であらゆるものを勝ち取ってきた。ほかのみんながやるべきことを想像してみてほしい。彼を追う。なぜなら、彼はいつも正しいところにいる。

(われわれの最後のELホーム試合は敗けだったからこそ、今晩はうまくいってうれしい……)

それはこのクラブのDNAのなかにある。もちろん、われわれは異なるヨーロピアンな夜にも慣れている。だが、ライトの下でプレイするのはグレイトだ。チームをサポートしてくれる満席のステディアムで。われわれは、そうしたときをあらためてつくっていかねばならない。それはとても特別なものだから。

(過密日程についての不安と、それをどうマネジしていくか……)

当然計画はあるし、自分たちがやりたいことについての理解もある。だが、そこからはフットボールだ。たくさんのコントロールできない状況があり、それがこんなふうにプレイしようか、あんなふうにプレイしようか、決める。この選手を使うか、あの選手を使うか。

今年はかつて誰も経験したことがないようなものになる。ちょっとしたブランクもある。ゆえに、われわれもそれに準備するし、どう選手を守るか。

(エディのパフォーマンスでもっとも喜ばしい部分は?……)

彼がボールをネットに入れたとき。マネジャーなら、それがベストモウメントだ。もちろん、彼のワークレイトやアティチュード、献身はただただすごい。だが、彼はそれを自然と身につけていて、毎回それをやる。

(エディは完璧なセカンドストライカー……)

わたしが云えるのは、チームのなかに彼がいてとてもうれしいということ。彼にはこのチームでプレイするクオリティがある。スターターでもフィニッシャーでもどんな役割でも。われわれみんなが彼のアティチュードとクオリティを愛している。だから、みんな彼がいてくれてうれしい。

(彼のすばらしいゴール記録についてと、彼をチームから外すのが難しくなっているか?……)

そうだ。そしていいことは、今日の彼には2点以上取れた可能性があるということ。グレイトなプレイをした。だが、もっとよくなれる。それが彼のメンタリティだ。それがわれわれが彼を連れていきたい場所だ。この1-2年での彼の成長を見れば、彼にはまだまだ余地がある。

(Bodo/Glimtのチームでもっとも感心したこと……)

彼らが、自分たちのやりたいことについて、いかに明快で勇敢か。彼らはここへ来ても、彼らがホームでもアウェイでもどんな相手だろうと同じプレイをしようとしていた。そして、おそらくはそれはマネジャーのおかげだ。なぜなら、彼らはチームのなかに信念を持っている。とてもとてもよいチーム。

以上

エディ・エンケティアの試合後コメント「自分にできることをやりつづけるだけ」

G1。これでスタートした15試合で12点め。そしてゴールだけじゃない、旺盛なプレッシング。Sky SportsのMOTM。エディの試合後コメント。BT Sports via Arseblog

(勝利について……)

エンケティア:いい勝利だった。ファンの前でのヨーロピアンな夜はナイス。今日は、雰囲気も電撃的にグレイトだったと思う。勝てて、3ポインツでトップに行けたのはナイス。

(ゴールについて……)

イェア。あれはナイスだった。KTのいいストライクがあり、ぼくはただ警戒していただけ。そしたら、ぼくのところに転がってきてチャンスをつかんだ。

(ブレイクのあとはエナジーが減退……)

セカンドハーフはいいスタートだったとは思う。ぼくらがファーストハーフを支配して、セカンドハーフはそれがすこし落ちた。でもまたそのあとは終わりにかけて取り戻していった。

(あのゴールでPLのスタートを勝ち取りたい……)

2ゴールで2勝はいいスタートだ。ぼくは、ただトライして、自分にできることをやりつづけるだけ。これからもプッシュして、ゴールをつづけて、チームを助けたい。

(来週のリターンレグでのBodo/Glimtの脅威……)

タフな試合になるだろう。彼らがやりたいプレイを観て、いつもバックからプレイしたがる。ボールが上手な選手もいるし、ぼくらも何度も困難を強いられた。まずはPL(リヴァプール)に集中しなきゃだけど、そのあともタフな試合だろうね。

(アーセナルのスクワッドデプス……)

重要なことだ。みんなが自分の役割でプレイすることになる。だから、ファイトをつづけ、お互いにプッシュをつづける。そして勝利をつづけられるよう準備しておく。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

2 Comments on “【マッチレビュー】22/23UEL アーセナル vs ボード/グリムト(6/Oct/2022)順当に勝利

  1. エンケティアが第一プレスで後ろを引っ張る姿にちょっと感動。これもジェズスに触発されたのでしょうか。
    決定機を1つふかしてしまったのは残念ですが、やはりプレミアでも見たいと思えるパフォーマンスでした。

    あとは、やっぱりロコンガアンカーはキツイですね…。ライン間で受けても前を向けないのが厳しいし、守備のスプリントも遅い。そもそもジャカと同じく、アンカーより前のポジションが適正なんでしょうが、こればっかりは人がいないから仕方がないですねー。

  2. ほぼサブで臨んだ試合での結果としては、まあまあの結果だったのでは?
    でもターナーからのフィードが・・・
    素晴らしいストップがありましたが、第2キーパーとしては不安ですね。
    ラムズデールがケガしないことを祈るばかりです。
    ネルソンはスタートから見たかったな・・・

    冨安も調子いいみたいですし、日曜のリヴァプール戦が楽しみに待ってます。COYG!

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