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【マッチプレビュー】22/23EPL ブレントフォード vs アーセナル(18/Sep/2022)パーティ復帰なるか?

試合結果予想

BBC Sports (Chris Sutton)  1-1

Sky Sports (Jones Knows)  1-1

WhoScored.com  2-2

なんと3つのドロウ予想。アーセナルは失点するし、ゴールで上回れないと。今シーズンの試合前予想では、もっともアーセナルに悪い結果かも。

ブレントフォードはここまで3つドロウをやり、アーセナルはゼロ。ブレントフォードの試合になると思われているわけだ。

サットン:去年ブレントフォードはPL昇格後、最初の試合でアーセナルに勝ちグレイトなスタートを切った。そして、今回もまたヤバいアトモスフィアになるだろう。

ガナーズは1年前からかなり進歩している。しかし、ビーズもマンUやリーズ戦で観せたように、ほんものの脅威がある。

だから、これはアーセナルにはタフなテストになるだろう。わたしは、ブレントフォードがこの試合で得るものがあるんじゃないかという気がしている。

ノウズ:Sky XXXでは、アーセナルの勝利がオッズ4/5と有利に観られているが、もしかしたら、この試合でガナーズの奇妙なドロウなしのランが終わるかもしれない。アーセナルはPLの最後のドロウから24試合にもなり、これは現在のPLチームでは最長。

ブレントフォードのボールを持たず深く守る作戦は、ボックス外からのショッツを招くことになる。今シーズン、彼らはボックス外からのショッツが38あり、これはそのつぎに多いチームより6も多い。そして、そのうち12はターゲットを捉えている。

マルティネリが左からカットインサイドし、右足で放った遠目のショッツが今シーズンは8ある。そのうち2しかターゲットを捉えていないが、賭けてみる価値はあるかもしれない。

試合のみどころ

これは、たしかにアーセナルにはタフなテストになるだろう。ブレントフォードは今シーズンまだ1試合しか敗けていないのだから、そうかんたんには勝たせてはくれないはず。

そして、この試合はどのような見た目の試合になるのかも、だいたい予想できる。

去年のブレントフォード戦、PLアウェイ・ホームの2試合でアーセナルのポゼッションはそれぞれ65%、66%だった。

基本的に彼らはボールを持ちたがるチームでもないので(ここまでの平均ポゼッションは45.7%でリーグ13位)、今回も喜んでこちらにボールを渡す展開が予想できる。今年のアーセナルのクオリティを考えれば、去年以上にボールを長く持って支配的にプレイする可能性だって十分ある。

彼らが活路を見出すのは、ロングボール&セカンドボール、あるいはカウンター。このあたりは当然アーセナルでも予想されているはずなので、アーセナルのディフェンスラインはこれにいかにうまく対処するかが問われる。そういう意味では、とくにサリーバには注目したい。去年ホワイトとトーニーが注目されたように、今年はそれがサリーバになる。

それと、今年もまた課題になっている「試合を殺す」。この試合も支配的にプレイすればするほど、ゴールが重要になる。チャンスをゴールにコンヴァートすること。

『Sky Sports』のアルテタ独占インタヴューの記事中に貼られていたグラフィック(モメンタムチャート)を引用しよう。

去年のPL初戦のブレントフォード(A)
先日のマンU(A)

ほとんどの時間をわれわれが優勢に試合を進めて(支配して)いるのに、なぜか結果はどちらも敗け。失点している時間帯でも、こちらが優勢だったりする。アーセナルがずっと批判されているチームとしてのナイーヴさ、未成熟さがよくあらわれている典型的な例だろう。パフォーマンスが結果につながらないという。

いくら優勢に試合を進めても、ゴールが決まらなければ意味はない。

この試合に勝つためには、かならずゴールを決めねばならないし、クリンシートをキープできないのなら、かならず相手より多くゴールする必要がある。チャンスを量産して、いいパフォーマンスでしたねで終わってはいけない。敗けない試合ができる相手に対し、ゴールまえでの無慈悲な鉄槌が必要。

この試合のアーセナルのキープレイヤーは、ジェズースとマルティネリで。彼らがチャンスをゴールにコンヴァートしてくれるかどうかで、楽な試合にもなるし、苦しい試合にもなる。

このふたりをキープレイヤーに挙げたのは、先日のArseblog(Tim Stillman)のサカの今シーズンのプレイに関する考察がとても興味深くて、個人的にはサカとジェズース&マルティネリの関係性にも注目したいと思っていたので。

Sak-Attack | Arseblog … an Arsenal blog

くわしくはこちらを読んでいただきたいが、アルテタがサカを右ワイドに張らせているのに対し(ゴールから遠いエリアでのプレイが効果的)、マルティネリとジェズースには、ひんぱんにポジションを入れ替えたりと、右サイドにくらべてかなりプレイの自由を与えているという。左サイドという意味では、ジャカとジンチェンコも同じように、試合中にひんぱんにポジションが入れ替わる。

このあたりも注目して試合を観たい。

 

キックオフは、日本時間9月18日(日)20:00。これはありがたい時間。

勝ってトップをキープ。頼む。

このあとまた長いブレイクなのだから、ここで悪い内容なら2週間引きずらなきゃならなくなる。それだけはお許しいただきたい。

COYG!



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on “【マッチプレビュー】22/23EPL ブレントフォード vs アーセナル(18/Sep/2022)パーティ復帰なるか?

  1. 久々のPL ですね。
    予想は悪い方が気が楽になれます。
    ブレントフォードやブライトンはかなり強いですよね。まぁブライトンは監督が強奪されたわけですが。とゆうかもうこのリーグに明らかな格下とゆうチームはないとゆう。他のリーグがどうかは知りませんが、魔境と言われるのも納得ですね。
    それでも勝ってほしいですね。
    ガブリエウたちのセレソン落選はちょっとどうかと思うんですが、なんでリシャなんとかとか入ってるのにうちの三人がってなってますが、いったんそれは置いといてこの試合でガッツリ活躍してほしい。

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