ヤコブ・キヴィオールの基本プロファイル

TMより。いつも思うけど、TMはほんと仕事が早い。

• 誕生日：Feb 15, 2000
• 出身：Tychy Poland
• 年齢：22
• 身長：1,89 m
• 国籍：Poland
• ポジション：Defender – Centre-Back
• 利き足：left

2月に誕生日。来月には23才。現在のMVは€8m。

身長189cmは、ロブ・ホールディングと同じ。トミヤスより1cm高い。190cm超えのサリバやガブリエルがいるアーセナルのCBのなかでは、いちばん大きいわけではないが、ひとまずサイズは心配ない。

ポーランド人ということで、アーセナルとしては、チェズニー、ファビアンスキ、ビエリクにつづくポリッシュガナー。

ポジションはLCBだけじゃないヴァーサティリティ

キヴィオールのポジションは基本はLCB。

現在ガブリエルがコンスタントにプレイしている左足のセンターバックポジションは、現在のアーセナルのスクワッドデプスのなかではもっとも薄いエリアだったので、今回もスポットオンな補強になった。いくらなんでもビッグガビをずっと使い続けることはできないのだから。

それと、今回のサインで注目ポイントは彼のヴァーサティリティ。CBだけでなく、LB、LCM（DM）としてプレイできるという。というか、セリエAではDMでプレイした試合のほうが多いくらい。

アルテタがアーセナルに来て以降、獲得する選手のプロファイルとしてもっとも重要なのが、この複数ポジションでプレイできるヴァーサティリティ。前も後ろもここ数年でアーセナルに来ている選手のほとんどがこのヴァーサタイルなタイプ。

アーセナルの極薄スクワッドで、タフな状況をなんとか賄えているのも、複数ポジションをカヴァできる選手がいてこそ。複数ポジションでプレイできるということは、周囲の選手についての理解も深いわけで、いいことばかり。

これで、アルテタのチームは左サイドの守備エリアに、さらにヴァーサティリティを加えることになった。

キヴィオールのプレイスタイル？

フィジカリティはもちろん身長からしても期待できるとして、彼はテクニカルなCBという評判がある。ハイライトリールを観ると、落ち着きもかなりある。年齢に似合わない。

Jakub Kiwior. 6’2 CB, rarely deployed as a DM.

Arsenal fans, thoughts? pic.twitter.com/Xjdt4edsNw

— H (@ClockEndH) January 20, 2023

Arseblogが、詳細な選手分析記事をアップしていた。

New signing profile: Jakub Kiwior | Arseblog … an Arsenal blog

ロングボール（ダイアゴナル）が上手などボールプログレッシング。また、ショッツブロックがセリエAで2位など守備も優秀。超弱いSpeziaのDFとして、かなり活躍を観せていて、それが多くのビッグクラブの眼にも止まった。

🙅‍♂️ Only 2 players – Ardian Ismajli and Kim Min-Jae – have blocked more shots than Jakub Kiwior (18) in Serie A this season pic.twitter.com/C72YpA5Mxj

— WhoScored.com (@WhoScored) January 20, 2023

以下は、FBRefのスカウティングデータ（vs CB）。概ね緑色で優秀。

名前の発音？

英国でもあまり馴染みのないポーランド人の人名ということで、名前の発音も各所で話題になっていた。

Yakub Kiwior

ポリッシュ発音では「Key-Vee-Or」のように発音するらしい。ぼくがYouTubeなどで実際の発音を複数ソースで確認したところでは、「キヴィオール」のように聞こえたので、このブログでは今後はそのように表記していくつもり。

Yakubのほうは、あんまり話題にならないが、ほとんどのひと（英国人）は「ヤコブ」のように発音していた。ヤクブにも聞こえるような気がするし、カタカナはどっちにしようか迷ったけど、とりあえずヤコブにしとこう。

ヤコブ・キヴィオール。なんだよキウイ郎じゃなかったのかよ。騙された。

そうそう、もちろん名前にKiwiが入っているので、今後それにちなんだ愛称がつけられそうな予感はある。

r/Gunnerに降臨したポーランドのひとによれば、チームメイツは彼のことを“Kiwi”（キヴィ）と呼んでいるらしい。キウイと呼んでほしい。

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