試合について
ファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
トロサール、エンケティア、サカ
ジャカ、パーティ、ヴィエラ
KT、ガブリエル、ホールディング、トミヤス
ターナー
サブは、サンビ・ロコンガ(46 パーティ)、サリバ(46 ホールディング)、ジンチェンコ(66 KT)、マルティネリ(66 トロサール)、オーデガード(74 サカ)
試合前に伝えられていたように、ESRがスクワッドに含まれず。彼は、手術をした鼠径部とは関係ない大腿に問題があったらしい。彼はなかなかフィットしてくれない。シーズン後半の救世主ではなかったのか。。
チームセレクションでは、アルテタがこんなにロテイションしてきたことには正直驚いた。およそ半分がPLでスターティングに選ばれない非レギュラー。ホームのシティとくらべても、その差は歴然だった。
アルテタは、最初からこの試合もFAカップもあきらめてた? どうだろう。
このセレクションがどういう意図だったのか考えるに、やっぱりチーム全体で士気を維持するためというのが、もっともな理由に思える。ここでプレイしない非レギュラーは、PLはもちろん、ほとんど出番がないわけで。
ただ、アルテタがつねづね、FAカップはクラブの歴史とも縁があるし、非常に重要なコンペティションだと述べていることを考えると、このA’チームを選んだのは、若干ちぐはぐな感じはした。この試合に、本気で勝とうとしているチームのようには観えない。
マッチスタッツ
『BBC Sport』より。
シティはコーナーがゼロ。珍しい。
ボールポゼッションを観ると、後半は50/50とあって、アーセナルが失点後は15分くらいシティが試合を支配していたことを思うと、ちょっと不思議だった。
スタッツからわかることは、全体的にお互いに競っていた試合だったということ。SofaScoreのアタッキングモメンタムでも、両者の攻撃に云うほど明白な差はない。
xGは、0.58 v 0.31。ゴールチャンスに関しては、お互いに低調で、それだけゴールに至るまでの攻防があったということなんだろう。
Man City (0.58) 1-0 (0.31) Arsenal
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) January 27, 2023
ちなみに、アーセナルは後半0.04xGしかチャンスをつくっていないという(ショッツは3)。
今回は、あの63分の失点で、チームが意気消沈してしまったような感覚がある。今シーズンのアーセナルなら、あそこからひっくり返そうと気力を振り絞ろうとするのに、どうにも疲労感が観えたのは気のせいだろうか。最後までプレイしたエンケティアはとくに終わりの20分くらいは、もうプレスにも走れなくなっていた。
ウデゴが何を言ったのか知りませんが、
あのような状況でロコンガが裏抜けについていく(釣られる)のは、
冨安がサイドに開いてガナの2CBのスライドが間に合ってない状況では仕方ないですね。
ハーランドを怖がって2CBをつけっ放しにして冨安も開いているなら
マーク受け渡す味方のいないロコンガはある程度ついていくしかないし、
それでギュンドアンに突っかけるならサリバの役目でしょう。
でもハーランドを怖がり2CBつけてDFラインも上げないからそれも中途半端でできず。
しかしギュンドアンは守備の突っかけを想定してかなり後退した。
警戒して勝手に下がってくるギュンドアンを待ち構えて嵌められなかった悔しさが、
ウデゴにあったのでは?
ロコンガが2人分の守備を出来るわけないしDFリーダーの指示もないので
あれは低いライン含めたDF全体の問題であって、深い意味はないでしょう。
負けたのは残念ですが、これまでの負けとは段違いの内容。
ポジティブな負けだと思います。
残念ながら、ホールディングは無理ですね・・・
退場にならなかったのが救いです。
試合後のジンチェンコとウォーカー&ギュンドアンとの絡みがほのぼの。
ジンチェンコの人柄が分かりますよね。