レアンドロ・トロサールのプロファイル
TMより。もちろん、もうアーセナルの選手として情報が更新されている。現在のMVは€30m。
- 誕生日: Dec 4, 1994
- 出身: Waterschei Belgium
- 年齢: 28
- 身長: 1,72 m
- 国籍: Belgium
- ポジション: Attack – Left Winger
- 利き足: right
- エイジェント: JC Playermanagement-Sports
愛称はレオ?
このひとベルギー人ということは、サンビ・ロコンガはよく知っているのかな。今回の移籍でも彼の名前はあまり出てこないような。
元ブライトンということで、ベンジャミンとはなかよしなようだ。
ナショナルチームは、ユースの各年代に招集されていて、シニア代表では24キャプスで5ゴールを記録している。
アーセナルの長年のターゲットだったトロサール
キャリアはベルギーのGenkユースから始めていて、大きなステップアップはもちろん2019年のブライトン移籍。記録では€15.56mの移籍金だった。
ちなみに、彼はブライトンに移籍する前からアーセナルのターゲットだったという。
ぼくも自分のブログの過去エントリを観たら、やはり2019年に「Genkのトロサール」をウィンガーのターゲッツのひとりとして言及していた。ニコラス・ぺぺを獲得する前。そこは正直忘れてた。
トロサールは、じつに4年ごしで獲得された、アーセナルの長年のターゲットでもあったということ。
もしあのとき、アーセナルがぺぺじゃなくてトロサール(24)を取っていたら、いまごろわれらはどうなっていただろう。€80mで買ったぺぺと当時のトロサールでは移籍金がまったく違うので、資金をほかの選手にも使えただろうから、アーセナルの未来は大きく変わった可能性がある。まだエメリがボスだったかも。
彼の現在までのキャリアについては、アーセナルのオフィシャルサイトでも特集記事がある。
Leandro Trossard: The story so far
日曜のマンU戦に向けてビッグブースト。締切ギリギリの選手登録
すでに伝えられていたように、トロサールとの契約が決まるタイミングによっては、彼は日曜のPLマンU(H)にギリギリ間に合うかもしれないということで、アーセナルはブライトンの交渉成立後も、金曜朝から行っていたメディカルと選手登録をかなりあせったはず。
日曜の試合でプレイするための選手登録は、金曜の正午が期限だったらしいので、メディカルテストの時間を考えるとやっぱりギリギリだったのではないかと思う。
そして、もちろんもろもろの手続きのあとは、あさっての試合のためにすぐにトレイニングへ。いくらPLの経験豊富といえど、新しいチームに慣れるためにもミケルだって少しでも多く彼との時間がほしい。
Day one at The Arsenal ✅
❤️ @LTrossard pic.twitter.com/YQmPz6ERVm
— Arsenal (@Arsenal) January 20, 2023
そういう背景を想像すると、この動画も苦肉の策と思えるものがある。1分近く尺があるのに、本人登場は最後の10秒のワンシーンのみ。きっと、Arsenal Mediaの皆さんも時間ないなかで印象的なヴィデオにするために頭を悩ませた。
North London’s newest arrival. pic.twitter.com/utp1apPmmv
— Arsenal (@Arsenal) January 20, 2023
さあ、これでアーセナルは攻撃のワイルドカードを一枚手に入れた。マンU戦を前に大きなブーストになった。
プランB大成功のジンクス?
さて、トロサール。
どうだろう。みんなワクワクしているかな。
まあでも、多くのファンにとっては夢の補強みたいなものではないこともたしかかなと。そもそも彼はMudrykのプランBだし。
ただ、ここまでのアーセナルはそのプランBでたいそううまくやってきた。結果的にそうなっているというべきか。
ダヴィド・ラヤが、ラムズデイルに。
Jules Koundeが、ベンジャミンに。
ヴラホヴィッチが、ジェズースに。
リサンドロ・マルティネスが、ジンチェンコに。
まあ、ヴラホヴィッチとジェズースなんかは、プランAとかBというと語弊がありそうだが、たしかにあのときヴラホヴィッチを取っていたら、さらにジェズースに行くかどうかはわからなかった。
いまやこの4人に不平不満を云うファンもいまい。取り替えろと云われたって取り替えたくない。
そしてその最新事例が、
Mudrykが、トロサールに。
これは吉兆。
絶対に成功してほしい。
レオよ。アーセナルへようこそ!
おわり
蛇足
これを忘れてた。彼の人となりについて言及されるときに、しばしば「レゴ狂(Lego enthusiast)」みたいな枕詞がついてくる。?と思っていたら、これが元ネタらしい。
Leandro Trossard: ‘What can I do to pass the time? Build a Lego Taj Mahal’
Covidのロックダウンのときに、レゴのタージマハルに熱中していたという。写真を観ると、でかくてウケる。
レゴと云ってもミケルとは関係なかった。
トロサールはチェンさんがちょこちょこ、トロサールで良くね?って言ってた気がする。自分もそう思ってたけど、当時は高くなるだろうなと思ってました。実際フィットするかはわからないけど、今の体制になってからは一見、それどうなの?って思うような契約(ラムズデール獲得やジャカの延長など)もいい方向に行っているので、トロサールも成功すると信じています。