おはやう。
2023冬の移籍ウィンドウ終わりましたな。日本時間で今朝8:00。最後までやきもきさせられたアーセナルの冬ウィンドウをしめくくる補強は、結局チェルシーのJorginho(ジョルジーニョ)だった。有名選手。
デッドラインデイに決まった案件ながら早々にHere we goされて、期限内にアーセナルから加入の発表まで行われ、かなりスムースな取引だったことがうかがえる。
それだけ、ジョルジーニョを売りたい/買いたいという、チェルシーとアーセナルの両者の思惑が合致したということなんだろう。
なにはともあれ、ジョルジーニョ。Welcome to the Arsenal! だ。
アーセナルFCがジョルジーニョの獲得を発表
アーセナルのオフィシャルサイトより。
イタリア代表のジョルジーニョがチェルシーからアーセナルに加入
PLで143試合出場の31才MFが、クラブと代表におけるたっぷりの経験を持ってアーセナルに加入する。
加えて、彼のキャリアにおいてはクラブで500試合近くのプレイ経験があり、5年以上もイタリアNTスクワッドのレギュラーでありつづけている。46試合でプレイしEURO2020を勝ち取っている。
PLのチェルシーに加入してからのジョルジーニョは、UEFA CL、UEFA EL、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップで優勝している。
彼はイタリアのVeronaのユースアカデミーからキャリアを始めた。ファーストチームでは4年を過ごしNapoliに移籍するまでに96試合でプレイ。Napoliでは、2014にCoppa Italia、Supercoppa Italianaで勝ち、4シーズン160試合でプレイした。
ジョルジーニョは、ナンバー20シャツを着ることになる。土曜のエヴァトン戦に向けて、ただちにチームに加わる。
アーセナルの全員で、ジョルジーニョをクラブに歓迎する。
No.20は、ヌーノ・タヴァーレスのナンバーだった。。
えらいひとたちのコメンツ。
エドゥ:ジョルジーニョは、定評あるプロフェッショナルであり、強いメンタリティを持つ選手。われわれのスクワッドにクオリティと経験をもたらしてくれる。
彼は、われわれのプレイのスタイルにフィットする選手だ。また彼はとてもいいときに来てくれた。われわれの勢いを維持するキーポジションで貢献できる。われわれはジョルジーニョをアーセナルに歓迎する。
アルテタ:ジョルジーニョは、インテリジェンス、深いリーダーシップスキルがあり、そしてPLと代表で経験豊富なMFだ。彼は、キャリアのなかでずっと勝ってきた選手でありながら、いまだに渇望があり、そしてここで貢献しようという意志を持っている。
われわれはジョルジーニョとサインできたことにとても満足している。彼と彼の家族をクラブに歓迎する。
ついにアルテタのチームへ。喜びを語るジョルジーニョ「彼は以前にも何度かぼくを取ろうとしてくれていた」
アーセナルでのファーストインタヴュー。オフィシャルサイトより。
(ようこそアーセナルへ。アーセナル加入の感想?……)
ジョルジーニョ:新しいチャレンジにとてもワクワクしてる。正直ピッチに出るのが楽しみだね!
(この24時間はどんなだった?……)
クレイジー(苦笑)。 何もかもが早かった。ぼくもちょっと驚いたけど、このアメイズィングなチャレンジの機会を逃したくなかった。
(この決断にはアルテタの影響はどれほどあった?……)
大きな影響だったよ。だって、彼が以前にも何度かぼくを取ろうとしてくれていたのを知ってたから。でも、いずれも理由があって実現しなかった。ぼくの希望とかではなくてね。だから、もちろん彼の影響は大きい。
(MFでキミがもたらすものは?……)
ぼくのほかのクラブでの時間も含めた経験でチームを助けたい。チームがもっともっと目標を達成できるよう、できることはなんでもやるつもり。それがぼくの狙いだ。
(11月にアーセナルと対戦して、以前との違いはあった?……)※SBでアーセナル1-0勝利
あれはタフだったね。キツかったよ! (アーセナルとは)プリシーズンにフレンドリーもやっていて、今シーズンのアーセナルはすごくよくなるだろうと感じたものだ。だから、スタンフォード・ブリッジでまた対戦したとき、ぼくにはまったく驚きではなかった。
(PLでもっとも若いチームに何をもたらせる?……)
云ったように、ぼくがもたらすのは、ポジティヴなエナジーとハードワーク。それとチームを助ける経験。それが、ぼくがつねにもたらすものさ。
(キミは数カ国語を話す。それは新しいクラブやチームメイツにどれほど役立っている?……)
自分を紹介するのが簡単になるかもしれない。チームメイツにも話しかけやすい。早く馴染めるよ。
(すでにアーセナルと2回対戦して、リンクアップを楽しみにしている選手は?……)
みんなだよ(笑い)。何が起きるか観てみよう。みんなと一緒にワークできるのが楽しみだ。
(紅白のシャツでプレイすることについて……)
重要なシャツだ。アメイズィングなクラブ、大きなクラブのひとつ。とてもとても興奮しているし、ここに来られてうれしい。
(最後にアーセナルのサポーターにメッセージを……)
サポーターのみんな。ぼくは、このクラブをレペゼンするために全力を尽くすということを約束しよう。
さすが落ち着いていて、リラックスした受け答え。百戦錬磨はだてじゃない。
彼がデッドラインデイの慌ただしさを「クレイジー」と表現して、当事者としてさえ「ちょっと驚いた」と述べているのが興味深い。それだけ、アーセナルが彼に向かったのは期限ギリギリで、いきなりだったのだろう。そして、すべてのやりとりを短時間で済ませた。
今回の彼の移籍のスピード感を端的に表しているのが、この動画。かなり笑わせてもらった。
Marc Cucurella’s reaction when we told him Jorginho was joining Arsenal 😱 pic.twitter.com/9j4zIte2Wx
— GOAL (@goal) January 31, 2023
彼のチェルシーのチームメイトであるククレヤ。彼がインタヴューで「チームでもっとも賢い選手(smartest)はジョルジーニョ。100%間違いない」と無邪気に答えると、「彼はもうチェルシーの選手じゃないんじゃ……」の声。そこで初めて知ったとばかりに「え、移籍したの!?」とカメラの前でびっくりするという。素な様子がナイス。
つまり、ジョルジーニョはチームメイツに別れのあいさつをする暇もなかったし、何が起きているのか知られさえしなかった。
エルネニーが当分使えないということでそのリプレイスと考えると良い補強ですね。
代わりに来夏で大量に資金投入する必要があるしその為にも今季2位以上の良い成績を絶対に得る必要があり、
その上でもベターな選択のようです。
この冬の動きの結果を一言でいうと少数精鋭でしょうか。
スカッドの人数はあまり増えていませんが質がかなり上がりました。
特に今季もうスタメンを張れない選手は概ねローンに出せましたね。
おなじテツはふまないとゆうか、昨年と比べたら天と地ほどの差がありますよね。
チームもフロントもグレードアップしてますね。
ジョルジーニョはあたし的に印象がよくないんですよ、ハンドしたのに黙ってたので。
でも彼のキャリアもスキルも間違いなくプラスになりますよ。よく見たらいいヤツそうな顔してるし。
いいteamができましたね。
さぁ後半も応援しましょーCOYG
カイセドは心残りではあるけれど、そもそも交渉の余地がなく、安価なオプションを探す必要があったのなら、ジョルジーニョはとてもいいと思います。ロコンガが死ぬ気で努力すればなれるかもしれない最高到達点。たしかにチェルシーのカオスな状態のなかでフォームを崩していて、それをアーセナルでも引っ張ってしまう可能性はあるっちゃある(直近のチェルシー2試合は良くはないけど、目立って悪くもないという感じだった)。でも、今までを見ていると、出来がチームの状態、監督にかなり左右される選手なので、ひょっとしたらアルテタのもとでさらに良くなることもあるかもしれない。うまくいけばパーティーも安泰じゃない。というかチェルシーはジョルジーニョを出して大丈夫なんですかね。明らかにエンツォを過大評価していると思うけど。心配するようなことではないですが。
ジョルジーニョはアルテタの後継者なのかも。
5年くらいで引退して、10年後くらいに監督。
自分もジョルジーニョの獲得は賛成ですね。
守備の強度と足の速さに問題はありますが、アンカーでのボールプレイの精度、プレス耐性、キック精度はまだ衰えていないと思います。ただ、エルネニーが怪我をしてしまったので中盤で守備の強度を上げられる人がいないのが懸念材料ですね。シーズン後半は今以上に逃げ切りが必要な場面が出てくると思うので、そういった時にコマ不足に陥らないか不安です。
どうでしょう、カウンターが強いチームだと彼のスピード不足が心配、という感じになるんでしょうか。個人的にはジャカがダブルピヴォットしていたとき、ヴァーティカルなパスが出せず後ろに戻すばっかりだったり、あとはあのやらかし、が一番気になっていた(まあ、遅いから追いつこうとしてカード貰うプレーになっちゃうんですが)ので、ヴァーティカルパスが上手く、キープ力があって、何より中盤に落ち着きを与える、という重要な役割があるので、いまは最終ラインでスピードがある選手が多いのでそこがカバーできれば、はまればエルネニーよりもいい中盤のピースになりそう。エバートン戦でデビュー、これありますね。COYG