ジョルジーニョの基本プロファイル
TMより。もちろんTMは更新されている。
- 氏名:Jorge Luiz Frello Filho
- 誕生日:Dec 20, 1991
- 出身:Imbituba Brazil
- 年齢:31
- 身長:1,78 m
- 国籍: Italy Brazil
- ポジション:midfield – Defensive Midfield
- 利き足:right
現在のMVは€35m。チェルシーに加入した後、€65mまで高騰していた時期もある。
ナショナルチームは、イタリアNTで46キャプスのG5。
アーセナルのオフィシャルサイトにある彼のキャリアを紹介したページによると、彼はイタリア人家系のブラジル生まれということで、ガビ・マルティネリの境遇と似たところがある。お互いイタリアとブラジルと、別のNTを選んだ。イタリア/ブラジルは、エドゥも同じだったかも。
彼が話すという多言語については、ポルトガル語(スペイン語)、イタリア語、英語みたいな? アーセナルでは、あとはフランス語ができたらほとんど完璧だったなあ。
華麗なるキャリア
彼のオナーズは、CLやELをはじめ、なんか書ききれないほどあるのである……。個人としても、EURO2020(2021)で「Best midfielder of the competition」を受賞。ついこないだ。
https://www.transfermarkt.co.uk/jorginho/erfolge/spieler/102017
昨日のエントリで「PLウィナー」と書いてしまったけど、彼はチェルシーでPLは取っていなかった。失礼。セリエA(ナポリ)でもリーグタイトルは取っていない。
At the Euros, Jorginho set a record for the most interceptions made at a single tournament (25).
He nearly made one in every part of the pitch. 🔮 pic.twitter.com/m7TXmF7cAd
— Squawka (@Squawka) January 31, 2023
ポジションとプレイスタイル
チェルシーでもイタリアNTでも、ポジションは基本的にはDM。
DMと云ってもいわゆる守備的MFというよりは、DFの前でゲイムメイキングをやる「レジスタ」タイプ。『The Coach’s Voice』のレジスタ解説記事でも、その典型的プレイヤーとして、ピルロとともにジョルジーニョが挙げられている。
The regista: explained – The Coaches’ Voice
このあたりの彼のプレイスタイルについては、たぶんこのブログをいま読んでいるあなたのほうが、ぼくよりもよほど詳しいので割愛しよう。
Arsenal sign Jorginho, who’s been among the best in Europe over the last 365 days when it comes to passing, tackles, and interceptions https://t.co/gC1ry3MGXU pic.twitter.com/HXJVloOfr7
— ⚽ FBref ⚽ (@fbref) January 31, 2023
スタッツ的には、彼は、パス、タックル、インターセプションでかなり優秀な数字を残している。
カイセドとの比較。
👀 Jorginho vs Caicedo
🆚 With Jorginho on the verge of joining Arsenal, see how he compares with their former transfer target Moises Caicedo#DeadlineDay pic.twitter.com/6SS4EvcudA
— WhoScored.com (@WhoScored) January 31, 2023
パーティとの比較。
Jorginho, Chelsea 2019/20 – 2022/23
A bit of a decline in output this season, but then Chelsea have had the same. Could it be systemic? Could it be the player? Could it be both? pic.twitter.com/ltxl28IUrw
— StatsBomb (@StatsBomb) January 31, 2023
チェルシーで今年ここまでは、ややフォームが落ちているように観えるが、チェルシーのチーム自体のせいかも。
Jorginho – Chelsea 2022-2023 Midfield Template, Radar
Honestly its not that bad pic.twitter.com/Uoq5baNe2b
— Scott Willis (@scottjwillis) January 31, 2023
エルネニーが当分使えないということでそのリプレイスと考えると良い補強ですね。
代わりに来夏で大量に資金投入する必要があるしその為にも今季2位以上の良い成績を絶対に得る必要があり、
その上でもベターな選択のようです。
この冬の動きの結果を一言でいうと少数精鋭でしょうか。
スカッドの人数はあまり増えていませんが質がかなり上がりました。
特に今季もうスタメンを張れない選手は概ねローンに出せましたね。
おなじテツはふまないとゆうか、昨年と比べたら天と地ほどの差がありますよね。
チームもフロントもグレードアップしてますね。
ジョルジーニョはあたし的に印象がよくないんですよ、ハンドしたのに黙ってたので。
でも彼のキャリアもスキルも間違いなくプラスになりますよ。よく見たらいいヤツそうな顔してるし。
いいteamができましたね。
さぁ後半も応援しましょーCOYG
カイセドは心残りではあるけれど、そもそも交渉の余地がなく、安価なオプションを探す必要があったのなら、ジョルジーニョはとてもいいと思います。ロコンガが死ぬ気で努力すればなれるかもしれない最高到達点。たしかにチェルシーのカオスな状態のなかでフォームを崩していて、それをアーセナルでも引っ張ってしまう可能性はあるっちゃある(直近のチェルシー2試合は良くはないけど、目立って悪くもないという感じだった)。でも、今までを見ていると、出来がチームの状態、監督にかなり左右される選手なので、ひょっとしたらアルテタのもとでさらに良くなることもあるかもしれない。うまくいけばパーティーも安泰じゃない。というかチェルシーはジョルジーニョを出して大丈夫なんですかね。明らかにエンツォを過大評価していると思うけど。心配するようなことではないですが。
ジョルジーニョはアルテタの後継者なのかも。
5年くらいで引退して、10年後くらいに監督。
自分もジョルジーニョの獲得は賛成ですね。
守備の強度と足の速さに問題はありますが、アンカーでのボールプレイの精度、プレス耐性、キック精度はまだ衰えていないと思います。ただ、エルネニーが怪我をしてしまったので中盤で守備の強度を上げられる人がいないのが懸念材料ですね。シーズン後半は今以上に逃げ切りが必要な場面が出てくると思うので、そういった時にコマ不足に陥らないか不安です。
どうでしょう、カウンターが強いチームだと彼のスピード不足が心配、という感じになるんでしょうか。個人的にはジャカがダブルピヴォットしていたとき、ヴァーティカルなパスが出せず後ろに戻すばっかりだったり、あとはあのやらかし、が一番気になっていた(まあ、遅いから追いつこうとしてカード貰うプレーになっちゃうんですが)ので、ヴァーティカルパスが上手く、キープ力があって、何より中盤に落ち着きを与える、という重要な役割があるので、いまは最終ラインでスピードがある選手が多いのでそこがカバーできれば、はまればエルネニーよりもいい中盤のピースになりそう。エバートン戦でデビュー、これありますね。COYG