ブレントフォードについて
The Bees. ハチのマーク。
PLでは現在21試合消化し33ポインツでなんと6位。来年のヨーロッパが狙えるポジション。チェルシーよりリヴァプールより上。
去年と今年では、個人的には、彼らはブライトンとともにPLの優等生というイメージ。クラブの規模を超える結果を出している。優秀なコーチと、適切なスクワッドビルディングのたまもの。
彼らは、21-22シーズンにクラブ史上で初めてPLに昇格し、13位でフィニッシュ。昇格クラブとして、もちろん予想を上回る結果であり、2年めの今シーズンはさらにそれを上回る勢いである。
アーセナルにとってのブレントフォードは、もちろん昨シーズンの地獄のような3連敗スタートの初戦の相手ということもあり(※彼らにとってはPL初挑戦の初戦だった)、いやなイメージはあるっちゃある。
アイヴァン・トーニーの例のtwも忘れないでおこうか。
ブレントフォードは“ビッグ6キラー”
彼らについては、まずこれを指摘しておかねばなるまい。
今シーズンここまでのいわゆるビッグ6との6試合で、ポッシブル18ポインツのところ、なんと11ポインツを獲得。その内訳は以下。
- マンU(H)4-0
- アーセナル(H)0-3
- チェルシー(H)0-0
- マンシティ(A)1-2
- ToT(H)2-2
- リヴァプール(H)3-1
なんとシーズン前半のビッグ6との対戦では、アーセナルにしか敗けていない。それどころか、シティ、リヴァプール、マンUに勝っている。マンUに4点、リヴァプールに3点。なんてこった。OMFG.
6試合のうち5試合がホームとはいえ、さすがにこんな結果はなかなか出せないんじゃないか。
チェルシーやリヴァプールが、まだ来年のヨーロッパをあきらめていないのなら、現時点でブレントフォードは強力なライヴァルになっている。ちなみにこの3チームは、現時点で8勝で並んでいる。
フォーム
驚きは、対トップチームの成績だけでなし。
現在の彼らは、PLの直近9試合で敗けなしのファインフォームという。PL直近10試合は、W5 D4 L1。なんだか、先週のエヴァトンと逆みたいである。
PLで最後に敗けたのは、去年10月23日のヴィラ(A)。この間、リーグカップとFAカップはどちらも敗退していて、わざとではないだろうが、うまいことPLにリソースを集中させているとも云える。
シーズン全体を通しても、まだ4敗しかしていない。ここまで4敗はシティと同じでリーグ3位タイ。
チームニュース
Pontus Jansson, Thomas Strakosha and Frank Onyekaがアウト。
キープレイヤーズ
筆頭はやっぱりアイヴァン・トーニー。今シーズンPLですでにG13 A3。賭博だいすきっ子。先月くらいにギャンブルでFAから罰を受けるとかなんとか云われていたのは結局どうなったんだろう。いまもプレイしているということは、おとがめなしだったのか。
先週のエヴァトンを思い出すと、やっぱりDCLがターゲットマンとして効いていて、今回トーニーも同じような役割を担うはず。ベン・ホワイトがアーセナルに来たばかりのときは、彼との対戦は空中戦のテストなんて云われていた。
彼の空中戦勝率は43%で、率としてはサリバ(63%)、ガブリエル(49%)より劣るが、あたまで競り合う頻度がかなり多い。彼より空中戦で勝った回数が多い選手は、PLに3人しかいない。
ブレントフォードは、彼をめがけてロングボールを放り込む。彼らは、ゴールキックからショッツにつながった回数が21-22以降でリーグ3位。
カウンターで脅威になるRWのBryan Mbeumoも危険。171cmと小柄ですばしこいタイプ。DFとの駆け引きがうまい。
あとは、CMのChristian Nørgaardに注目しよう。彼は、9月のPLアーセナル戦はプレイしていなかったものの、いまの彼らのチームでは、MFのキーマンだそうで。オーデガードとのマッチアップになる。北欧対決。
Head to Head
アーセナルのW3 Do L1。
過去のブレントフォードとの対戦は4試合(リーグカップを含む)しかない。
前回の対戦
MØがアウトで、ファビオ・ヴィエラがアーセナルでフルデビュー。アルテタが15才のNwaneriをPLデビューさせた試合でもある。アウェイで勝利。
この試合の彼らのロングボールは58。。。