試合結果予想
BBC Sports (Chris Sutton’s prediction) 2-1
Sky Sports (Jones Knows) 3-0
WhoScored.com 2-1
アーセナルはホームですし。
サットン:これは非常に興味深い試合だ。なぜなら、アーセナルは前回のエヴァトンでの敗戦があり、いっぽうブレントフォードのフォームがある。彼らはいまや9試合敗けなしである。
ガナーズは、ブレントフォードのホームで勝った唯一のチームだ。9月のとてもインプレッシヴな3-0勝利。あれは、ミケル・アルテタのチームがタイトルレイスにおいて、初めてほんとうの宣言をした試合だった。
アルテタはエヴァトンの敗戦を払拭するために、今回も似たような結果を得るだろう。来週水曜はマンシティがエミレーツを訪れる。
先週の彼らは、今シーズン初めて観るようなプアなパフォーマンスだった。試合をつかめていなかったし、コントロールもなかった。
アーセナルは、そこから必ずバウンスバックする必要がある。それも簡単ではないが。なぜなら、ブレントフォードはストリート流で、よくオーガナイズされていて、攻撃脅威がある。
ビーズも十分だが、アーセナルが勝つ道をみつける。
ノウズ:アーセナルは、絶対にプロセスを信じなければならない。彼らは今シーズンのPLで9試合中8試合で勝っている。ポインツを落としたのはニューカッスル戦の0-0だけ。もし彼らがいつものインテンシティでプレイするなら、彼らを不利と観る理由はない。
ブレントフォードは、ボールを持っていないときに深く守ろうとすると、今度はボックス外からのショッツにさらされることになる。彼らは今シーズン、ボックス外から143ものショッツを喫していて、そのうち50がターゲットを捉えているのはPLで最多である。
トマス・パーティは今シーズン、ボックス外から13のショッツを放っていて、そのうちのふたつがゴール。トトナムとノッティンガム・フォレスト。
試合のみどころ
これまでの対戦を考えても、だいたい想像したような試合になりそうに思える。
誰かが云っていたのは、どちらがリードするかでだいぶその後の試合展開が変わりそうだということ。アーセナルがリードすれば、その後も自信をもって支配的にプレイする。ブレントフォードがリードするようなら、アーセナルはゴールするためにより前係りになって、ブレントフォードはさらなるカウンターのチャンスが訪れると。
アーセナルは、自分たちがコントロールして試合を進めたいなら、かならず先にゴールしなければいけない。
ところで今回の試合は、プレヴューとして、メディアで戦術分析をよく見かけている。
それはつまり、アーセナルとブレントフォードにはわりとクリアな戦術があり、またアーセナルが先週エヴァトンにああいうふうに敗けたので、ある種の戦術を不得手にしていることが露呈したことも理由かもしれない。戦術分析のしがいがある試合。
アーセナルはもちろん今回も戦いかたを変えないだろうから、基本的にはハイプレス/ハイラインでプレイするだろう。
そしてブレントフォードは、ハイプレスを受ければ、躊躇なくダヴィド・ラヤがロングボールを蹴りそう。そこで高いディフェンシヴラインでの攻防がある。このようなシーンが何度も観られるかもしれない。ロングボールのファーストタッチをサリバやガブリエルが競り負け、トーニーの頭からMbeumoみたいにつなげられてしまうと、まさに相手の思うツボ。
相手のFWとこちらのDFの、ロングボールをめぐるバトルは注目しよう。
それと、彼らのカウンターに対する備えも。ここもサリバ・ガブリエル・ホワイトが活躍するべきところ。
あとは、個人的にはジャカの左8にも注目したいと思っている。
今週アーセナル界隈でマルティネリの調子が上がらないのは、ジェズース不在のせいではないかという議論があった。彼がいないために、マルティネリもジャカもいまいちワークしていないと。数字も多少落ちているとか。
そこで、ジャカをたとえばトロサール、あるいはヴィエラに変えることで改善できることがあるんじゃないかという。これはけっこう興味深いと思う。
アルテタがレギュラーチームを変えるとは思えないが、試合中に、トロサールをLWではなく、左8に入れるみたいなことをやったらどうなるか。彼のようなボールを持って個人でも打開できる選手があのポジションにいたら、相手はかなりイヤなはず。彼に相手DFが集中すれば、マルティネリも活きそう。トロサールがそこで輝くなら、新境地かもしれない。新加入で新境地もなにもないが。。
キックオフは、日本時間で今日2月11日(土曜)24:00。厳密には明日の0:00か。とにかく今日の夜。
つぎはPLシティ(H)だし、この試合はかなり重要。勝とう。
COYG!