これはダズ~ン。
ホームでだいぶ苦しみながら試合が進み、65分にとうとうサカ→トロサールで決めた!と喜んだのもつかの間。10分もたたずに、セットピースから失点。しかも、またVARの誤審もあったって? 貴重な2ポインツが。
ため息がでちゃう。シーズン前半は完璧に近いフォームで進めてきたというのに、PLはこの2試合で5ポインツも失っている。
おかげで水曜のPLシティ(H)が、これまでになく重要になってしまった。しかも、このフォーム。先々週にFAカップで敗けたときは、まだこの試合が楽しみだと感じていたのに。
試合を振り返ろう。
Trossard scores but Toney dents Arsenal title bid
アルテタの試合後コメント「あれはオフサイド」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFCオフィシャルサイトのトランスクリプトより。
アルテタ:(トロサールのゴール)あれが、われわれが毎日トレイニングで観ているものだ。思うに、この試合で彼のした貢献は、彼のプレイ時間を考えれば、とてもいいものだ。そして素晴らしいことは、ああいうなにか起こしてくれそうな、途中から使える選手がチームにいること。ああいう試合でも、彼はボールをもらい向かっていくという、大いに勇敢さをもたらしてくれた。
(フラストレイション?)イエス。なぜなら3ポインツがほしかったから。われわれは、あのスーパー深く、たくさんの選手がライン上でコミットしているような相手に、前へ進んでいきゴールするというもっとも難しいことをやった。あのあとは、しばらくそれをつづけて試合を支配し、2点めを取らねばならなかった。
あの時間、われわれは残念で不必要なフリーキックを与えた。すくなくともセットプレイはいらなかった。彼らのプレイは、すべてがセットプレイだ。そうなれば、必要なことはできるだけ効果的になれるようなルールの原則に則ることだった。
(つぎのマンシティ)このリーグでは、すぐに動かねばならない。今日はたくさんいいことを行った。そして、もっと進歩させるべき、もっとよくやるべきところもある。だが、シティはまったく違う試合になる。
われわれはつぎの頁をめくらねば。みんなについてきてと頼まないと。なぜなら、彼らが必要になるから。水曜には、すごい雰囲気をつくってもらわねばならなくなる。
試合後のプレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(ブレントフォードのゴールはオフサイドだと思っている?……)
アルテタ:イエス。わたしはそれを観直した。あれはオフサイドだよ。そうなってしまったが、おそらく彼らは今週末には説明をすることになるはず。
今日は、われわれは何も得られなかった。あのイメジを観れば、守備ではルールを適用せねばならないし、ルールに則って行う必要がある。だが突然に違うルールが適用され、原則を変えさせられる。
それは事前に伝えてもらいたい。なぜなら、であれば、あんなに高いラインはやらないでおかないと、相手にブロックされたらアドヴァンテッジにされる。
(ブレントフォードのゴールでどの部分がオフサイドだったと考えている?……)
オフサイドの選手にブロックされたところだ。オフサイドの選手はブロックできない。
(あのゴールの最後のアクションにはオフサイドはあった?……)
そう思うが、そこはカメラ、映像、実際のアクションを観ればいい。しらんけど。もう遅い。ゴールは認められたのだ。われわれは2ポインツを失った。
(ブレントフォードのゴールにはふたつのオフサイドがあったと思っている?……)
わたしはふたつめはわからないと云っている。なぜなら、彼らがしているように、カメラでそれを観なければならないから。それはもう無意味だ。済んだこと。
(PLに申し立てるつもりがある?……)
イエス。われわれはつねに彼らと評価を行っている。われわれは自分たちの観たものと観点を与える。だが、遅い。遅すぎる。
(時間稼ぎのためにブレントフォードは「ルールを曲げた」?……)
どのチームもやろうとすることで、それも時間の一部。
(チームのフラストレイティングなパフォーマンスについて……)
わたしは、対戦するにはとてもトリッキーなチームを相手に、とても力強いパフォーマンスだったと思う。彼らが観せたものは、とても称賛できる。彼らがトップチームから得ている結果は偶然ではないのだから。だが、わたしはこちらもたくさんのことをやったと思っている。
われわれはかなり主張をし、ゴールするためにより難しいことをやった。だから、何が起き、どう起きたか、それはフラストレイティングだ。しかし、これがPL。
(全然ローテイションしないのでチームが疲れてきている?……)
何人かの選手、とくに敗けたとき、われわれはつねにそれも考えている。だが、そうした質問があるのは、いつもポインツ落としたときだ。
わたしは、選手たちがやろうとしていること、どれだけやりたがっているかについて、フェアでいることを光栄に思っている。いまいる選手たちで、リソースを最大化しようとしている。ここまではとてもよくやっている。
(アーセナル戦でディープブロックをやるチームについて……)
イェア、でもそれはブレントフォードのアウェイでもそうだったし、フラム、サウサンプトン、ほかのたくさんのチームがそれをやって、われわれはここで倒してきた。とくに目新しいことではない。われわれは、どのチームについても、どのようにプレイするかわかっている。あれが彼らのやろうとしていること。
(直近3試合でセットピースから失点していて、チームの脆弱性に心配がある?……)
もちろん。わたしはすべてのエリアを改善したいし、それにわれわれはセットピース守備に関してはリーグでベスト3位だ。われわれはベストになりたい。だから、今日はそのことを明らかにした。なにもないところからセットピースをいきなりふたつつくるチームを相手に。それが彼らの強みであり、彼らのやること。
われわれは彼らをとてもうまくコントロールしたが、(失点した)あのときもこちらがコントロールしていたと思う。なぜなら、彼らをオフサイドにしたかったから。しかしそうならなかった。それがポインツを支払うことになれば、いつだって不運なものだ。このリーグでセットピースはどでかい。それは間違いない。
(今シーズン、2試合連続で勝てなかったのは初めて……)
イエス。できるだけ早く勝ちたいし、今日は勝ちたかった。連続で試合に勝つということが、どれだけ難しいか。テーブルを観たとき、どれだけのポインツかを観たとき、理由がある。だから、試合においてはすべての部分でエクセレントでなければならないし、ある決断がうまくいかねばならない。たくさんのことがある。
(水曜にマンシティとの試合というスケジュールについて……)
スケジュール? まず、明日はトレインし、リカヴァし、試合をレヴューする。どこを改善できて、どこをつづけるか。もちろん、マンシティのこともレヴューするし、月曜には試合の準備を始める。
(その試合までに、メンタリティ面のトレイニングは行う?……)
ベストでいなければならない。ブレントフォードでもそれはまったく同じだ。選手たちがトライするやりかたは問題ではない。わたしは、彼らのボディラングウェッジを観ている。彼らの意図、どれだけ欲しているか。そして2ポインツ失ったときのリアクション。その失いかた。彼らは素晴らしい状態だ。
(水曜の試合がより重要になった?……)
どの試合も重要。この2ヶ月はずっとそうだったし、今日もとても大きな試合だった。ビッグゲイムだった。われわれがこんなに失望しているのは、どれだけ3ポインツをほしがっていたかということ。
(今日の雰囲気にはかなり緊迫感があった?……)
今日のステディアムは弾んでいたと思う。彼らはすごくチームに寄り添っていた。彼らはチームにとってベストなものをほしがっていた。だが、彼らはわれわれが失点してもほんとうにサポーティヴで、今日はこれ以上望めないというほどの反応だった。
(マルティネリのパフォーマンスが落ちている?……)
わたしは、どの選手にも自分の時間があると考えている。ガビに替えてレオを入れたのは、レオがああいうスペイスでとてもいいから。彼はとても落ち着いていて、コンスタントにフェイクの動きを入れていた。前向きにプレイしていた。彼はボールがどこへ落ちていくかを嗅ぎつけることができる。今日は彼を入れる選択が正しいとわれわれは信じたのだ。
以上
レアンドロ・トロサールの試合後コメント「受け入れがたい」
アーセナルで初ゴール。素晴らしい記憶になるとおもいきや。AFCオフィシャルサイトより。
(結果について……)
トロサール:ぼくらは、概ねいいプレイをしていたと思う。ファーストハーフに相手にいくつかチャンスがあったが、セカンドハーフにはぼくらがもっと試合に入っていった。もちろん、ゴールもあったし、そのあとにイコライザーを決められたのは、受け入れるのがつらい。
(ゴールについて……)
イエス。Bがボールを持っているのが観えたので、バックポストにいなければと思った。あれは完璧なクロスで、幸運にもぼくがゴールできた。リードできたことは完璧。完璧な時間だったと思う。だが、云ったように、ゴールはナイスだったけど、勝てたらもっとナイスだった。
(機会を逸した?……)
もしリードしているなら、とくに相手がなにをしたいかわかっているなら、それはいつだってチャンスを逃したということ。ぼくらは、彼らのゲイムプランをわかっていて、セットピースでも強いし、ああして失点した。
ぼくらは顔を上げていかなきゃいけない。水曜にも試合がある。幸運にもそれはすぐ来るので、また向かっていける。
(水曜の試合について……)
もちろん、もっといい結果を得られたのにそうなっていなければ、あるいはドロウや敗けなら、数日のうちにすぐに試合が来るのはナイスなことだ。なにが起きようとも、みんな準備はしていく。
多分今季一番勝つの難しい相手だったけど、アーセナルのパフォーマンスはそこそこ良かったと思います。まったく乱れないブレントフォードの5バックをなんとか崩そうという創意工夫もあった。ホワイトのオーバーラップの頻度を増やしたりとか。結果からしてアルテタは改善点を探すだろうし、スタメンを多少変えるのもアリだけど、むしろ重要なのは自分たちのコンセプトが間違ってないと改めて示すことだと思う。まぁホントは勝ててわけだし。