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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(3/Sep/2023)パーティがケガで離脱?

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  2-1

Sky Sports (Jones Knows)  2-1

WhoScored.com  2-1

今回も3者ともアーセナル優勢の予想。ただし、ホームで失点は免れないと観られているのも同じ。

Chris Sutton:両チームとも、パフォーマンスの面ではまだ期待外れだと思う。アーセナルは7/9、マンUは6/9ポインツを取っているけれど。

アルテタがやっていることは、いくじり過ぎのきらいがあるし、それが理にかなっているかどうか。マンUは単純にまだスパークしていない。彼らは、どうにかフォレストを倒したが、それも疑わしいペナルティでだった。

エミレーツステイディアムでのアーセナル。これはシーズンのキックスタートになる。わたしは、彼らがマンUに勝つと思うが、楽勝とはいかないと思う。

Jones Knows:ゴールに関しては、アーセナルのホームではPLの直近21試合で平均4.11生まれており、そのうちの15試合でどちらのチームもゴールしている。

アーセナルとマンUの歴史的なライヴァル関係のいくつかを観れば、Marcus Rashfordがカウンターアタックでアーセナルに問題を起こすことになりそう。彼は昨シーズンのアーセナル戦での5ゴールのうちの4ゴールに貢献している。

試合のみどころ

マンUはアウェイフォームが劣悪(PLの直近11のアウェイ試合でたった3勝。6敗)、アーセナルはホームフォームが劣悪(PLの直近21のホーム試合でたった4つのクリンシーツ)ということで、今回はその環境でどちらがより悪いかを競うような面もある。ストロングポイントではなくウィークポイントで競うなんて、かつてはリーグの2強だったのも、いまは昔という感じがする。

とはいえ、アーセナルは近年にないほど進歩しているところを今回も見せるべきだろう。シーズンがスタートしてからの3試合は、決して自分たちの思い通りにはなっていないが、この試合で結果を出せば、どんなほかの試合よりもチームには自信になりうる。これからの2週間のIBを前にして、いいムードで試合を終えたい。

戦術的な面では、今回はパーティがいないことで、図らずもアルテタはよりシンプルな思考回路で試合にのぞめるのではないだろうか。

パーティのRBやビッグガビを急に使わなくなった「実験」と同じように、最近のアーセナル界隈で取りざたされていたアルテタにまつわるワードは“overthinking”で、彼はやっぱりいろいろと考えすぎなんじゃないかと世間で思われている。それによって、不必要なコンフリクトを起こし、チームの本来の実力を発揮できないでいる。みたいな。試合予想でBBCのクリス・サットンはアルテタの戦術について「いじくりすぎ」(tinkering too much)と述べたが、それも同じ意味だろう。

もっとも、選手は去年とは違うので、戦術的に以前に回帰したところで必ずうまくいくとは限らない。ハヴァーツやライスが、それによってどうなるか興味深いところだ。とくに、あきらかなマンUのストロングポイントであるカウンターアタックにどう対応するか。ライスは単独6でプレイするなら、ポジショニングはこれまで以上に気を使うことになる。

それと、彼らが今シーズンからとくに積極的だというハイプレス。アーセナルのバックラインはプレス耐性の見せ所だし、GKがロングボールを選択する場面も多いかもしれない。そこでは、ラムズデイルのパスの正確さやハヴァーツの高さを生かしたプレイに注目。幸いにもマンUには低身長のCBがいるので、そのギャップは狙い所ではある。

ここまでのPL3試合では、アーセナルは圧倒的にボールを持つことが多く、後ろの選手たちのプレス耐性がテストされる時間はあまりなかった。

アーセナルがインテンスなハイプレッシングにどう向き合うのか。バックからのプレイもGKからのロングパスも自由自在で、相手が予測不可能だというのなら、それを観せてもらおうじゃないか。楽しみ。

 

この夏のアメリカでの彼らとのプリシーズンフレンドリーのことを思い出すと(2-0でアーセナルの敗け:マッチレヴュー)、彼らはフレンドリーにもかかわらずアグレッシヴでフィジカルな勝負をしかけてきた。より本気度が高かった。

今回はもちろん、PL試合という本番中の本番だからお互いに本気度はマックスなのは間違いないとして、重要なことはアーセナルのチームは気持ちのうえで絶対に相手に負けないことだろう。ホームアドヴァンテッジをつかって、がつがつぶつかってプレイしないと。

アーセナルのこの夏の補強テーマのひとつは、ライスやハヴァーツに観られるように、あきらかにフィジカリティだった。PLスタンダードで通用する十分な体格があって、1 v 1のデュエルで負けない身体的な強さ。アーセナルがネクストステップに進むためにも必要だったもの。それをこういう試合でこそ発揮してほしいと思う。

アーセナルとマンUとの試合ってのは歴史的にそういうものなんでしょう? ヘッドバットでもカンフーキックでもなんでもお見舞いするくらいの殺意でプレイすべし。そして、8点ぶっこめ。

 

キックオフは、日本時間で9月4日(月)0:30。今晩。

マンUには絶対に絶対に勝とう。

COYG!



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2 Comments on “【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(3/Sep/2023)パーティがケガで離脱?

  1. >>わたしが保証できるのは、結果ドリヴンだということ。ベストな例はブライトン。デイヴィッドは難しいときを過ごし批判もされてきた。しかし彼はそこで勝っている。30分で13のパス? 彼は勝って、アンチメソッドになった。それは素晴らしい。それがこの見方だ。(※訳注:ブライトン? ミケルが大好きなデイヴィッドというのはやっぱりモイーズのこと? だとするとウェスト・ハムをブライトンと云い間違えたのかも。それかこちらの訳でなにか勘違いしたか)

    モイーズのハムがブライトン相手に勝った前節の試合のことを言ってるんじゃないですかね?
    ポゼッション率がクソ低く、アンチフットボール的なカウンター戦術でも、モアーズ&ハムはブライトンに勝っただろ?って話かと。

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