フレンドリーでもこのチームが敗けるのを観るのはつらかった。あの82kの観客の前で。試合結果に関係なく行われたペナルティシュートアウトでも敗けた。。
が、試合からしばらく時間がたって、いろいろと学びも多かったんじゃないかと冷静に考えられるようにもなった。われらは新しいチームになっているし、アルテタもまだいろいろなことを試していることを考えれば、結果に過剰反応する必要はない。
ざっくりと試合を振り返ろう。
Man Utd beat Arsenal in US friendly
アルテタの試合後コメント「(ハヴァーツ、ライス、オーデガードの3MF)時間はかかる」
試合後に行われた会見。AFCオフィシャルサイトより。
(試合について……)
アルテタ:このレヴェルのタフな試合ではあったが、たくさんの情報が得られるのはとてもポジティヴ。その情報とは、当然われわれが進歩せねばならない多くの部分についてだ。ボックスがいかに重要か、エラーもフットボールの一部、そうしたことも乗り越えねばならない。そして試合に敗けるということが、いかに苦痛か。フィジカリーにも、スーパースーパー要求された。
何人かプレイさせたい選手がいたのは、なぜならわれわれがやりたいチームの築きかたがあり、彼らのフィジカル状態を観たかったから。全体的に彼らがとても効果的だった時間はあった。自分たちの時間や支配があり、それをセカンドハーフにもう一度トライしたが、チャンスはあってもそれをコンヴァートできず、そして彼らが試合に勝った。
(ユナイテッドのフィジカルなアプローチ……)
彼らは競い勝つためにここにいた。われわれもだ。そして、それを止めるのはレフェリーの仕事。
(このチームにはいいレッスンになった?……)
イエス。あなたは、昨日、新シーズンがどれほど難しくなるのか、楽になるのかわたしの考えを訊いた。それは、もっとチャレンジングになる。もっと難しくなる。チームのレヴェルも準備も素晴らしく、それは今日わかった。彼らはすでにこの試合のまえに2試合をプレイしていて、われわれもこのテストがどれほど要求されるかはわかっていた。水曜の世界ベストのチームとの試合(※バルサ)もそうなるだろう。
(ジュリアン・ティンバーのパフォーマンスについてと、クレイジーなプレス会見をしたことがあるかについて……)
最初のジュリアンについての質問は、われわれは彼のパフォーマンスには非常に満足している。われわれが彼に求めているパフォーマンスだ。彼はチームにとても早く適応していて、彼のプレイには自信も決意も観られる。
ふたつめの質問は、わたしのプレスコンファレンスには、たぶんみんなすごく退屈していると思うよ。
(ハヴァーツ、ライス、オーデガードのMFトリオについて……)
彼らも55回もいっしょにプレイすればよくなる。いいフロウになり、もっとお互いを理解し、もっと支配しよくなっていく。しかし、なめらかになるまでは時間もかかるし、そこは尊重せねばならない。しかし、わたしはたくさんのポジティヴなことを観た。MLSに勝ったときの試合よりも、わたしの好むものは多かった。結果はだいぶ違うが。
(この試合から学んだことは?……)
わたしは敗けが大嫌いであり、全員がそうだということ。これはとても大きなレッスンだ。わたしは敗けるのが嫌いで、いまの気分が嫌いだ。だから、選手たちはいまトレインせねばならない。そこで、どうしたらよくなるか、どうしたらつぎの試合で勝てるか考える。
(バロガンとエンケティアの今後……)
われわれはアプフロントにいくつかのオプションもあるし、そこに選手が入っていくようにしたい。それが、今日何人かの選手がプレイしなかった理由だ。彼らはつぎの試合ではプレイするだろう。
「クレイジーなプレス会見」という質問はなんだろう? ETHのこと?
ブカヨ・サカの試合後コメント「ユナイテッドに敗けは受け入れがたい」
大きなケガをしなくてよかった。ボールを持つたびに8万人が歓声をあげたスターボーイの試合後インタヴュー。AFCオフィシャルサイトより。
サカ:もちろん、受け入れがたい。フレンドリーとか関係なくユナイテッド戦だから。
ぼくらはそこから学ぶし、ああいうチームにあんな2ゴールズを与えてはいけない。カムバックするのがそうとうに難しくなるから。そこから学ばないと。
フィジカリーには、ぼくらも昨シーズンのレヴェルにはなりたいし、そこからさらにレヴェルを上げてそれを増しつづける。戦術的には、みんなが揃う必要がある。
ぼくらは自分たちのゲイムプランを理解しなければいけない。最初の試合で準備ができているよう、どの試合でも進歩をつづけていくこと。
マンUには敗けられない。アーセナルDNA。
ESRの試合後コメント「もうどこも問題ない」
かなりひさびさの登場。心なしか、身体がでっかく観えたのは気のせいか? 『The Independent』より。
ESR:気分はいい。選手たちのところに戻れたのはよかったし、ピッチにも戻れた。
ぼくの希望は、今シーズンもっと多くプレイすることで、すごくプッシュしている。
去年は、ぼくにはすごくハードだったから。ここから始めていきたいし、ぼくがこのクラブでプレイできることを証明したい。
2回も手術をしたのだから、とてもタフだったし、とてもハードだった。でも、家族や友人、クラブもとてもそれを助けてくれたし、いまはもう痛みがなくなってとてもうれしいんだ。フィットもしている。
ぼくは手術自体が初めてだったから、その決断もとても難しかった。でもやることにした。もうどこも悪くない。完全にフィットしているのがうれしい。
(ポジション争い)ぼくはアーセナルというビッグクラブにいる。もし競争がないのなら、それは意味がない。ぼくはトレイニングでも毎日自分をプッシュしているし、ハードワークをつづけていく。タフな競争だけど、いいことでもある。ぼくはハードワークをつづけて、自分を信じないと。
ぼくらはとても野心的だよ。いくつもトロフィを勝ち取りたい。CLにも戻るし、それはクラブにとってもいいことだし、だからぼくらもとても野心的になる。ぼくもここからプッシュしていく。
新シーズンに入っていくにあたっては、たっぷり自信もある。ぼくらは若いチームでもあるから、昨シーズンはあんなところまで行ったのは、チームにとってもいいことだった。
でも、もちろん、ぼくらはトロフィを取りたいので、今年はトライし、もっと強くなって、もう一歩先へ行くんだ。
彼にもっとチャンスを。。