ウェスト・ハムについて
ミケルの恩師、デイヴィッド・モイーズのウェスト・ハム。
PLでは10試合終えて9ポインツの11位。リーグカップでは、サードラウンドのLincoln City(A)に1-0で勝ち抜けてきた。
今シーズンはすべてのコンペティションで、3連勝を2回やっているが、直近は4試合で勝ちなし(D1 L3)と厳しい状況。PLではホームで3試合勝ちなしでもある(D1 L2)。
今シーズンはライスが抜けて戦力の低下は否めないが、シーズン序盤は、彼の代替で入ったJames Ward-Prowseがだいぶ活躍していた。すべてのコンペティションで、ここまですでに7アシスツ。PLを代表するセットピーステイカー。アーセナルは、危険な場所でフリーキックなどを与えないようにしなければならない。
そのほかに彼らのチームのキープレイヤーは、Jarrod BowenやLucas Paquetáらがいるが、チームでもっとも重要な彼らがこの試合でプレイするかは不明。
GKはもちろん元ガナーのファビアンスキがいる。
アーセナルとのPL直近6試合の対戦では、WHUのW0 D2 L4。アーセナルにとっては、彼らはわりと相性のよい相手である。
試合のみどころ
重要度の低いコンペティションゆえ、消極的なマインドにならざるを得ないが、今回のテーマもとにかくこれ以上ケガ人を増やさないことだろう。とくにレギュラー選手は気をつけたい。
といいつつも、いまの勢いを持続させるためにこの試合を利用したい状況もある。
アーセナルはPLチェルシー@SBでのくやしいドロウから、2連勝中。週末にはシーズンを占ううえでもかなり重要なPL試合があるので、この勢いは維持したい。ニューカッスルのアウェイは、38試合のなかでももっともタフなひとつになりうる。
またCLではすでに1敗してしまったが、今シーズン14試合プレイして、敗けはまだそのひとつだけ。去年同様ことしもこのチームは敗けることに慣れていない。カラバオカップ敗退は、トップチームとして過密スケジュールを考慮すれば悪いことばかりではないものの、チームとしてはやはり試合には敗けたくない。※ちなみに今年は、ToTもマンシティもとっくに敗退している
だから、バランスが難しい。アルテタは、この試合をPLと同じ重要性ととらえていると述べたが、実際はそうもいかない。PLやCLのためにレギュラーを休ませねばならないし、非レギュラーにチャンスも与えねばならない。ローテイションが必要だ。
カラバオカップでは毎試合がそうだが、非レギュラー選手たちやユース選手たちにはアピールの場でもあるため、ひきつづき彼らの活躍には注目したい。
まずESR。徐々に試合に関与する機会も増えてきて、この試合は彼が90分のプレイにチャレンジするにはふさわしい試合に思える。今シーズンはまだ彼がスタートして最後までプレイした試合はない。彼はだいぶ前から(ケガの影響なく)もうフィットネスは完璧だと述べていたはずだが、そろそろ身体の動きで全快したところを見せてほしい。
それとヴィエラ、ネルソンも。彼らもESRとほとんど同じ立場だ。彼らのパフォーマンスにも注目しよう。
きっとアルテタも期待しているだろう。会見で「彼らがどこまで示せるかが重要」と述べているとおり。長いシーズンでは、彼らに頼ることになるときだって訪れるのだから。
キックオフは、日本時間で明日11月2日(木)4:30。
勝ちましょう。
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