ウェスト・ハムについて
デイヴィッド・モイーズ率いるWHU。PLでは現在23試合を消化し36ポインツで7位と悪くないポジション。
この冬の移籍ウィンドウでは、シティのKalvin Phillipsをローンで受け入れており、全体的に低調に終わったPLの冬ウィンドウでは注目を集めた案件だった。
チームのスター選手は、9でスタートが予想されるJarrod Bowen。PLでここまでG11 A2。優秀。
フォーム
PLで去年末にアーセナル(A)に勝って以降、すべてのコンペティション6試合で勝ちなしのフォーム(W0 D4 L2)。
とくに先週は6ポインターのマンU(A)を落としたのが痛かった。
ただ、彼らはホームでは強さをみせていて、PLでは10月末にエヴァトンに敗けて以降では、6試合敗けなし(W3 D3 L0)。ホーム直近2試合は2ドロウ。
今シーズンのビッグ6との対戦では、ここまでToT(A)、マンU(H)、アーセナル(A)で勝っている。
チームニュース
Lucas Paqueta、Michail Antonioがアウト。
先週負傷によりHTに交代したAlphonse Areolaが復帰。
Head to head
リーグカップを含むアーセナルとの直近6試合で、WHUのW2 D1 L3。
もし彼らが今回アーセナルに勝つと、06/07シーズン以来のリーグダブルを達成する。
そして、1シーズンでWHUがアーセナルに3勝すれば、1924-25シーズン以来ということ。ほぼ100年前である。もっとも、アーセナルはWHUのPLアウェイ15試合で一度しか敗けていない。
前回の対戦
WHUとは今シーズンすでにPLとリーグカップの2試合対戦して、彼らの2勝。
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このPL試合はショッキングだった。タイトルを狙うチームがホームでハムに敗けるとは。
追記:ウェスト・ハムの戦術について by エイドリアン・クラーク
AFCオフィシャルサイトより。
クラーク:今シーズンの彼らはすでにわれわれを2度倒している。モイーズは、この対戦における成功の戦術的な青写真を発掘したような気分かもしれず、したがってここでは多くの戦略的驚きはないと思われる。
ウェスト・ハムはポゼッションの大部分をわれわれにゆだねるだろう。このふたつの対戦で、彼らのポゼッションは平均27%しかなく、われわれを釘付けにするためのコンパクトな守備シェイプに頼っている。彼らは、どちらの試合でも自分たちの18ヤーズボックスを素晴らしく守ったので、アーセナルの選手たちは、より速いテンポ、より創造的な動きが求められる。
ハマーズの4-2-3-1は、ほとんどプレスをしない。かわりに、彼らは下がってボールを奪い返そうとする。そこからの急激なカウンターアタック。彼らはPLでファストブレイクから6ゴールしていて、これはリーグで2位の成績。Mohammed Kudusはどちらのウィングでもプレイでき、リーグで彼よりもドリブルを成功させている選手はいない。
ホストにとりセットピースもまた危険な武器。彼らは前回の対戦でもコーナーからゴールを決めている。そして、James Ward-Prowseは間違いなくPLでもベストなデッドボールテクニシャンである。チームで彼よりチャンスをつくっているものはおらず(33)、モイーズのチームよりヘッダーによるショッツが多いのは2チームしかない。