さて、リヴァプール。ついにこの日が来てしまいましたね。
アーセナルにとっては、今シーズンここまでで最大のビッグマッチ。ちまたでは、アーセナルがこの試合に敗ければPLのタイトル争いから脱落とも云われるほど重要な試合。@エミレーツ。
テーブルではお互い1位と3位という間柄ながら、現時点で5ポインツ差がついていて、それが縮まるのか拡がるのか。非常に重要。
われらとリヴァプールはこの試合を含めて、3ヶ月間毎月プレイしており、12月のPL@アンフィールドは1-1ドロウ、1月のFAカップ@エミレーツは2-0敗けと、アーセナルはどちらの試合も悪くないパフォーマンスながら、なぜか勝ちがない。そして今回。
もちろん、2位にはまだマンシティというプレイヤーがいるPLのタイトル争いであるが、この試合は現時点でのリーグ最強チームを決めるような決定戦ぽさもあるっちゃある。
楽しみだな、おい!
日曜の試合をプレビューしてゆこう。
※今回は、昨日行われたアルテタのプレスコンファレンスを先に
アルテタの試合前コメント 「トーマスはセットバックがある」
昨日のアルテタの試合前プレスコンファレンス。AFCオフィシャルサイトより。
(ジェズースとパーティについて……)
アルテタ:ガビはプレイもしていたし、今週はずっとチームとトレインしていた。トーマスについては、残念なことに、数日前にちょっとしたセットバックがあった。だから、彼はスクワッドには含まれないだろう。数日か数週間かまだわからないが、彼は多少問題がある。
(トーマスのセットバック……)
わたしはドクターじゃないけど、説明してみようか! 彼は、また以前にやったのとかなり近い部分に違和感があったんだ。そしてここ数日はトレインできていない。
(日曜のリヴァプールについて……)
われわれに必要なことは、彼らと2回対戦したようなやりかたでプレイをすることだ。そして、試合が決まるエリアにおいてより効率的になること。
わたしはとても興奮してるよ。リヴァプールとの試合に準備するのは、いつだって素晴らしい。彼らがいかに強く、試合のどの側面も支配するか。
われわれはホームでプレイするし、わたしが感じているのは、ここにあるリアルなポジティヴィティと熱意の感覚。
(こうしたビッグゲイムでどのようにプレイする?……)
当然われわれには大きな経験があるし、昨シーズンはビッグステップだった。今年、われわれがやろうとしていることはもっとよいことだ。そして、いまわれわれはCLにもいる。そこはビッグステップだ。スクワッドもよくなっている。
重要なケガ人が出ているのは事実だが、スクワッドはほんとによくマネジしていると思う。
(FAカップでのリヴァプール戦と、いまもっといい場所にいれたはずだったかについて……)
チームパフォーマンスの面では、とても似通っている。もちろん、われわれにはドゥバイでリフレッシュしリコネクトする機会があった。そして、そのあとにはパレスとフォレストの試合のあいだも長かった。わたしの感覚では、チームはひきつづきとてもいいプレイをしている。
もちろん、ファイナルサードでももっと効率的になっていたし、そうなれば、それは試合に勝つのにとても役立つ。
(選手がケンカになっていた件……)
それは、そもそもすごくいい関係がなければ議論だって起きないものさ。それが起きたのは、つまり信頼とケミストリがあるからだよ。それで、誰かがやったことに反応した。
(チームのなかで必要だった振る舞い……)
わたしは大好きだね。それがリスペクトフルなやりかたで行われることであるかぎり、そして、チームとしてよりよくなろうという要求の意図があれば。そして、それはそこにある。わたしはとてもハッピー。
(リヴァプールに勝てば自信と勢いになる……)
イエス。そしてわれわれはそれをもうやってきている。今シーズン、われわれはすでにビッグチームを倒しているし、これからリヴァプールを倒し、もっとよい場所へ行く機会になる。
われわれは勢いについても話している。この2試合で連勝し、今回も勝って3連勝にしたい。とくにホームだから。素晴らしいアトモスフィアになるだろう。そして、それがチームには必要になる。
わたしはみんなにそれをやることを奨励する。どのボールにも食らいつくこと、それをやるなら、試合に勝てる大きなチャンスになる。
(Kloppが去るためリヴァプールのチームはいいシーズンで終わろうとより決意がある?……)
わたしにはわからない。そうじゃないといいけど。
(自分がその立場だったらどう思う?……)
わからない。わたしはその立場にいないし、いまの自分たちの立場でどう感じているかの理解で十分。
(Kloppがいなくなるとあなたもさびしい?……)
まったくだ。彼は大きな損失になると思うよ。以前に述べたことだが、彼はインスピレイションなんだ。彼はPLに新次元をもたらした人物であり、とても魅力的で、触発されるプレイをもたらした。彼がどのようにチームをセットアップし、築き、クラブも変えていった。
さびしくなるだろうが、いまのところは、彼はまだここにいる。
(昨シーズンとくらべて、チームは予測不可能性を失っている?……)
自分たちがあることを引き起こしたり、試合の要求や、自分たちのやることに対する相手のふるまいで、ほかのことが引き起こされるときはある。
われわれは、いまだに昨シーズンと同じくディープブロックと対戦を強いられているし、そこは変わっていない。そして、いまもいろいろなやりかたでゴールを決めている。この2週間もそうで、チームが試合のどの面でも支配したのを観るのは素晴らしかった。
われわれは昨シーズンよりも失点が減っていて、チャンスは多くつくっている。スコアラインのほうはまだ見ていく必要があり、そこはチャレンジになっている。
(なぜ1月にストライカーを取らなかったので?……)
日曜に勝ったら? たくさんのゴールを決めたら? わたしはそんなふうに考えるよ。わたしはわたしの選手たちを愛しているし、日曜にはゴールを決めて、いずれトップになるし、彼らはわれわれが信頼するにまったくふさわしい。彼らなら。
(チームメイツがケンカするのがなぜによいことなのでしょう?……)
わたしたちは、ケンカ(fight)ということばの意味を取り違えているのかもしれない。あるいは会話、ちょっとアツくなったり、試合後の心拍数が200もあるなかでのちょっとした感情だったり。
それはふつうのことだ。へんじゃない。わたしは選手たちから情熱やコミットメントが観たい。つねに向上心を持っているところが観たい。そのためには、お互いに要求していかなきゃならない。ディズニーランドじゃなくても(※訳注:記者の質問にミッキーマウスが出ていたから?)。
(この試合に敗けたらタイトル争いから脱落する?……)
わからない。わたしのマインドセットは勝利であり、いまはそれしか観ていない。
(絶対に敗けてはいけない試合?……)
ノー。これは勝ちたい試合であり、勝利する権利を得なければならない。それをやるためには、多くのよきことをやらねばならなくなる。なぜなら、そこに彼らがいるのは理由があるから。しかし、同時にわれわれがここにいる理由もある。
(1月のウィンドウで多くのクラブが選手を取らなかった件……)
マーケットに選手がいなかったからかもしれない。ほんとうに違いをつくれる選手とか、必要なインパクトを出せる選手とか。
(マンシティを倒したことをビッグゲイムで勝つ例として観ている……)
イエス。マンUでも、ブライトンでも、昨シーズンのここでのリヴァプールでも。われわれは、それをたくさんやってきたし、明日はまた違う試合になるし、とても準備万端に見えるチームだ。試合がすごく楽しみ。
ステディアムも満員になるだろうし、それは理想的だ。そうした自分たちのサポーターといっしょの午後がわれわれの望みであり、チャレンジがあり、大きな試合になるだろう。
(パーティがフィットしつづけられない……)
そこは大きな懸念だ。彼はチームにとり非常に重要な選手で、シーズン開始当初は勢いもあった。彼のしばらくの不在が残念だ。
いまや彼不在の期間が長くなっているので、スクワッドのなかで彼がもたらすものはとても違うものになっている。彼の不在はとても痛い。
(なぜそのケガは起きている?……)
どれも違う種類のケガだ。すべてが運というわけではないが、コントロールするのは難しいことがたくさんある。
選手にはかつてやってきたケガの履歴がある。われわれもなんとか彼を守ろうとしているし、再発を防ぐためにできることはすべてやろうとしている。
(Sobha Realty Training Centreについて……)
われわれは、Sobha Realtyをこのクラブに歓迎する。わたしが思うに、これは施設をよりよくしていくためにグレイトなやりかたになるだろうし、パフォーマンスをよりよくしていくための場所が必要だ。ここがさらに特別なものになる。
われわれには、その必要性もあったので、彼らはそれをかなえるのにとても役立ってくれるはず。
(リーノ・スーザがデッドラインデイに移籍した件……)
それはクラブが決めたことであり、彼にも契約の事情があった。かなり話し合いもしていたし、クラブはそれがベストな決断だったと考えている。わたしはそれを支持するよ。
(若い選手たちに積極的にチャンスを与えていこうという意志……)
われわれは確かにそれをやりたい。まず第一に、われわれはそういうタレントたちを生み出す必要がある。そして彼らは(プレイする権利)得なければならない。そしてつぎに、彼らはわれわれが埋める必要のあるポジションにいなければならない。
すべてはいっしょに来るのだ。われわれはそれに取り組んでいる。
そこからそう遠くないプロスペクトは何人かいる。だが、もっといてほしいのが現実。今日、このレヴェルが要求されるファーストチームでプレイする機会を与えられるか。ちょっと足りない。
そして会見後半。
AFCオフィシャルサイトで割愛されている後半は、最近のゴールコンヴァージョン不足における予測可能/予測不可能の議論がいくつもやりとりがある。このあたりは聞きたかったのでありがてえ。