マンシティについて
前代未聞という115もの不正をやりつつ、なぜか今日まで生き延びているクラブ。エヴァトンやフォレストがあんなことになったことからしても、彼らにあんまり明るい未来があるように観えないんだが。
シティは現在まで28試合を消化し、63ポインツの3位。トップのアーセナル、2位のリヴァプールとは1ポイント差のみ。マジなみつどもえ状態。リヴァプールの試合も今日行われ(ブライトンA)、これらの結果によっては1-3位の順位が大きく変わる。
CLはここまで全勝でQFに進出、レアル・マドリッドと対戦することになっている。われらがバイエルン相手に勝ち進むと、CLでふたたび対戦する可能性がある。
彼らは、今年PLタイトルを取れば史上初の4連続という、いわずもがなの現時点における世界最強チーム。そんなことは絶対に阻止しなければならない。
というか、そんなことよりも、ルール違反の罰でこの間のタイトルを剥奪されて4部リーグあたりまで降格すべき。
フォーム
PLの直近6試合は、W4 D2 L0。
近年盤石の強さを見せていた彼らも今年は多くのポインツを落としている。今シーズンはリーグですでに3敗(ウォルヴズ、アーセナル、ヴィラ)。ドロウが6つもある。
なお、ホームで38試合敗けなしを継続中ということながら、今シーズンはそれでもホームで4つドロウをやっている(リヴァプール、ToT、パレス、チェルシー)。
前回の試合はリヴァプールAとドロウ。アーセナルがトップに浮上するきっかけになった。
チームニュース
Kyle Walker、John Stonesがアウト。
Manuel Akanji、Kevin De Bruyne、Ederson、Matheus Nunesがダウト。
最新情報では、ダウトの4人は全員フィットしているみたいである。
WalkerとStonesのアウトはけっこう痛いのでは。彼らは、今回のIBでイングランドNTでブラジル戦とベルギー戦それぞれで10分もしないうちに負傷交代していて、「(NTを離脱するための)ウソに決まってる」とか云われていたのだけど、ほんとのケガだったという。
r/Gunnersのこのニュースのスレッドでは「I believe you」と「I don’t believe you」のGIFが貼られまくっていておもしろかった。まあペップがふたりはプレイしないと云ってるのだから、信じてもいんじゃないか。これでふたりとも出てきたら逆に拍手。
Head to head
FAカップ、コミュニティ・シールドを含む直近6試合で、マンシティはアーセナルにW4 D1 L1。(※CSはドロウでカウント)
直近2試合で、アーセナルは彼らに敗けていない。
前回の対戦
10月のエミレーツ。勝ちました。
【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(8/Oct/2023)PLでの悪夢のおわり | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
コミュニティ・シールドでも。
ペップ・グアルディオラの試合前コメント「アーセナルは同じマネジャーで一貫性がある」
PG:ここにいるのはよいね。ふたつのトロフィに向けてとてもよいシーズンだ。昨シーズンに起きたこともあるし、シーズンの重要な3つのタイトルを狙えている。
PLはあと10試合で、ここから重要なときが始まる。ここでわれわれの味方といっしょにリーダーとプレイする。彼らには、こちらもベストでいることが強いられるに違いないと思っている。
(アーセナルは)同じマネジャー、新しい選手でやっている。彼らは試合の多くの側面をコントロールする。マネジャーのアイディアや同じパターンなどで一貫性があるとき、つねに進歩があるものだ。多くの選手を変えたり、マネジャーを変えたりすれば、それはとても難しい。
マンシティの戦術について by エイドリアン・クラーク
AC:グアルディオラは2024のここまで、キーゲイムでは3-2-4-1に変更してきている。だが、前回のこの対戦では彼はバック4にしたので、今回も4-3-3か4-2-3-1にする可能性がある。
彼らのホームであり、彼らはこちらの背骨の強さもわかっているため、彼らはアーセナルのフルバックのエリアを標的にストレッチプレイをやってくると予想する。トリッキーなウィンガー、Jeremy Dokuが左ワイドにいて、Phil Fodenが右からインサイドに入ってくる。このふたりの危険な選手たちにどう対処するかが、この試合の結果に大きな影響を与えるはず。
Rodriとライスの対決は、もうひとつの魅力的な戦場だ。彼らは直接のデュエルはたくさんないかもしれないが、このMFの巨人たちが敗けチームで輝くことはない。
しかしながら、アーセナルのシェイプが健全であるならば、ターンオーヴァ状況でグアルディオラのチームを苦しめる強さもペイスもクオリティもある。シティは、今シーズンのこうしたビッグゲイムでは、ダイレクトアタックで攻略されている。彼らに対し、トトナム、ヴィラ、リヴァプールは、すべてクイックなカウンターからゴールを決めている。そして、われわれがエミレーツで決めたウィナーも1本のロングパスからである。
競い合いつづけることが、決定的に重要だ。今シーズン、トップ5チームに対し、シティはハーフタイム以降に崩れることがあった。その間6失点して1ゴールしかしていない。今シーズンのアーセナルとのふたつの対戦のように、サブが決め手になる可能性がある。