試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 1-5
Sky Sports (Jones Knows) 0-2
WhoScored.com 1-3
サットンの予想に吹いた。これはさすがにウケる。いくら実力差があっても、5ゴール予想されることはなかなかない。しかもアウェイで。OTで。
Chris Sutton:マンUのファンは過去に生きることをやめる必要がある。いまだにサー・アレックスの時代にいるみたいな気分をやめるべきだ。PL時代のわたしの好きなチームは、ファーガソンが1999にトレブルをやったチームで、みんなはわたしがユナイテッド嫌いだと思っているだろうが、そうじゃない。彼らはPLでかつて観たなかでもベストチームでもあった。しかし、そのときは素晴らしかったとはいえ、いまはもうそうではなくなった。
彼らのマネジャーErik ten Hagは、間違いなくシーズンが終われば解雇されるだろう。そして、アーセナルはオールド・トラフォードで実力差を見せつけるべき。
唯一の疑問はガナーズがどうするかだが、もし彼らがベストでなかったとしても、この試合はクリケットのようなスコアになりうる。
わたしが云わねばならないのは、わたしはこれまでBruno Fernandesのキャプテンシーを批判してきたが、パレス戦では彼の不在がひどく惜しまれたこと。ユナイテッドはFernandesの復帰が必要だが、仮に彼がフィットしていても、彼らが勝つ道は人数をかけて守るか、カウンターアタックでのチャンスがあればそれを逃さないことしかない。
彼らはアーセナルには不調でいてもらう必要がある。だが何がかかっていようと、逆ならあると思う。わたしは、アーセナルが楽に勝つと予想している。
Jones Knows:アーセナルがアウェイでクリンシートで勝つのは、とても自然なことになってきた。昨シーズンのはじめから、アーセナルはPLのアウェイ試合でクリンシートの勝利が57%ある。
アーセナルの驚異的な守備は、PLのアウェイ直近7試合でたった2失点しかしていない。PLの直近16試合のP90の平均xGAは0.67という、際立つ数字。
わたしが考えるに、マンUがこの試合からなにかを得る唯一の方法は、アーセナルにとりとても楽になってしまうことだ。
ETHの選手たちは、それをうまくやれる。とても劣悪にふるまって相手を誤解させて誘う。それは、彼らのリヴァプール戦でも起きた。そのときの10分間で、ユナイテッドのビッグゲイムプレイヤーたちはパーティになり、相手は精神的に準備ができていなかった。
ミケル・アルテタはとにかくコントロールだ。だから、彼のビジネスライクな面がご褒美から目を背けることを許さないだろう。アルテタは、クリンシートで最初のトロフィに向かうことになる。
ここまでアーセナルの有利予想されると、逆に不安になる。
試合のみどころ
この試合のみどころは、アーセナルがOTで8点取るところ。
と云いたいところだが、さすがにそこまで楽観的じゃない。
繰り返すように、腐ってもマンUである。世界一人気のあるフットボールクラブ。チームはボロボロでも、選手個人の能力はもちろん高い。Antonyとか、あんなにバカにされてるけど、さすがに云うほど悪くないはず。どれどれ……今シーズンのPL15試合でG1 A1。なんと。彼らは、ニコラ・ぺぺを買ったほうがまだマシだったのでは。
それはともかく、どんな試合になるかはフタを開けてみないとわからない。PLはまじですべてのチームが強い。前半だけでOTのスタンドがガラガラになる展開を期待してはいる。
だが、相手や場所に関係なく、アーセナルには今回もプレッシャーのかかる試合であることはたしか。そこがふつうの試合とは違う。
アーセナルはタイトルのためには残り2試合で敗けられないし、ドロウもダメ。つまりまたしても試合に勝つために絶対にゴールする必要がある。そういう試合は、だいたい難しい。ゴールできなければ、時間がたてばたつほどプレッシャーが募る。今回ばかりはOTでドロウでも、最悪の結果なのだ。
いっぽうで、アーセナルは早くにゴールを決めて一度リードすれば、ケチャップのフタがはずれて攻撃力を爆発させてしまいそうな予感もある。そもそもが、ベスト状態とワースト状態のチーム同士の対戦であり、アーセナルが精神的なプレッシャーから解放されたときは、アウェイといえどマンUをギッタンギッタンにできる破壊力がある。
ということで、やっぱり8ゴールを期待しよう! クリンシートでな!
なむなむ。
これは、土曜のランチタイム#FLUMCIもかならず観なければならぬ。ここでシティがもしポインツを落とせば、翌日のアーセナルはどんな心境でOTでプレイすることになるのか。20年ぶりのタイトルが目の前という。
キックオフは、日本時間で5月13日(月)0:30。
今回も楽しみだ。
COYG!