チームニュース
メリーノ(肩)、トミヤス(ヒザ)、KT(ハムストリング)がアウト。ライスも前回のブライトンでのレッドカードのサスペンションでアウト。
今回の朗報は、すでにトレイニングに復帰しているというガビー・ジェイズースがセレクションに含まれそうということ。スタートするほどかはわからないが、このような切羽詰まった状況でオプションが増えるのはつねにいい。
とくに彼のような複数ポジションでプレイできる選手ならなおさら。こういう不運なことになって、アーセナルの現在のスクワッドデプスは、やや疑問を持たれている部分はあると思うけれども、選手ひとりひとりのヴァーサティリティを考えると、少ない人数でもなんだかんだ適応できてしまうのがすごいと思う。そういうスクワッドを意図的につくってきた。
それと、アルテタは会見でオーデガードがこの試合にフィットする可能性を排除しないと発言。それを信じてよいのかはわからないが、あまり期待せずに待っておこう。
ちなみに、ノルウェイNTのチームドクターは「あのケガなら通常は最低でも3週間かかる」と述べていた。
IBで負傷したカラフィオーリについても、オーデガード同様に検査して様子をみる必要ありとアルテタは述べた。彼にはぜひ間に合ってほしいな。
予想ファースト11
4-2-3-1
トロサール
マルティネリ、ハヴァーツ、サカ
ジョルジーニョ、パーティ
ティンバー、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
先日の弊ブログのエントリで書いたように、われらがMF危機に見舞われているなか、ジンチェンコがMFに入るやりかたやワニエリがオーデガード役を務めるやりかたも考えられるのだけど、結局このような予想にした。トロサールは典型的フォルス9で、彼が開けたスペイスにハヴァーツが飛び込んでいく。
ジェズースはフィットしているというが、マッチフィットネスを考えるとスタートはしなさげ。このあとの試合も考えると、ここでリスクをかける必要はない。※このスターティングはフースコ予想と同じだといま気づいた
なぜ考えを変えたかというと、もちろんひとつはワニエリがスタートする予想はあまりに大胆すぎると思ったから。
彼がこの試合でスタートする噂は確かにあるし、アルテタの会見発言からしても、そのことにはむしろ前向きにも思える。今週はセスク・ファブレガスのインタビューが注目されていて、17才にしてインヴィンシブルズでプレイしていた彼のことを思い返すと、ここでワニエリのスタートは絶対ないとも云えない。だが、それでも冒険的なオプションであることには変わりない。NLDでそれをやるのはかなり勇気がいる。
その他スターリングのRWでサカのR8などさまざまなオプションのなか、もっと無難な選択肢として、選ばれそうなのがジョルジーニョとパーティのダブルピヴォット。試合展開によっては、それこそスターリングやワニエリをいれるなど、サブから攻撃的にも変化できる。
もうひとつこれを予想した根拠は、ホームチームが試合をコントロールする時間がだいぶ長そうに思えるから。去年のNLD(A)でアーセナルは試合には勝ったものの、ポゼッションは38%。そして試合の大部分をホームチームが優勢に進めたのは事実である。
仮に、これが今回も似たような展開になったとするならば(そしてわれらのMFがこうなっていれば、それはかなりありえる)、相手にボールを持たれたときも落ち着いて対応ができる経験豊富なシニア選手のほうが適していると、アルテタが考えてもおかしくはない。最年長コンビの機動力に懸念はあるが、そのトレイドオフも考慮してどちらをとるか。
ということで、このような予想にしてみた。サプライズがあっても大歓迎だけど!