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【マッチプレビュー】24/25 UCL アタランタ vs アーセナル(19/Sep/2024)CL初戦

アタランタについて

アーセナルFCとの対戦は初めてというAtalanta。ヨーロッパには毎年のように顔をあわせがちなクラブもあり、いっぽう全然縁のないクラブもあり。お互い100年近い歴史があるというのに、これが初対戦とは不思議なもんですね。逆に、ポルトとかオリンピアコスとか当たりすぎなクラブは何なんだよ。

今シーズンは、リーグテーブルでは現在9位のアタランタ。昨シーズンのセリエAでは4位フィニッシュしている。3位のユヴェントスに2ポインツの僅差。

それと昨シーズンのUELでは、リヴァプールやマルセイユを倒してファイナル進出、そこでレヴァークーゼンに勝ってタイトルを取ったという。強くね? レアルとのUEFAスーパーカップは2-0で敗け。

ボスは、アルテタもリスペクトしているというGian Piero Gasperini。2016年からアタランタのボスなので、けっこう長い。バック3(3-4-3や3-4-2-1など)がトレイドマーク。

スクワッドは、この夏€50mの巨額でTeun Koopmeinersをユヴェントスに売却しており、そこは大きな戦力減とみられる。

そのほか選手は、元ガナーのセアド・コラシナツ(31)が在籍中。エジルのボディガード。すでに懐かしい。それと長らくアーセナルとリンクされていたNicolò ZanioloやGianluca Scamaccaといった選手も。

チームのスター選手は、アタッカーのAdemola Lookman。現在のMVは€40m。アーセナルとのうわさも観たことある。

redditでアタランタに詳しいひとがいまの彼らについてこんなコメントをしていた。

  • 彼らのバックラインはかなりプア。イタリアNTでもレギュラーであるチームのベストCB(Scalvini)とキャプテン(Toloi)が不在で、なおかつ夏の高額サインであるBen Godfreyもケガと、確実にこの試合でもプレイしただろうこの3CBがいない
  • 去年のベストプレイヤー(Teun Koopmeiners)がいない。彼はJude Bellinghamスタイルのストライカーの背後でプレイする選手で、チームはいまだに彼のリプレイスメントを探している
  • Reteguiは、Gianluca ScamaccaがプリシーズンでACL断裂をやってから、急遽取ったストライカー
  • Lookmanはアタランタ再生を担っている。彼はFodenスタイルでバックラインとミドフィールドのあいだのスペイスに入るのが好きで、おそらくは彼が最大の脅威

なるほど。

フォーム

セリエAのスタート4試合でWLLW。

もっとも、この4試合中3試合はアウェイだった。ホームではフィオレンティーナに3-2で勝利している。

チームニュース

エヴァトンから買ったばかりのBen Godfrey、Gianluca Scamacca、Giorgio Scalviniがアウト。

チームキャプテンのRafael Tolóiがダウト。

Head to head

過去に対戦したことがない。

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  N/A

Sky Sports (Jones Knows)  N/A

WhoScored.com   1-1

なんとドロウ予想。まあ相手はヨーロッパチャンピオンだから、おかしくはないか。

試合のみどころ

アーセナルにとって、オーデガードの離脱は残念なお知らせだったが、それをチャンスと捉えるしかない。誰が離脱してもクオリティを保てるスクワッドが理想であり、いずれそうなるためにも、この期間はそれがテストできるいい機会である。

そこで興味深いのが、ワニエリの起用。NLDではいちおう彼もプレイしているが、アレはどちらかといえばサカの負傷による緊急事態であり、あまり計画的なサブには観えなかった。もしサカが最後までプレイできたら、彼の出番はなかったかもしれない。

だが、そんなアルテタもきっと彼をどこで本格的に使い始めるか、機会をうかがっているはずだ。オーデガード離脱のMF危機で、それがさらに重要なテーマに格上げされた。

アルテタは試合前会見で、「オーデガードのスタイルとチームのスタイルは密接に関係している」のように述べたが、タイプの違う選手で代替してシステムを変えるやりかたもあるだろうし、あるいはワニエリのようなオーデガードに近いタイプを入れてシステムをできるだけ維持するやりかたもあるだろう(もちろんふたりは云うほどは似ていないが)。

もちろんもっとも都合がよいのは、ワニエリがオーデガードを代替すること。周囲の選手たちも慣れたシステムでプレイできたほうがいいに決まっている。それができれば、云うことはない。そして、きっとそれができるとアルテタが考えたから、ESRやヴィエラが去ったところに彼がいる。問題はその実戦テストがいつなのかということ。

オーデガードがしばらくいないこの時期、ワニエリがいつステップアップするかは注目したい。この試合になるかもしれない。

PLマンシティ(A)という週末のビッグゲイムまでの短い時間を考えると、サブは積極的に使わねばならないだろう。おそらくベンチスタートになる、ジェズース、トロサール、スターリングあたりはサブでインパクトを出せるし、あるいはカラフィオーリもイタリア人としてこの試合でプレイしたいひとりに違いない。

アルテタにはあまり期待できないという気もしつつ、やはりサブは早めに使ってできるだけレギュラーチームの体力を温存してほしい。なにしろ、シティはこちらより1日分の余裕があるので(そういえば、シティはKDBが離脱したとか。あいつらMØをプギャーしてたのでインガオホー)。

重要なCLの初戦ということで結果がほしい。現在アーセナルはアウェイでめっぽう強さを見せているので、ここでもその勝負強さを発揮したい。

このタフなアウェイ試合で勝てれば、チームにはさらなる自信になるはず。

 

キックオフは、日本時間で9月20日(金)早朝4:00。

では、COYGです。



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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