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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs サウサンプトン(5/Oct/2024)タフだったシーズン序盤のおわり

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 3-0

Sky Sports (Jones Knows) 2-0

WhoScored.com   4-0

すべてクリンシート予想。セインツのゴール脅威のなさと、アーセナルのリーグベストの堅守からすれば順当な予想ではある。

Chris Sutton(BBC Sport):アーセナルは非常に適応力があり、どんな試合も勝ちかたを知っている。それは現時点ではサウサンプトンには云えないことだ。

わたしは、セインツのボスであるRussell Martinが、ボーンマスでの敗戦後に選手について公に述べているのを観ていてちょっと心配になった。それは決してよい前兆ではないから。

わたしはRussellのことはとても尊敬している。彼は自分のチームにプレイさせたいやりかたの原則を貫いている。だが、アーセナルはとてもストリートワイズであり容赦がない。これは彼らにはタフな午後になりかねない。

アーセナルの守備はかなり強い。彼らはクリンシートをキープするだろう。わたしは、みんなこの試合はアーセナルの3-0勝ちを予想すると思う。これを読んでいるひとも含めてね!

今回のBBC予想のゲストは、このあとニューアルバムをリリースするというColdplayのメンバー。さすがに有名なバンドだから、好きなひともいるかもしれないのでそのパートも。ちなみに、Will Championはサウサンプトンのファンで、Jonny BucklandはToTのファンという。

Jonny(Coldplay):アーセナルがサウサンプトンを3-0で倒すだろうね。

Will(Coldplay):頭で考えるか、ハートで考えるか…… もちろんハートではわれわれ(サウサンプトン)が勝ってほしい。

Jonny:スパーズファンとしては、わたしのハートもそれに同意している!

Will:残念ながら、アーセナルを観ていると、コーナーの守り方を早くおぼえないといけないし、そうじゃなきゃとてもトリッキーになってしまう。彼らの守備はリーグでダントツのベストだからゴールを決めるのも苦労しそうだ。なんとか勝利をもぎとってほしいが、それは非常に難しいと思う。

Jonny:アーセナルは、ロングスロウのスペシャリストだった2007年のストークだよ!

ここでもストーク呼ばわり。ウケる。デラップ?

Jones Knows(Sky Sports):昨シーズンの始めからPLのDFで、アーセナルのCBガブリエルよりも多くのゴール(6)、xG(5.57)を記録したものはいない。

先日、「今年こそだと思う」とブカヨ・サカは述べた。

彼の目のなかにはそれしかなく、アーセナルでゴールを決める以外のことは考えていない。わたしはそのメンタリティが好きだ。彼がコーナーに向かうときの。それは見た目だけの努力ではない。ゴールを決めるために向かっているのだ。

サウサンプトンは今シーズン、セットピースからすでに6失点しており、そこは彼らの弱点のエリアなので、そこを最大限アーセナルに利用されるだろう。

試合のみどころ

アルテタの会見でも質問が出ているように、アーセナルが最近非常にダイレクトになっているという指摘がある。云われてみれば、GKからのリスタートで、ショートパスで始めるシーンはけっこう少なくなっているように感じる。

そしてこの興味深いデータ。今シーズンのPLでのゴールキックでロングに行った割合ランキングでアーセナルがトップという。しかもダントツ。ToTがゼロ。。

この記録についてはこのTWでも指摘があるように、アーセナルのここまでのタフな試合、それと退場者のことも考慮する必要はある。それと、オーデガード不在への適応も。

ただ、ターゲットマンとしてハヴァーツがいることで、GKからのロングボールには戦略的な部分もかなりあるだろうと想像できる。ラヤの正確なキックと長身のハヴァーツの相性は非常に良いから。

なので、サウサンプトンのようなチームが相手であっても、アーセナルのダイレクトプレイはこの試合の見どころのひとつと思われる。

ところで、たしかシーズンが始まる前、ライスがインタビューで「アルテタはダイアゴナル(サイドを変えるパス)を嫌う」と云っていたことがあって、それ以来試合のなかでスウィッチングパス(※FBRefの定義だとワイドに40ヤーズ以上のパス)を注意深く観ているが、最近の試合ではわりと躊躇なく逆サイドへの長いボールを使っているように感じていた。それも、ダイレクトプレイをやるようになった変化のうちに含まれるのかもしれない。

このライスの発言は、いつかブログに書こうと思って機会を逸していた。正確には「アルテタはそれをやることで確実に有利になるとき以外は、ダイアゴナルを嫌う」だったか。興味深いこだわり。

あとは、これはもう毎試合で注目になっているセットプレイ。これは当然この試合も注目せざるを得ない。セットピースFC。サウサンプトンはセットピースからの失点がリーグワーストというので(全12失点の半分がそこから)、アーセナルはそれを利用しない手はないし、そうじゃなくてもやるだろう。

PLのチームはとくに、アーセナルのコーナーキックは十分研究しているはずなので、その裏をかくような、また新しいルーティーンをやるかどうかも楽しみだ。

メリーノもプレイするなら楽しみだ。コーナーキックのたびにバカでかい漢たちとレスリングするのは相手もイヤだろう。もはやボックスはいつも交通事故。

カードにも気をつけねば。レスターでカラフィオーリが2枚めのカードをもらっていたらと考えると、ほんとうに背筋が凍る。あれはけっこうありえたから。

今回のレフは、Tony Harringtonという人物で、2021年12月からPLで仕事をして22試合レフリーをやっていて、アーセナルの試合は今回が初めてだそう。今シーズンは彼が担当したPLの3試合でカード11枚、ペナルティを2度取っている。アーセナルとの相性は今日わかる。ヨーロッパ基準の仕事をしてくれることを願う。

 

キックオフは、日本時間で10月5日(土)23:00。今晩。

COYG!



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