チェルシーについて
PLで10試合を消化して18ポインツの4位。アーセナルとはポインツで並んでいる直近のライバルなので(GDで2差)、これはいわゆる6ポインター。
近年のチェルシーといえば、極端にスクワッドを厚くして結果につながらず、外からみてもクラブのマネジメントの問題がありありと感じられたものだが、いまはその分厚いスクワッドでうまくいっているようだ。今シーズンのトップ4予想では、彼らはけして本命ではなかったことを考えても、新マネジャーでいまはまずまずといったところか。
写真によってはペップ・グアルディオラと間違えるとおれのなかで評判のヘッドコーチ、Enzo Maresca(44)は元シティのアシスタントコーチで、今年からCHEに。昨シーズンにレスターをPL昇格に導いた手腕を買われたという。仕事していた時期はかぶっていないようだが、元シティだからアルテタも彼をよく知っているようだ。
夏の補強は、Pedro NetoやJoan Felix。それとマンUからのローンでJadon Sanchoがここにいる。デプス厚すぎ。
キープレイヤーズ
キープレイヤーはもちろんCole Palmer。英国人ベスト選手を語る際には、シティのFodenやサカとともに語られがち。そしてサカよりPalmerが優秀という説には議論が起きがち。
長いこと離脱していたキャプテンのReece Jamesは、先月からチームに戻っている。
9のNicolas Jacksonは、去年はあまりいい選手という印象はなかったが、今年はここまでPLでG6 A3と結果を出している。
それと、彼らは一時アーセナルのスカウティングをそのまま利用していると云われていたほど、アーセナルのターゲットだった選手がたくさんいる。なかでもMoisés Caicedoの評価が高いようだ。
フォーム
PLで直近6試合は、W3 D2 L1。アーセナルのフォームとやや似ている。
興味深いのは、今年の彼らはアウェイよりもホームでの結果が少し悪いこと(W2 D2 L1)。ここまでの5試合でクリンシートもゼロである。
彼らが今年参加しているUECLでは、予選からプレイして、現在は3連勝中。相手のクオリティもあるだろうが、3試合でG16と爆発。
リーグカップはニューカッスルに敗けて、すでに敗退した。
チームニュース
Omari Kellymanがアウト。
Jadon Sanchoがダウト。
Cole Palmerは先週のPLで負傷しダウトながら、マネジャーはフィットする可能性をほのめかしている。
Head to head
PLの直近6試合で、チェルシーはアーセナルにW1 D1 L4。
アーセナルがPL@Stamford Bridgeで最後に敗けたのは18/19シーズン。
近年、アーセナルとしては、チェルシーはかなり相性がいい相手になっている。