試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、ハヴァーツ、サカ
ライス、パーティ、オーデガード
ティンバー、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、メリーノ(71 ライス)、トロサール(71 マルティネリ)、ジェズース(80 サカ)
骨折疑惑(broken toe)のライスは、なんだかんだでスタートした。試合直前のインタビュー?でこの件に訊かれたアルテタは、彼の骨折の事実についてはいともいいえとも云わなかったという。なんで? この件は終始よくわからんですね。でも、とにかく彼は(痛み止めして)プレイしたので、そこまでのケガじゃなかったってことなんだろう。
2週間後にフィットしてくれていれば無問題。代表チームなんてとんでもない。サカも。
オーデガードがひさびさのスタート。そのこともあり、試合前にはファンのあいだでは実質的にこれが現在のアーセナルのベスト11ということで、いい訳できないみたいなことも云われていた。まあ、実際はフィットネスも万全じゃないからいい訳はできるんだけど。
そのライスと交代で入ったメリーノは、オーデガードともアーセナルで初リンクアップ。彼はあのチェルシーのインテンスなプレッシャーのなかで、クルクルとよく回って(このいいかたはヘンか)独特のキープ力でボールを失わず。彼はああいうプレイのスタイルなのだね。せっかくのゴールチャンスも逃したし、まだまだ実力を発揮しているとは言い難いのだろうが、あのチームのなかで、なんとなく存在感の片鱗が観えたような気がしたのはよかった。
今後、オーデガード、メリーノ、ライスの3MFが定着するかどうかは見もの。
ワニエリの出番は結局なかったなあ。そうこうしているうちにキャプテンが帰ってきてしまった。何事もなければ2週間後からは、また彼が絶対のレギュラー。結局、彼の不在のあいだ、17才が大ブレイクするみたいなマンガじみた展開はなかったということ。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
基本スタッツは驚くほど拮抗している(CHEがやや上回る)。ポゼッションもほぼ50/50だし、ショッツこそ17 v 13だが、SoTは3づつ。
アーセナルがひとつ突出しているのは、オフサイドか。7。ひとつギリギリのオフサイドでゴールが無効になった。いっぽうCHEのオフサイドはたった1。彼らはハイプレスとハイラインはかなり積極的だった。
Opta AnalystによるxGは、1.28 v 1.43。
アナリストによっては、xGはホームチームが上回ったという評価もある。それだけ試合が、拮抗していたということだろう。
Chelsea (1.69) 1-1 (1.27) Arsenal
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) November 10, 2024
xGといえば、最後のトロサールのショットはどう評価するのか気になる。たとえばSofa Scoreはあれを0.44xG(アーセナル最大のチャンス)とかなり高く評価しているが、もし決まっていたらVARレビューが入ってサリバがオフサイド判定されて、ゴール(ショット)が無効化された可能性がある。どっちかわからない。だから、こういうときのxG評価は不正確になるなと。
まあxGをいくら気にしたところで、試合の結果にはなんの関係もないのだから、どっちでもいんだが。