おはよう。
わし昨日から咳が出たり頭痛があったりで、ちょっとめずらしく軽く風邪を引いたっぽい。ブログの書きすぎは身体によくないのか。だる。
さて、PL。の前に、ゆうべはUCLのドロウがあって、アーセナルはPSVを引いたのはご存知のとおり。ほんとは、フェイエノールトがよかったんだけども。
そして、今回のドロウでファイナルまでその後の道筋も示されることになり、われわれの山には、タイトルの本命であるレアル・マドリッドとリヴァプールが含まれることになった。それぞれ、QF、SFでわれらと当たる可能性がある。まあしょうがないね。この件はまた後日。
アーセナルのPLのMD26は、ウェストハム@エミレーツ。ミッドウィークに先にMD26をプレイしたリヴァプールとは現在8ポインツ差で、アーセナルがこの試合に勝つと5ポインツ差。残り12試合で5ポインツ差なら、全然悪くない。満身創痍のスクワッドでよくここまで来たもんだ。
そう、今回もわれわれはストライカーレスなチームであり、危機的状況はこれまでと変わっていない。メリーノの9でスタートするのか、それともべつのオプションがあるのか。
今日の試合をプレビューしてゆこう。
アルテタの試合前コメント「わたしは毎日執着している」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(チームニュース……)
アルテタ:ニュースというニュースはない。長期に起用できないものたちがいて、あとはニュースはない。
(ベン・ホワイトはスタートできる?……)
彼はプレイする準備ができている。スタートするかどうかは明日決める。だが、彼は間違いなく起用できるし、すでにグループに戻っている。
(CLでPSVを引いた件……)
われわれはこれまで彼らとプレイしてきて、とてもいいチームだということを知っている。彼らにはCLの経験があり、ほかにも当たる可能性があったチームと同じようにとても難しい試合になるだろう。だから、自分たちが何と直面するかをわかっている。
このステイジになれば、どのチームもとても強いし、そのときが来れば準備をしていく。
(ウェストハムを倒すと5ポインツ差に縮まる……)
われわれは自分たちの仕事をせねばならない。明日のウェストハムは難しい試合になるはず。もしそれができるなら、日曜の試合(#MCILIV)に注目する。
残りは13試合あり、まだたくさんの試合がある。そしてどのチームにとっても試合に勝つのは難しい。だから、われわれはそこへ行く必要がある。
(日曜のマンシティとリヴァプールの試合にはあなたも釘付けになりそう?……)
わたしは明日の試合に釘付けだ。わたしの全集中はそこにある。
(そういう試合をリラックスして観られる?……)
リラックス? ノー。とくにそういうチームと対戦するとき、当然リラックスなどできない。わたしがリラックスして見る試合は、自分たちのトロフィと関係ない試合。
(これまでのタイトル争いからどんな経験を引き出せる?……)
差がとても小さく、すべてが重要だということ。ほかのPLのタイトル争い同様、われわれもおそらくは勝てていたはずの数字があった。そうはならなかったことが示すのは、そのレヴェルと難しさ。
しかし、われわれがそれを経験しているという事実は、非常に役立つものだ。なぜなら、それをやるためになにを得るべきかをわかっているから。
(ミケル・メリーノには彼のポジションのことをより教えている?……)
ノー。彼にもほかの選手たちにも。わたしは選手がほしいから。彼らがピッチにいるとき、彼らは自分たちがやっていることやイニシアティヴをとることを感じている。わたしは選手たちに「明日自分がやらなきゃならないことがあるどうしよう?」などと考えてほしくない。
(メリーノのアップフロントでの起用実験は報われた?……)
もしわれわれがやったことのない、あるいは彼がキャリアのなかでもやったことがないことにトライすることを実験というのなら、そうだ。結局は、それはスクワッドにある既存のクオリティにフィットしようとすることなのだ。
われわれは、試合が求めるものと相手から要求されるもの、それをもたらしたい。わたしはほかの誰かよりも、そうした側面にそれをもたらしたい。だが、それもうまくいかせなければならない。もしそうでなければ、正しいことではないのだ。
(ファーストチームに若いFWが入ってくることはある?……)
最近は、何人かの(若い)選手たちがわれわれといっしょにトレイニングしている。彼らはもうしばらくわれわれのシステムのなかにいる。彼らはとても近づいているので、使わねばならないかもしれない。彼らが準備できているようにも見えるのもよいことだ。
(ケガは若い選手たちへの機会にもなる?……)
間違いなくイエス。それはいつだってありえる。わたしは、彼らにもそのことを話しているし、彼らはそれに備えている。
(この試合でリヴァプールにはもっとプレッシャーがかけられる……)
わたしは、自分たちが試合に勝ちつづけるための機会だと観ている。シーズンの最後に達成したい目標に向かって旅をつづけること。それは勝利だ。それが唯一、われわれが集中できること。
(今週末はタイトル争いにおいてかなり大きい?……)
わたしはフットボールでもほかのスポーツでも、「IF」は好きじゃない。自分たちのやるべきことをやろうじゃないか。もし「IF」が正しく訪れるなら、それは素晴らしい。だが、自分たちの手中にあるものはなんなのか確認する必要がある。
(勢いが自分たちの番になってきたと感じている?……)
それこそわれわれに必要なもので、非常に重要なもの。エナジーと信念が増せば、結果もすぐそこにある。パフォーマンスがよくなり、みんながその恩恵を受ける。エナジーと信念のシフトしたあとには、わたしは何でも起きると思うよ。
(あなたはタイトルを勝つことに執着している?……)
わたしは、毎日自分がやることに執着している。達成できる可能性あるすべてのことに。それがわたしの執着だ。わたしは、そのプロセスによってとても執着していて、わたしの一日丸ごとそれでいっぱいだ。それは保証しよう!
しかし、そこへいかにたどり着くかのプロセスや、自然に起きることなど、わたしにはコントロールができない。
(ウェストハム戦で慢心しないようチームに話す必要がある?……)
誰もそんなふうに考えているとは思っていない。なぜなら、われわれはPLでとても経験があり、どの相手もとても難しいとわかっているから。われわれには、去年ホームで彼らとプレイしたときに起きたことの履歴がある。だから、まったくべつのフィーリングだ。
(ミケル・メリーノをアプフロントに置いてみることはギャンブルだった?……)
誰か選手をプレイさせるとき、いつでもその選手に賭けているということ。賭けとはなにか。わたしは稼ぐためにある程度の金額を賭ける準備はできているよ。でもたいして儲からないのだけどね!
結局、それはそのポジションや役割で選手を使うということだ。納得できると思える選手を周囲に置き、それがうまくいくこともあるし、快適になれる。
(ブカヨ・サカは休暇をとっている?……)
彼は出かけていたよ。どこへ行ったのかは彼に訊くといい。
(今週はメリーノをストライカーとしてトレインしていた?……)
正直、そこはこの数週間はいろいろな選手でトレインしてきた。彼もそのなかのひとりだが、ほかの選手たちもやっている。なぜなら、いかに試合を終えるか、始めるか、相手が違うことをやってきたときに変更するかがあるから。そして3日ごとに、違ったオプションが必要になる。
(ラヒーム・スターリングの自信について……)
次があるということ。だがラヒームは、とても経験豊富な選手だ。ほかの選手たちと同じように、昨日やったことがよかったとしてもそうじゃなかったとしても、つぎの試合やつぎのアクションに可能性があるとわかっている。彼は完全に集中しているし、今週はまたよくトレインしていた。だから、彼は準備はできている。
(彼はビッグインパクトを出せる?……)
イエス。彼にはそれが必要。なぜなら、われわれには彼がとても必要だから。
(メリーノをスタートから起用するのとサブから起用するのと違い……)
われわれは、あの状況ではあのサブが正しかったと信じていたし、彼がそれを正しくした。試合にスタートすることはかなり違う。とくに、いろいろなやりかたでプレイできるチーム相手だと。彼らには異なる振る舞いやストラクチャもあり、そこが備えておくべきところだ。
(サカかマルチネリは3月のCLに戻れる?……)
わからない。それはドクターへの質問だ。彼らはふたりともよくなっているし、ケガの程度からすると、ガビのほうがブカヨよりちょっとだけ早いかもしれない。そうなれば、あとはつぎのステップを見ていくことになる。
(タケヒロ・トミヤスには何が起きている?……)
彼はそれ(手術)を回避するために、できることはなんでもやろうとしてきた。われわれの部署も同じ。
ある時点で、彼の右ヒザがうまく反応しなくなったことで手術が必要になり、すべての関係者のあいだで再手術がベストだと決断した。
残念ながら、それによって彼はまた長期間の離脱になるのが非常に悲しい。なぜなら、彼はこのゲイムのために生きている選手だから。彼はとてもプレイしたがる選手だし、一貫している。彼のレヴェルでプレイしているとき、彼はチームにとって素晴らしい選手だ。
(このプロセスを通してクラブは彼をどうサポートできるか……)
われわれはコンスタントにそれをやろうとしている。だが、外国人は家族もいなければ近くに親戚もいない。何ヶ月もひとりなんだ。とくに、彼の場合。彼の人生はフットボール。
彼が日がな一日やっていることは理解できるだろう。ただ翌日の準備だったり、ベストなコンディションにするために取り組んでいる。ケガによってプレイする可能性が絶たれたり、キャリアのなかで目標を邪魔されたら、それはとてもとてもタフなことだ。
だから、彼に知ってもらいたいのは、われわれ全員が彼を助けるためにそこにいるということ。彼はそうした数ヶ月を過ごす必要がある。わたしもかつてそうだった。とても孤独なプロセス。
(選手たちはリーグを勝てるという考えを得つつある?……)
イエス。チームはそれを回復したのか、あるいはスウィッチを入れてこう云ったのかはわからないが。「OK、これから何ができるだろう?」。
違いか、あるいは特別なことか。カイのために、チームメイトたちのために、われわれが長らくしてきたすべての努力のために、そして、起きたすべてのことがある。これは、あらためて元気いっぱいに云える。「OK、もしみんなでいっしょにやれるなら、違う選手や違うやりかたでも差を詰められるか観てみよう」。
(これから競う相手がシティではなくリヴァプールなのは違う感じがある?……)
われわれは、ずっと異なる状況にいる。リードしていたこともあれば、このステイジで遅れをとっていて、そのあと少し飛躍したこともある。毎年感じることは少し違う。
野心、希望、意志。エナジーはつねにそこにある。なぜなら賞がでかいからね。
(これまでのタイトル争いでシティがやったことと比較してリヴァプールがなにをやってきたかについて選手たちに話している?……)
マンシティはそれを6-7年やってきたのだから、それは違う。しかしフェアにいえば、リヴァプールはとても安定していて、彼らがやっていることは際だっている。しかし、これは全員にとり長い旅だ。われわれはそこへ行かねばならない。
(スターリングは自信に問題を抱えている?……)
そうじゃないことを願う。なぜなら、われわれはできるだけ彼に与えようとしているから。それは彼にする質問だろう。だが、われわれは全員が彼の味方であり、全員が彼の活躍を祈っている。
彼はとても重要になるはずだから、われわれも彼にはベストであってもらいたい。われわれが必要としているのは、このマインドセットがある選手だけ。ここにいて、チームにインパクトを与える。
(ラヒーム・スターリングは自分に満足?……)
わたしには、非常に経験抱負な選手に見えている。彼はつぎの行動についてわかっているし、そのつぎ、そのつぎとなる。それ以外はなにもない。彼はうまくいかせるためにできることはすべてやっている。
会見後半。
サマリー。
- Nwaneri: must faster than expected. What’s surprising is the confidence in ball possession. He needs to do it consistently.
- Giving him freedom: for sure. Letting him explore his qualities.
- Not coaching him as much: Collective there’s things to do.
- Surprised by Sterling?: with us he hasn’t played every three games. The most beautiful part is still to come.
- Lack of legs: I don’t think so. When I see him running and sprinting in training it’s not that.
- Getting the players onboard: The moment you walk into this building, these are the demands regardless of the circumstances.
- regain composure after a slip ups: There’s always that concern. The others are catching up but that’s the pressure.
- Lacking emotional control: I don’t think that was the case. There were other factors.
- Pressure on Rice for set pieces: It’s been since we decided to use him. His delivery is unbelievable.
- Coming up with a plan to fill up the gaps: I had those moments. It was a big worry to fill those gaps four.
- Any reason for Merino as a striker?: He’s a massive goal threat. He’s very experienced and intelligent. We have other options.
- Apply Liverpool pressure: I prefer to depend on me. It feels different, like we can generate the right momentum. We feel really strong.
- We have to be cautious. These players have to exposed in different ways. The thing we need is availability.
以上
メリーノの9についてはちまたでも関心が集中しているし、それに関するやりとりが多くなるのは全然不思議じゃない。が、スターリングへの質問がかなり多かったのはちょっと意外だった。前回の試合でも彼のパフォーマンスはあまりにもだったし、自信喪失を心配されてしまっている。
「スターリングには驚いた?」という質問は、まさにアルテタに訊いてみたいところだった。彼は毎試合でプレイしていないため、その難しさもあるとミケルは述べている。
あとはトミヤスに関するコメントがエモい。ミケルも長期のケガはだいぶ経験者だから。同情レベルが高い。外国人なあ。彼はしばらく日本に帰国することも許されるんだろうか。
ラヤとメリーノの試合前コメント
Raya and Merino on goals, Euro 2024 and paella!
これは試合前コメントというよりは、インタビューか。ごめん読んでない。
ラヤはシーマンのポッドキャスト番組にも出演してもろもろコメントしている。
“I see Bukayo every morning!”@daviidraya1 provides an update on Bukayo Saka & Kai Havertz’s injuries 🔴 #afc pic.twitter.com/B9nBR6bJAW
— Seaman Says (@SeamanPodcast) February 21, 2025
あとメリーノはSky Sportsのインタビューがある。
“In order to help the team I had to have the right mentality and I showed that I had it” 😤
Mikel Merino on becoming Arsenal’s makeshift No.9 🔴 pic.twitter.com/9jzH5RDBNX
— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) February 21, 2025