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【マッチプレビュー】24/25 EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(9/Mar/2025)かかる5連勝記録

こんばんは。

アーセナルのPL MD28、マンUがやってきた。舞台は、OTことオールド・トラフォード。

マンUは新しいマネジャーが来てからもひきつづき苦しんでいる最中ということながら、もしアーセナルがここしばらくのバッドフォームのままこの試合を迎えたら、きっとかなり不安な気持ちになっていたに違いない。自分たちは、またゴールできないんじゃないかと。

ところがどっこい、なんとミドウィークにあんな試合をやってしまったわれらなので、もう誰にも敗ける気がしないし、ゴールに不安もない(※単純)。自信満々でのぞむ試合となった。

前回のPL対戦で、アーセナルはマンU戦4連勝と記録を更新。もし今回さらに勝てば、ダブル&5連勝。彼らはまだPLで同一チームに5連敗したことがないというのだから、俄然やる気が出るというもの。



アルテタの試合前コメント「素晴らしい夜はもう過去のこと」

昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。

(PSV後にムードは上がっている……)

アルテタ:あれは、大いに期待している重要なコンペティション。われわれには素晴らしい夜だった。あのやりかたが、全員を盛り上げた。しかし、残念ながらそれはもう過去のことだ。問題は、今日何をやるか、明日どのような準備をして、あの素晴らしいパフォーマンスを再現するかだ。

(PSVでMLSを早くに下げた件……)

イエローカードがあったので、つぎの行動に制限がかかるのははっきりしていたと思う。あそこはどんなリスクもかける時間じゃなかったし、もう長いこと試合をマネジメントする経験から学んでいる。とくにこのコンペティションは重要だから。

あれは彼には教訓にもなった。そしてわれわれは彼を支え、援助する。しかし、このスポーツでは一線はじつに細い。彼はそこを理解する必要がある。

(彼はすぐ学ぶ?……)

イエス。なぜなら、彼は非常に賢く、極めて自分に厳しいから。(ここで遅刻してきた記者あり)これは罰金だね。ディナーでいいよ!(一同笑)

しかし、その直後の彼のリアクションはよかった。彼は完璧主義で、周囲には素晴らしい環境もある。彼は学ぶためにここにいるのだ。

(ワネーリとMLSはイングランドに招集されると思う?……)

わたしが自分で読んだものや噂を聞いたもの以外では、まったくわからない。Thomas(Tuchel)と彼のコーチが決断し、われわれはそれを支持する。

(彼らのキャリアのこの段階での招集は、彼らにとってよいこと?……)

Thomasと彼のスタッフ、それに彼らがイングランドキャンプでつくっている環境も知っているから、もしそうなったら、それがいつだろうと彼らにはすごい経験になると思うよ。

しかし、それはわたしの決断ではないから。ここで彼らをどうマネジするかは自分たち次第だが、そこではまた超経験豊富な人たちによってコーチされる。わたしよりずっと経験豊富な人たちにね!

(今回はあなたのマネジャーとしての200めの試合。トップ3の瞬間は?……)

早い! おそらくナンバー1は、初日だろう。初めてここに座った日。いつか素晴らしいクラブのマネジャーになるという夢がかなった。そのほかにもたくさんあるが、先日の夜もベストのひとつだった。あんなふうに勝ったのだから。

(そのつぎにベストな記憶は?……)

間違いなくトロフィ。Covid期間などの難しいもろもろを乗り越えて、FAカップを勝ったとき。

(これからの200試合について……)

まず日曜に勝つことだ。それがこの業界。われわれはベストを尽くし、たくさんのエナジーを注ぎ、そしてわたしは今後のさらなる成功に駆られる。

(マーティン・オーデガードの貢献……)

もしたくさんのデータがあり、試合のある側面を観れば、それが選手のパフォーマンスだけを反映しているなんてことはありえない。

しかし、あのフェイズでのことを話すなら、彼はアシストしたりゴールを決めるために、素晴らしいチャンスで素晴らしいポジションに到達し、そこで彼は幾度となく自分を証明している。先日は、そのとてもよい例だった。

(より予測不可能に、流動的になりたい……)

われわれはすべてのエリアからの脅威をみる必要がある。われわれは、ファイナルサードで大いにもたらす重要なウィンガーたちを失っており、ほかのオプションも模索している。

このチームには適応するキャパシティがあり、チームには素晴らしいフットボールインテリジェンスを持ったたくさんの選手がいる。いつそこへ動き、なぜそこへ動くかを理解している。とくに特定のことを行うときに。

先日は、間違いなくフロウがあったし、守るのがとても難しいアクションやコンビネイションがあった。

(ユナイテッドは予想外に勝つことができるチーム……)

あのクラブにはその歴史がある。彼らの選手、クラブ。ゆうべのレアル・ソシエダとの試合を観ていて、とてもはっきりしていたのは、彼らは相手を倒せるとても力強いパフォーマンスを出すことができるということ。

われわれはこの試合の難しさをわかっているし、そこを準備していく。

(なぜにアーセナルはPSVで突如7ゴールもしてしまったので?……)

試合には可能性があり、彼らがリードしていたかもしれない。われわれは試合を完全にコントロールしていたが、ひとつのアクションで、彼らはビッグチャンスをつくりクロスバーにヒットさせた。あれは、試合を変えるかもしれなかった。

もしマイルズが退場になれば、違う試合になっていただろう。だから、試合のコンテクストを理解する必要があるのだ。あの日に起きたのは、われわれがボックスで超効率的だったことであり、それはとても大きな強みになった。とくにCLでは。だからこそ、われわれはあの試合にあの差で勝った。

(PSVでの勝利から得た自由を日曜にも利用する……)

イエス。それが勢いをもたらし、試合がもたらすものだ。なぜなら、われわれはある試合ではとてもよかったのに、結果がすぐに出なかった。だが、PSVでは正しいとき、正しい時間、正しいやりかたでそれがやってきて、非常に役に立った。だがどの試合も異なるものだ。

(チド・オビ・マーティンが夏に退団した件……)

わたしは、その決定にはあまり関わっていなかった。選手が退団が最善だと決めるなら、できることは多くない。非常に残念だったと思うのは、われわれがアカデミーの選手はキープしたいから。彼らにはファーストチームで成功してもらいたい。しかし、エイデン(ヘヴン)のときもわれわれはそれができなかった。

(アカデミーの選手がここではキャリアを築く道がないと思ってしまっている?……)

外部でどうかは知らないが、内部ではノーだ。事実がそれとまったく異なるのは、彼らのような選手(MLSやワネーリ)がファーストチームにいる。

わたしが保証できるのは、もしファーストチームを助けられる、インパクトを与えられる選手なら、彼らはファーストチームに入るということ。

(MLSのゲイムでバランスを取る……)

それは、状況を支配することだと思う。状況をコントロールし、自分が守っているスペイスを支配する必要がある。

どれほど自分はさらされている? 相手は目の前にいるのかいないのか? ボールを奪える確率は? いつデュエルにコミットすべきか?

そうなれば、あとはとてもはっきりしている守備原則を充てがう必要があり、そうすれば多くのときは、ボールを奪う可能性が上がり、さらされない。もしそれをしないのなら、問題になるということ。

(リカルド・カラフィオーリの攻撃能力に驚かされている?……)

彼は、ディフェンダーとしてはたしかにあのエリアでフロウするキャパシティがある。それはとてもめずらしいことだ。そこは、わたしも注目している。

もうひとつは、彼は非常に予測不可能だということ。ケイオティックでもある。そして、それが相手にはとても難しいものになりうる。

あのゴールへの目、とくにオープンプレイ。わたしは、彼がやったことについての理解は持ち合わせていなかった。しかし、トレイニングでは、彼は毎日をそれをやっていて、クリエイトできる能力がある。

(今週あなたの妻が本をリリースした件……)

わたしは彼女のことがとても誇らしい。素晴らしいことをやっているから。彼女はいろいろ素晴らしいキャリアがあり、いまもそれに没頭している。

わたしには、隣に世界でもっとも愛するひとがいて、すべてを与えてくれる。だから、わたしはとても幸運だと思う。

リッキーはケイオティック。

会見の後半。

  • I thought you wanted to know more about my wife!
  • when and what say to MLS after PSV? we had a one-on-one chat today – once the dust had settled. It’s about learning what he can and can’t do without losing his essence, because he is a superb player
  • can happen to young players? it happens to senior ones as well! We are all always learning
  • Wenger said game after scoring a lot can be a comedown – danger after scoring zero zero seven (007) goals like James Bond? that’s a great analogy – and now BOOM 💥
  • I hope we can replicate that again but we know Sunday will be a very different game
  • won at Old Trafford last season to take title to last game and a win again keep you in the hunt? will keep momentum going but we know historically how hard to win there
  • no set piece goals recently? some games we generated a lot of chances and others less but they will come again
  • miss Bukayo deliveries? it helps when crosses comes from both sides. we are not frustrated
  • Amorim situation at United like when you took over at Arsenal? very different to mine taking over at Arsenal. I have utmost respect for him but I look after my garden and that’s it
  • Chido qualities? a massive goal threat and ability to score in different ways
  • Done more to persuade Chido to stay? first he has to be willing to stay and reality is he decided to move and we have moved on from that

以上

 

ミケルのワイフが本を出したというのはこれか。

今回は、アルテタの200試合、MLSのディシプリン問題と、あとはマンUに移籍した元AFCアカデミーのチド・オビに関するやりとりが多い。

ミケル・アルテタがマネジャーとしてPLで200試合達成

Arteta to hit 200 Premier League games as manager

PL200試合の勝率で歴代ベスト5に入った。

アルテタ就任以降の期間だと、ポインツで2位。なぜこっちは勝率にしない。

マンU戦(PL)の勝率はなんと70%。当然ベスト記録。この記録にはヴェンゲルさんが入っていないが、サー・アレックスの時代とまるまる被っているからだろう。同じマンUでも、アルテタが戦っているチームとヴェンゲルさんが戦っているチームは全然違う。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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