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【マッチプレビュー】24/25 EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(9/Mar/2025)かかる5連勝記録

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 0-1

Sky Sports (Jones Knows)  1-0

WhoScored.com   0-2

ひさしぶりにSkyのひとの逆張りを観た。

Chiris Sutton (BBC Sport):わたしは、BBC Radio 5 Liveのために火曜のCLでアイントホーフェンを訪れていた。いいところだね。アイントホーフェンはオランダの首都としてデザインされていて、発明と創造の街をして知られている。それはまさに、いまマンUが欠いているものだ。

アーセナルはPLではゴールに苦しんでいるがPSVではゴールが自由にフロウし、今回マンUにとっては、アーセナルを敗退させたFAカップと似たような守りの試合になりそうな気がする。

ユナイテッドは、強いチームとの試合ではどういうわけかうまくやるようだし、彼らがこの試合に勝つにはそれしかない。

それでもわたしは、アーセナルが勝つと思っているが。

火曜は、わたしはイーサン・ワネーリを初めて生で観て、彼のパフォーマンスには感銘を受けた。

デクラン・ライスはミドフィールドで存在感が絶大だったし、オーデガードも素晴らしかった。最近彼のフォームは批判を受けていたが、あの試合の彼はとてももたらすものがあった。

ユナイテッドも彼らに苦難を強いるかもしれないとは思う。だが、わたしはアーセナルが勝つ道を見つけると思う。

今回も7ゴールはしないだろうが、この試合は1-0 to the Arsenalの終わりしか見えない。

Jones Knows (Sky Sports):アーセナルがミドウィークにサーカスじみたことをやろうとも、あれはPSVのバックラインだ。このチームはいまだにゴール前で信頼性に欠ける部分が多い。

PLの2試合ノーゴールは、ミドウィークの大量ゴールがあっても、まだ意味がある。この2試合でアーセナルは33のショッツを放ちながらもたった3のSoTしかなかった。

ユナイテッドは、アウェイのフラムを倒したとき背水の陣を敷いた守備能力をある程度示し、イプスウィッチには55分間ひとり少ない状況でもほとんどチャンスを与えなかった。

彼らはこれをアーセナルにもできるはず。

思い出すべきは、Ruben Amorimのユナイテッドは、リヴァプールに引き分け、マンシティを破り、アーセナルをFAカップから敗退させた。アンダードッグとしてのタスクがあるとき、彼らは吠えることができる。

試合のみどころ

PSVの大勝の勝因については、試合後に書いたように、PSVの守備クオリティもありつつ、それよりも攻守が頻繁に入れ替わるオープンな戦いだったことが大きいと考えている。アタッカー不足のアーセナルが最近苦しんできたのは、ほとんどこちらが一方的にボールを持つような、攻守の役割が固定化されるような試合だったから。攻撃力をテストされるような状況に極端に弱い。

今回はどんな試合になるだろうと考えるに、いまのドジで愚鈍なマンUといえどビッグ6のはしくれ、攻守が固定化されるというよりは、やはりどちらかというともっとお互いに攻撃し守る時間のある、流動性のある試合になるんじゃないだろうか。やや希望的な予測だが。エミレーツならまだしも、彼らのホームでの試合でもある。ホームサポーターの前で最初からそこまでリアクティヴにプレイするとは思えない。

1月に敗退させられたFAカップの試合では、エミレーツでアーセナルのポゼッションはおよそ70%。ショッツが26、SoTが7、3.87xGもあってノーゴールという特殊な試合で、あれはいま思えばアーセナルが苦手とするタイプに分類される試合だったろう。

いっぽうで、昨シーズンOTでわれらが1-0で勝ったPL試合では、アーセナルのポゼッションは45.8%。ショッツが14 v 11、SoTが2 v 5という内容で、正直試合内容はあまり覚えていないが、数字を見るかぎりではそれなりに動きのある試合だった。

だから、今回もアーセナルはミッドテーブルチームの分厚い守備を前にボールをいくら持ってもいつまでたってもゴールできない、みたいなイヤな展開にはならないんじゃないか。そして、そのほうが都合がいい。オウンハーフに閉じこもられるより、適度に攻撃をしてきてくれたほうが、アーセナルの選手たちはむしろ喜んでプレイする。

マンUにはそれなりに攻撃されるが雑なフィニッシュに助けられ、アーセナルはトランジションから蜂の一刺し。なんなら、ポゼッションは相手に譲ってもいい。

アーセナルにとって最悪なのはニューカッスルタイプだが、彼らがニューカッスルほどうまくそれをやれるなら、いまそのようなポジションにはいない。

この試合の展開によって、アーセナルはまたストライカー不在の不安を思い出すかもしれないし、あるいはそんなもの始めからなかったとばかりに難なくゴールを決めるかもしれない。まずどのような試合展開で試合が進むか、注目しよう。

アーセナルのキープレイヤーは、まずオーデガード。PSVでのポジティヴパフォーマンスには、ファンとしては随分安心させられた。ただ、まだ全盛期のオーラ漂う彼にははなっていないので、ひきつづきチームをリードする暑苦しいほどのイニシアチブと、ファイナルサードでのマジカルなプレイを見せてほしいと思う。

もうひとりはワネーリ(そういや最近ワニエリから「ワネーリ」表記に変えた)。彼が今回プレイすれば、PLのOTはたぶん初めてになるが彼にはこのような大舞台が似合う。もちろん、ゴールも決めてほしい。旧ワンダーキッドのウェイン・ルーニーもびっくりのやつ。そうそう、この試合はチド・オビが出てくるかもしれないので、同じ17才として彼の前でゴールもいい。移籍を早まったことを後悔させよう。

PSVで7ゴールだから、この試合は8ゴール。期待していいかな(いいとも)。

 

キックオフは、日本時間で3月10日(月)1:30。日曜の深夜。

超期待してる。

COYG!



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