PL is back!
こんにちは。ようやく、いつものフットボールが帰ってきた。ふう、なんだか今回は長く感じたな。ブログも再開するよ。
しかし今回のIBでは、アーセナルの選手たちが大活躍だった。なかでも、メリーノ、オーデガード、ライス、マドゥエケらが際立つパフォーマンスで、レギュラーシーズンに期待を持たせてくれた。
前回のPLではリヴァプールに敗けてしまったものの、あんなのまぐれみたいなもんである。さっさと忘れてつぎへ行こう。ここからはミッドウィークのCLも始まり、しばらく週3試合のフットボールスケジュールになる。勢いをつけていくのはここからだ。
さて、PLノッティンガム・フォレスト(H)。エドゥの転職先。かねてより伝えられていたクラブ内のいざこざもあり、IB中にはなんとヘッドコーチのNunoが解任され、元ToTのAngeが後任ボスに就任したという。
Angeのトレイドマークといえば、もちろん捨て身のカミカゼ☆ハイライン。
Get training lads! https://t.co/fBlJ0HrLUh pic.twitter.com/syVstx2GYm
— YankeeGunner (@YankeeGunner) September 10, 2025
就任から最初の試合で彼が自分のやりかたをチームにインストールできるとは思わないが、もしすこしでも彼らしさが出るなら、アーセナルにはむしろやりやすくなる可能性がある。ホームで攻撃力を爆発させるには、いい相手だろう。とても楽しみな試合。
今晩の試合をプレビューしてゆこう!
アルテタの試合前コメント「チームにはデプスとクオリティがある」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(IB中あなたも少しは休めた?……)
- いくらか休暇をとり、シーズン序盤のレビューなどいくらか仕事をした
- もちろん代表試合も観ていて、多くの選手がNTでとても活躍した
(代表選手たちは全員無傷で帰ってきた?……)
- イエス。昨シーズンとは違う。わたしもとても満足
- 彼らはたくさんプレイして、チームにもインパクトを与えていた。とてもよい
(サカ、サリバ、ホワイトのフィットネス……)
- ブカヨはアウト。復帰のためにがんばっているが、プロセスも尊重しないと
- ウィロは今日トレインしていた
- ベンも同じ。問題ない
(サカの復帰ターゲットにしている試合は?……)
- どうなるか観てみよう。回復はとても順調
- これから負荷を増していったときに、彼がどう反応するか
(サリバについて……)
- ウィロは今日トレインしていることはいいニュース
- 彼を試合でプレイさせるかどうかはこれから判断する
(ヒンカピエの契約……)
- 彼はわれわれが長らく観ていた選手で、彼が獲得できるようになった
- ヤコブの退団もあり、そのポジションの選手が必要だった
- 既存のものをアップグレイドするもの、違うポジションや違うフォーメイションでもプレイできる
- あの年齢にして彼はとても経験豊富。彼がいてくれてとてもうれしい
(彼はもうプレイできる?……)
- 彼はいける
- まだチームと2日間しかトレインしていないし、NTでは長距離遠征もあったが
- アルゼンチン戦ではとてもいい試合をしていた
- 概ね、起用できる
(Ange PostecoglouがPLに帰ってきた……)
- 個人的に、Angeの強力なつよみは彼がずっとやってきたことだと思う
- 彼はチームに指紋を残す
- とてもはっきりしたプレイ、DNAがあり、観ていてめっちゃ楽しい
- わたしも彼から大いに学んでいる。とても難しい試合になる
(彼はフォレストの新しい環境に合わせられる?……)
- しらない
- しかし、彼がフォレストに行くことにした理由は、間違いなくフォレストの選手たちに自分のやりたいことをさせて成功できると考えたから
- 彼は長いあいだ(ToTで)とても違う期待を持たれていたので、今度はそれと違うものになるだろうと思う
(ヘッドコーチが突然変わることをヘッドコーチとしてどう思う?……)
- より自分自身に集中して、試合を自分がやりたいように改善していく
- 結局、チームがマネジャーをよく知っていたとしても、5分後、20分後、60分後でシナリオは変わっていくのだから
- 柔軟性と理解
- 5分と95分の景色をどう考えるか
- それこそが、われわれが毎日準備していること
(いまやエドゥがフォレストにいる……)
- わたしはエドゥがいてとてもよかったと思っている
- 彼はこのクラブでもとてつもない仕事をした。彼がクラブに来たときからすれば、彼がクラブの変革の大きな部分を担っていた
- そのあと彼はクラブを去ることを決めて、アンドレアが来て、状況はかなり違うが彼も素晴らしい仕事をしている
- あのレベルでとても優秀なふたりをくらべる必要はない
(自分たちのシーズンスタートとリヴァプールの敗戦をどう思う?……)
- 6ポインツより9ポインツがほしかった
- あの試合は試合後のArneがとてもよく説明していた。われわれが10回プレイすれば、8-9回はドロウになり、お互いが1勝づつするだろうと
- われわれはもっと多くを望んでいる。もっと多くの試合に勝ちたい
- そのために、自分たちがやったことやその状況をレビューしている
- 自分たちのプレイのやりかただけでなく、ほかのエリアも。まだ進歩の余地がある
- チームがすでにとてもハイレベルなのはとてもよいこと
(あの試合のあとにすぐ試合がしたかった?……)
- イエス。100%
- 敗けたあとは3日後に試合がしたい
- だが今回選手たちはNTで成長したところを見せた
- 彼らのチームのなかでの役割、試合でのインパクト。わたしは誇らしい
- 選手たちは試合に敗けたあと、NTへ行き、またクリックした
(エミレーツを要塞にすることがいかに重要か……)
- それがわれわれの望み
- リーズ戦もとてもよかった
- フォレストはまったく違う試合になるだろうが
- ファンの前でキックオフできることをとても楽しみにしている
(メリーノがスペインで4ゴール決めた。彼は明日アプフロントの候補に入る?……)
- ノー(笑)。でも彼はあれをミドフィールドからやってのけた! ミケルにはその能力がある
- リヴァプール戦のあと、わたしはアーセナルが3人のDMを使ったという話を聞いた。そういうナラティヴだったよね?
- しかしミケルはAMとしてハットトリック。AMがハットトリックなんていつぶりかわからない
- だから、どう思われるかを知るのはとても興味深いのだ
- とくに試合に敗けたあとに分析することや、自分たちの選手のクオリティを理解することがいかに重要か
- われわれが下す決断は毎日の理解がもとになっている
(PostecoglouがPLに戻ってきたのはいいこと?……)
- とてもいいこと
- 彼のキャラクター、人間性、彼の伝達するもの、フットボールにもたらすもの、それは喜びだ
- わたしはいつもそれを楽しんでいるし、そこから学んでいる
- 彼の復帰を大いに歓迎したい
(DNAというが、イングランドはロングスローやロングボールなど工夫をしている。PLでプレイのスタイルはひとつあれば十分?……)
- DNAをどういう意味で話しているかわからない
- 彼らがボールを持つことか。ボールがGKの近くにあるときハイプレスにさらされることか。深く守ることか。スローインか。どのDNA?
- それは状況による
- プレイのやりたかについて語るとき、考え方について語るとき、彼らはそれらに関連してものごとをあやつる
- 試合でやりたいプレイをするために、ある特定のやりかたやアプローチを維持しようと試みるというだけ
(ではあなたのチームのDNAは?……)
- 血液検査をすればわかるよ(笑)
(フォレストでプレイすればアーセナルで100試合出場になるラヤについて。41試合のクリンシートはpretty good……)
- pretty goodだって? ほとんど半分だ。このクラブの歴史でもベストだよ
(云い換えましょう。ラヤの記録はvery good……)
- 信じられないほどだよ!(笑)
- わたしは彼を連れてきたとき、あんなに叩かれたのに!(笑)
- とくに何ヶ月か何年かたったあとに理解をするのはとてもいいことだ
- あのときのことを振り返ってみるのもいいこと
- 彼はチームにすごいインパクトをもたらしたと思う
(マドゥエケのフォームでサカが復帰したあとセレクションで頭が痛くなる……)
- そうなればいいと思う
- そのうちブカヨもベストコンディションになるし、ノニも同じ。それこそチームが望むこと
- わたしは彼がいてくれてうれしい
- わたしはThomas Tuchelとも話して、彼もとても満足していた
- いま彼はとてもとても調子がいい
(ハヴァーツについて……)
- 彼はとてもよくやっている
- もう自由に歩いていて、ヒザに負荷もかけ始めている
- 以前にも述べたように、数週間から数ヶ月かかる
- だがカイを知るほどに、どんなタイムスケイルも設定したくなくなる。ガビ・ジェズースと同じ
- 彼に手術を受けさせる決断はとてもタフだったが、それが必要だった
(スクワッドのなかの競争について……)
- うれしいこと
- この夏やプリシーズンを通しては、自分の役割や将来がどうなるか不明な選手がたくさんいたが、最終的にチームがやりたかったことを達成できた
- 同時に去っていった選手の何人かには、これまでのクラブとチームへの貢献を感謝したい
- これでチームははっきりした。これが1月までのスクワッドであり、わたしはそれに非常に満足している
(サカとサリバの契約交渉……)
- それはずっとつづいている
- だが、クラブ、アンドレア、選手の代理人は、とてもうまくいっていると思う
- 選手がここでつづけたいと思っていることが重要。クラブの歴史の一員になりたい
- アンドレアが主導している
(再確認します。サリバは今日もトレインした?……)
- イエス。彼は今日トレインした
(IB中にあなたはSteve Kerrとのイベントでチームのなかの「ジョーカー」について話していた。チームのなかにジョーカーのいる余地はある?……)
- Dennis Rodmanの件だね
- 今日の社会でジョーカーのいる余地があるかどうかはわからない。この業界、フットボールで
- それはリスペクトされたり、ポジティヴなものとみなされるだろうか
- それはPhil Jackson(※元Chicago Bullsコーチ)の功績でもある。彼がDennis Rodmanのキャラクターをどう扱ったか
- 彼が競わねばならなかったとき、Rodmanがメジャートロフィに貢献したし、彼がそれを指揮した
- Philは、Rodmanのキャラクターにとてもスマートなかたちで対処し、彼からベストを引き出した
- われわれには19の異なる国からの出身者がいて、26の違う選手がいる。われわれも彼らのベストを引き出すために、それをやらねばならない
(Rodmanのように、ピッチ上でなにか違うことができる選手のための余地が必要?……)
- 効果的で、リーグベストのことができるなら、試合を勝たせるためになにか違うことができる選手なら、それは願ってもない
(リヴァプールとの試合でなぜアーセナルに対して否定的な見方がある?……)
- それは読んでないのでわからない
- しかし、あの試合をレビューして分析したあと、わたしはそれとはかなり違う見方があった
- どんな意見も尊重する必要はあるが、結局その意見も試合の勝敗で変わってくるというだけ。それを受け入れないと
(どのポジションにもふたりのトッププレイヤーがいて、どう全員をハッピーにしておく?……)
- それはどんなトップチームでも同じ。なにも違わない。だから、われわれもそれをやる必要がある
(最初のIB後、アーセナルは昨シーズンよりもいい場所にいる?……)
- 間違いなくイエス
- これこそが、われわれが今年やっていること
- 去年はチームの人数が足りなかったが、いまはいいデプスとクオリティ、オプションがある
- 複数ポジションでプレイできる選手のおかげでもある
- それが素晴らしいことで、チームにいろいろなオプションをもたらす
(Postecoglouのフォレストは予測するのが難しい?……)
- 試合前ならイエス。しかし、試合が始まってしまえば5分もすれば、はっきりとした振る舞いを観ることになる。彼らがやりたいこと
- それについて準備していく
(リヴァプールがIsakと契約したことはタイトル争いに影響を及ぼす?……)
- 彼らが最強なのは間違いない
- 彼らはヨーロッパでももっとも決定的なふたりの選手を市場で獲得した
- 彼らは非常に強い
- われわれに必要なことは自分たちを観ることで、彼らを上回れるように能力を使ってやっていかねばならない
(アウトプットが低下する前にどうピークの選手に対処する……)
- それはふつうに起きること。とくに攻撃の選手
- しかし、それは十人十色だということは認識しておく必要はある
- まずは自分を観て、自分がやっていることが自分たちのクオリティに貢献していなかったり、あるいは自分を表現できるポジションに入っていけなかったり、自分たちのクオリティをうまく使えなかったり
- そういうときは、彼らと話し合うことでもある
- フットボールではまったくふつうのことで、とくにチャンスをクリエイトする攻撃の選手ではそう
(選手をコーチしすぎてしまう危惧はある?……)
- それもあるし、悪いコーチングをしてしまうことも
- それはピッチ上でのコミュニケイションのようでもある
- 「いいえ、わたしはあなたたちにコーチしてもらいたい」と云うこともできるが、コーチも同じ。なぜなら悪いコーチングをしてしまうのはひどいことだから
- コーチしないほうがマシで、悪いコーチをするくらいなら黙っていたほうがいい。つねにそういう意識があることがとても重要
(アーセナルとイングランドでマドゥエケはどれほど素晴らしい?……)
- わたしが観てきたものや経験したことを話すことはできる
- われわれのサポーターが初日からノニを歓迎してくれたことは素晴らしいと思う
- だから、それに同意しなかったひとのことはよくわからない
- しかし、われわれのサポーターは素晴らしかった。それも彼が信じられないような選手だからだ
(今年のリヴァプールを止めるのはどれほど難しい?……)
- リヴァプールじゃない。リーグ全般。レベルについていくのがいかに難しいか
- PLを勝つ権利を得るには、一貫して大量の試合に勝たねばならない
- これはじつにロングランになる
(ジェズースがCLスクワッドから外れた件……)
- 彼は大きな手術をして、何ヶ月も何ヶ月もかかっている
- だから医療スタッフと相談して、彼が起用できるまでのスケジュールを決めた
- それは12月から1月のあいだになるだろう
- それが間違っていて、もっと早く戻ってきてくれればいいのだが、現時点での予測ははっきりしている
(では彼は12月あたりに戻ってこれる?……)
- チームとのトレイニングを始めてから
会見の後半。
- New manager always against Arsenal: We have to earn the right of winning the games. We will see and the best solutions to win.
- Share pressure of winning a trophy: the comments he made a few months ago, the context was clear. It’s my ambition since I got here.
- Ange approach questioned: At the end he won but didn’t continue it was clear.
- Mixture: If you don’t win enough games you’re out.
- Learned from him: A lot of credit, you need to convince players and he has and has won.
- Getting Forest up to speed: We expect the best from the opposition.
- Surprise you got hammered for bringing Raya in?: I was conscious and knew what I was doing. I know this country. Ramsdale was someone very much loved.
- Raya best of the lot?: I knew he had the courage to deal with that situation, we believed he was ready and the right goalkeeper. It was about evolving.
- Surprised Madueke had to win people over: It wasn’t just Noni it was past situations between Chelsea and Arsenal.
以上。
デニス・ロッドマンのエピソード。わしは名前くらいしか知らないんだが、桜木花道のモデルなんだっけ? ジョーカーは必要だなあ。