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【マッチプレビュー】25/26 EPL アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト(13/Sep/2025)Angeの初戦がエミレーツ

ノッティンガム・フォレストについて

いろいろシッチャカメッチャカなクラブ。

Nuno Espirito Santoの解任には、納得していない選手も多数いたとか。そんなの当然に思える。去年あれだけの結果を残して、今年のヨーロッパまで手に入れたのに、その功労者を切るとか意味わからんよね。一時はCLに手が届きそうなほどだった。

そして新ヘッドコーチにBig Ange。ウケる。Nunoとは正反対のカミカゼフットボール。もしフォレストがNunoで成功してなかったというのなら、Angeみたいなコーチでショック療法を試みると理解もできるかもだが、実際はNunoで十分成功していた健康体に、わざわざ電気ショックを与えようとしているという。びっくりして死んじゃう。

Nunoの解任はまあいいとしてもそこにAngeとは、思い切った判断をしたものだ。ToTでも会見なんかでわりと云いたいことを云っていたし、クラブとしたら決して扱い安いキャラクターでもないだろうに。

でもAngeはいいよな。おれはけっこう好き。理由はおもしろいから。Angeball。プロスポーツなんて、つまるところエンタテインメントである。観ていておもしろくなきゃいけない。ものごとの本質がよくわかってるコーチ。ミケルがリスペクトするはずだ。

あの超エンタテインメントなフットボールでToTを降格近くまで落とした手腕を、ぜひフォレストでも発揮してもらいたいものですね。

フォレスト夏の補強

さてそんなフォレストなので、この夏も大いに野心をもってチームを補強していた。

イプスウィッチから買った、元ガナーのオマリ・ハッチンソンが€43m。これはクラブレコードの金額という。そして、ボローニャから買ったDan Ndoyeというウィンガーが€42m。もうひとりストラスブールのDilane Bakwaというウィンガーが€35m。その他もろもろ。大金つかってる。

Nunoが獲得に反対していたという(笑い)KJ案件のDouglas Luizも、結局ローンで取った。

もちろんアレックス・ジンチェンコも。とても幸せいっぱいという表情には見えんなあ。。

エースのAnthony Elangaがチームを去ったのは痛いだろうが、Chris Wood、MGW、CHO、Murilloら去年のチームの中心選手たちは残っている。この試合、云うほどイージーではないかもしれない。

ところで、彼らのELスクワッドが発表されたとき、ハッチンソンとジンチェンコがそこに含まれていないのがだいぶ話題になった。ハッチンソンはクラブレコードの金額で取ったアタッカーであり、ジンチェンコは彼らの泣き所であるというLBでプレイできる。これはたしかに不可解。

これもまたエドゥとNunoの劣悪な関係の影響だなんだと憶測はあるようだが、いずれにせよシッチャカメッチャカである。

Angeもよくこの仕事引き受けたね。ほしい選手は買ってもらえず、商売上のしがらみでコーチが望みもしない選手を連れてこられるようなクラブなんだが。メイト?

チームニュース

Nicolás DomínguezとOleksandr Zinchenkoがアウト。

ジンチェンコはもちろん、ローン元の親クラブとの試合ではプレイできない。

Ola Ainaがダウト。

フォーム

ここまでのPL3試合で、W1 D1 L1。相手はブレントフォード(H)、クリスタル・パレス(A)、ウェストハム(H)で、ビッグチームとの対戦は今回がシーズンで初めて。

Head to head

アーセナルは、フォレストとのPL直近6試合で、W4 D1 L1。

エミレーツでは6連勝中で、過去14試合でフォレストに敗けなし(W10 D4)。最後にホームでフォレストに敗けたのは1989年。

Ange Postecoglouの試合前コメント「わたしに証明することなどない」

試合前会見でのコメント。

AP:証明しなきゃならないことなんてない。誰にも何も証明する必要はない。

わたしは自分のチームにはエキサイティングなフットボールをプレイさせることを好む。ゴールを決めて、ファンを喜ばせる。

わたしはビルのなかにいる全員を納得させなければならない。自分たちがやろうとしていることについて、あるやりかたについて、そしてそのやりかたで成功することについて。

一夜にしてそれが可能になるなんてことは云えない。これは多少時間のいるプロセスだ。しかし、競争力を犠牲するなんてことは絶対にしない。

わたしの信念のどれもが、チームが土曜日に勝利する準備ができていることを妨げるものではない。

ノッティンガム・フォレストの戦術について by エイドリアン・クラーク

AFC公式サイトより。

AC:Postecoglouの指名でフォレストのいつもの4-2-3-1が影響を受けることはないだろう。彼はスパーズでは4-3-3を好んでいたが、彼の拡張的なスタイルは、Nunoの下で非常にうまく機能したコンパクトなカウンターアタッキングアプローチとは正反対である。

フォレストはすでにプレイのスタイルを進化させ始めている。彼らの最初の3試合で平均ポゼッションが57%で、これより多いのはチェルシーとシティしかいない。昨シーズンのフォレストはポゼッションがリーグでワースト3位だった。

しかしPostecoglouのやりかたは、高いラインで不確実性をつくること。フォレストより被SoTが多かったチームは3チームしかおらず、それは彼らがまだオフザボールのワークで調和を見出していないことを示している。

Dan NdoyeやCallum Hudson-Odoiといったウィンガーは手強く、前者はすでにゴールもアシストも決めている。彼の右フランクはおさえる必要がある。このふたりのために糸を引くのはMorgan Gibbs-Whiteで、彼のキラーなパスを阻止するにはそこにいたるElliot Andersonからパス供給を止める必要がある。

24/25シーズンのフォレストでセットピースは大きな武器だった。彼らはデッドボールからもっとも多くのゴールを決めた。しかし現時点では、セットプレイからのショッツが最少。彼らは、ここまで頭での被ショッツもリーグワーストで12あり、アーセナルは空中戦に活路を見いだせるかもしれない。

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