バックラインでますます存在感を増すモスケラ
今回もいいなあ、安定しているなあと思いながら観ていたら。こいつを観ていただきたいんですが。
Cristhian Mosquera. ❤️ pic.twitter.com/C9Y9VlFXMN
— Between The Posts (@BetweenThePosts) September 16, 2025
いいどころか、チームの中心だった。なんと。最多パス。
新しい選手って、なかなかパスをもらえなかったりする。そういうシーンをよく観る。信頼されるまで、チームメイトからボールを託してもらえない。攻撃の選手でも守備の選手でも、あるある。
だから、この試合でもラヤがボールを持ったとき、左右どちらに出してもいい場面で、よくモスケラに出していて感心していた。もちろん、相手の守備理由もあるだろうがそれにしても。
彼は、世界最高クオリティのアーセナルのバックラインですでに仲間の信頼を勝ち得ているし、今回もそれを強固にしただろう。
ベンチに置いておくにはもったいなさすぎるな。
ヨクレス、エゼ、マドゥエケはどうだった?
今シーズンからの新フロント3。ひきつづきチェック。
まず、ヨクレスはまあよかったんじゃないか。最初のぎこちなさからすれば、チームとどんどん噛み合うようになってきたとは感じる。裏抜けからの独走みたいな彼らしいプレイもあった。
ただし、今回はゴール前で惜しいチャンスを外してしまったのが痛い。スタット的にはBig chances missedが2。xGは彼の単独で0.45もある。
26分、48分。26分のほうが決定的かと思ったら、48分のフリーキックからのショットのほうがxGの値は大きかった。
どちらもヘッダー。あれは彼が頭でずっと決めていなかったという件を思い出させた。やっぱりちょっと苦手なのか?
しかし、それでもビッグチャンスを外してはいけませんねえ。
エゼについては、この試合は最高ではなかったが、もちろん悪くはなかった。地上デュエルは7/11と高率で勝っている。Sky Sportsのレイティングでは、アーセナルでは最低の6。パフォーマンス並。といっても6は4人もいるが。彼のスタンダードからすれば、際立つパフォーマンスというほどではなかった。
そのSky Sportsにあった興味深いデータ。エゼはアーセナルではLWということで、やはりパレスのときよりもプレイエリアがかなり左に偏っているようだ。もうちょい中央でプレイさせたいよなあ。
マドゥエケは、よかったと思う。スタッツ的には数字がよろしくないためスタッツ系サイトでのレイティングは低いものの(SofaScoreでは6.3で断トツ最低)、RWとしてはひきつづき好調を維持していると感じる。
この3人は、ひとまずこの試合でも、今後が心配になるようなパフォーマンスはなく、つぎのシティでも活躍してくれそうだ。
ありがとうバスクの民
いいひとたちだな!
🤝 Well played, @Arsenal
Safe travels back to London and best of luck for the rest of the season, Gunners!#AthleticArsenal #UniqueInTheWorld 🦁 pic.twitter.com/pEYLvIMfDZ
— Athletic Club (@Athletic_en) September 16, 2025
あんなに満員の観客で(※5万人)、アウェイのアーセナルはさぞや針のむしろかと思ったらそうでもなく。目立って大きかったブーは、ズビメンディがボールを持ったときくらい?
試合が始まる前、キャプテン同士がメモリアルな銅像に花を手向けるセレモニーでも、地元の観客から笑顔と温かい拍手が送られていたし、試合後はネリのあれ。ビルバオファンの少年にシャツをプレゼント。場所によってはアウェイチームの選手にシャツをねだるなどご法度と思うが、それもなんだか渋々とでも周囲のファンがそれも受けれ入れられていたように見えた。
おぼえておこう。バスクのひとたちはいいひとだ。いつか行ってみたい。
この試合については以上!