こんにちは。
ウィリアム・サリバの新契約について、昨日、各所で合意したとの報道があった。BBC Sportも報じている。あとは公式発表を待つばかりか。
William Saliba: Arsenal defender agrees new five-year contract with club until 2030
サリバといえば、レアル・マドリッドのシリアスなターゲットとも云われ、アーセナルファンが長らく契約更新を待ち望んでいたひとり。
これは非常にうれしいニュース。
それと、ちょうどその盛り上がりに合わせたわけではないだろうが、Sky Sportsが彼をゲストにお楽しみ動画をアップしていたのでそれも紹介しよう。
ウィリアム・サリバがアーセナルとの5年の新契約に合意と報道される
スクープはもちろんこの漢。
🚨 EXCLUSIVE: William Saliba commits future to Arsenal by agreeing 5yr contract. 24yo centre-back entered final 2yrs of previous deal + Real Madrid among suitors. But France int’l wanted #AFC stay & expected to sign until 2030 in coming days @TheAthleticFC https://t.co/rXHsN2hwhi
— David Ornstein (@David_Ornstein) September 25, 2025
ロマーノら、主要なジャーナリストたちもこれに追随した。
🚨❤️🤍 BREAKING: William Saliba, on the verge of signing new long term deal at Arsenal after improved proposal, as per @David_Ornstein.#AFC sent new contract terms in August, assessed by Saliba and his agent in the recent weeks.
Saliba now close to accepting and get it sealed. pic.twitter.com/IgzArvm5jt
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) September 25, 2025
以下、The Athleticから引用。
アーセナルのCB、ウィリアム・サリバがクラブとの5年契約に合意した。
24才の新契約は、このあと数日のうちにサインされる見込みである。
The Athleticは、5月の時点で、アーセナルがサリバと契約交渉を始めたと伝えていた。彼の既存の契約は2027年6月までだった。
サリバにはレアル・マドリッドからの関心もあったものの、彼は3月にも、アーセナルでハッピー、ノースロンドンクラブでトロフィを勝ち取りたいと述べていた。
6月に契約について訊かれたサリバ「イエス。できれば。もちろんいまはまだだが、ぼくの代理人とクラブのあいだでいい交渉がある。どうなるか観てみよう」。
サリバは、この2シーズンのPLで最強の守備記録を維持するアーセナルでキーロールを務めてきた。彼は昨シーズンのアーセナルで51試合でプレイ、PLの2位フィニッシュに貢献し、CLでもセミファイナルに進出した。
めでたし。

サリバの契約が一段落ついたとなると、あとどでかい契約案件は、ブカちゃんですかね。サリバともどもぜんぜん心配はしていないけれど。
今回のサリバの新契約で彼のサラリーは£190kから£250kに増えるという噂もあり、サカの新契約もおそらくエジルに匹敵するか、あるいはそれを超えてクラブレコードになるんじゃないか。給与総額は今後ますます増えていきそう。
ウィリアム・サリバのQ&A by Sky Sports
サリバが、ファンからのよくある質問に答えていくというQ&A企画。
これがなかなかおもしろかったので、紹介しよう。
(ファンに質問を募ったら何千も来てしまった。まずシンプルな質問から。サリバの子どものころのフットボールアイドルは?……)
WS:メッシとサミュエル・エトー。
(CBじゃないんだ……)
ノーノー。子どもがCBなんて観ないよ。ストライカーやウィンガーだけでしょ。
(サミュエルはちょっと過小評価……)
そうだね。でもぼくにとってはオールタイムで最大のアフリカ人選手だね。ぼくにとってだけじゃないか、レジェンドだよ。
(サリバは違うポジションでプレイしたことはある?……)
もちろん。子どものころはストライカーだったし、MFだった。CBを始めたのは14才のとき。
(アプフロントではどうだったの? いいストライカーだった?……)
まあね。優秀だったよ。
(どんなストライカー?……)
ズラタン。
(笑)
たくさんゴールも決めたしね。若いころは2つか3つのクラブでストライカーとしてがんばってた。最後には選ばれなくなっちゃったけど(笑)。
(当時どれくらいゴールを決めた?……)
子どものころ? たくさんだよ。すんごく。キラーだったからね。地元のひとに訊いてみるといいよ。
(MFでもプレイしたの? フィジカル? テクニカル?……)
そうだね。クリーンなMFだったよ。
(つぎの質問。イングランドにいていちばん恋しいフランスの料理は?……)
正直、ここの食べ物もうまいよ。でもフランスの食べ物はレベルが違う。
(みんなが試すべきフランスの食べ物は?……)
いや、ここと同じではあるんだけど、クオリティが違うというか……。パンでさえ、フランスだと涙が出るからね。あまりにもうまい。でも、ここだとパンは……
食べ物に関してはすべてがここよりいいね。
(ホットチョコレイトにパンを浸して食べるというのは聞いたことがあるけど、違った?……)
いや、違くないよ。それはいつか食べてみるべきだ。
ほら、ここだとパンケイクに卵つけて食べたりするでしょ。
(いいじゃない……)
ナー。あれは食べ物じゃないよ。パンケイクにはちみつ、さらに卵につける。そんなのこれまで観たこともない。
(でも英国料理も絶対楽しまなきゃ。ベイクドビーンズは?……)
ノーノーノー。
(どうしてさ!……)
朝来て、スクランブルエッグにアボカドトースト。それでいい。ぼくは、正式な英国料理みたいのは食べない。
(キミは正式なフランス人というわけね。つぎの質問。対戦したなかでもっともタフだったストライカーは?……)
エンバッペかな。
(なにが彼をそんなに難しくしている?……)
彼は何でもできるから。ドリブルでもなんでも。
(ガブリエルのオフザピッチでの好きなところは?……)
彼は子どもだからね。ジョークが大好きだし、愛情があって、子どもみたいで、ピッチ外でも友だちでいるのはナイスなこと。
(以前彼と話したとき、キミのことを「いちばんおもしろいやつ」と云っていた……)
(笑い)
(オールタイムのベストCBは誰?……)
RamosかMaldini。Maldiniは観ていたわけではなかったけど。でもRamosは観てたよ。
(Sergio Ramosの姿勢は称賛されているけど、もしイングランドにいたらそこまでじゃなかったかも?……)
ノー。彼がここにいたら、彼はトップかそのつぎになってた。彼はリーダーであり、たくさんのトロフィを取った。
もちろん彼のチームが素晴らしかったこともあるけど、彼がゴールした試合もあるし、バックラインも彼がリードした。ワールドカップもEuroも勝ったんだから、ぼくなら彼にする。
(オフの日、ロンドンでなにをする?……)
たいていは、何か用事がない限りは出かけないで、プレステをやったりしてる。
(いまやってるゲームは?……)
FIFA。
(うまいの?……)
チームメイトたちに訊いてほしい。彼らが教えてくれるよ。
(ほんとかな?……)
彼らに訊いてよ。ぼくは誰は全員倒してるから。キングって呼ばれてる。
(笑い)
もし対戦したいなら、一対一でやろう。
(クラブは? 誰をチームに入れてる? アーセナルの選手?……)
ノーノーノー。フランスの選手だよ。地元のね。ディヴィジョンワンのエリート。
(自分がストライカー?……)
10。パスするほうが好きだから。
(アーセナルの最初の記憶は?……)
最初のシャツかな。母さんに買ってもらった。それが最初の記憶。(有名な子どものころの写真)そう、あのシャツをよく着てた。
(背中はティエリ?……)
そう。ティエリ・アンリ。
(キミの地元ではみんなアーセナルのシャツを着ていた?……)
パリにはアーセナルファンがいたね。でもぼくの地元はそうでもない。
(アーセナルとはフレンチコネクションがあるから……)
そう。それは知ってる。みんなはバルセロナとか。でもぼくはれっきとしたアーセナルファンだった。
(キミの子どものころのあだなは?……)
Willo。
(チームメイトでほかにいいあだなの選手はいる?……)
ビッグガビ。3人もガビーがいるからね。
(彼らをどんなふうに呼んでる? ビッグガビ、リトルガビ……)
そういう感じじゃない。マルチネリはマルチネリだし、へズースは(エルニーニョ)、ガビ・マガリャエスはビッグガビ。
(新加入選手をひとことで。モスケラ?……)
ビースト。
(彼はクレイジーだね。トレイニングではどう?……)
彼はいい。なんでもできる。
(エゼ?……)
テクニーク。彼とは何度も対戦したけど、いまはチームメイトでうれしい。いいひとだし。ここに来る前からそれはわかってた。
(マドゥエケ?……)
エレクトリック。ボールを持てば、インサイド、アウトサイド、どこでも行ける。
(ズビメンディ?……)
クリーン。ボールを持ったとき、パス、とてもうまい。さすがスペイン出身。
(ヨクレス?……)
キラー。
(彼がチームに与えるものはなんだろう?……)
ゴール?(笑)
(ヒンカピエ?……)
一度いっしょにトレインしただけだけど、Gintaみたい。
(ノーガード?……)
クラス。
(彼にはリーダーシップがあり、ビッグパーソナリティがあり……)
そうだね。ブレントフォードにいたときは彼と対戦するのは毎回難しかった。すごくうまい。
(最後。ケパ?……)
ウォール。トレイニングでは何度かゴールしたけど、それでも難しい。
(では最後の質問です。ミケル・アルテタからもらった最高のアドヴァイスは?……)
トレイニングでももっとアグレッシヴになること。
ぼくはたまにだらだらとトレイニングに来ることがあって、だからトレイニングでもすべてを支配するみたいになる必要があると。
ベストになりたいのなら、つねに生き生きやることだと。
以上
リラックスしていておもしろかった。
おわる