かねてより噂されていた、ミケル・アルテタのコーチングスタッフが正式に発表された。
昨日公開されたファーストトレイニングといい、「チーム・ミケル」の本格始動を感じさせるニュースである。
アルテタの下につどう新コーチたち
Welcome to Arsenal, new assistant coaches Steve Round, Albert Stuivenburg and Inaki Cana Pavon pic.twitter.com/GBOor3mFR3
— Stuart MacFarlane (@Stuart_PhotoAFC) December 24, 2019
フレディ・ユングバーグ(アシスタントコーチ)FL
説明不要。
インテリムのヘッドコーチを何かと不明瞭な条件で引き受け(いつまでやるか先がどうなるか聞いていないと何度もコメント)、後任が決まればすんなりポストを譲り、さらにそれでも愛するクラブに残りたいと。。100万回LIKEしても足りないフレディのアーセナル愛とレジェンドっぷりに乾杯。
アルベルト・スターヴェンバーグ(アシスタントコーチ)AFS
Albert Stuivenberg。1992年よりコーチのヴェテラン。
かつてマンUでルイ・ファン・ハールの右腕としても仕事をしていたダッチマン。
現在ウェールズNTでライアン・ギグスのアシスタント・マネージャーも務めており、夏のEUROまでそちらも継続して担当するということ。兼任である。
スティーヴ・ラウンド(アシスタント・コーチ)SR
Steve Round。
ミドルスブラ、ニューカッスル、エヴァートン、マンU、イングランドNTでのコーチ歴。またアストン・ヴィラではダイレクター・オブ・フットボールも。
今回のアーセナル加入について「ミケルに頼まれて一も二もなく飛びついた」と本人。
“Mikel called me in the week and asked me to join his staff.” 📱
“I jumped at the chance straight away.” 🙌
“I think he’s going to be a really top manager.” 👏
New Arsenal assistant Steve Round says he jumped at the chance to link up with Mikel Arteta. 🔴 pic.twitter.com/iMJcblglaU
— talkSPORT (@talkSPORT) December 23, 2019
サム・アラダイス:(スティーヴ・ラウンドは)グレイトなコーチだ。とてもいいコーチだよ。スティーヴはとても細かくて、とてもオーガナイズされている。アナリストやスポーツ・サイエンティスト、栄養士なんかともよくやりとりする。彼はたくさんのものをもたらすよ。ミケル・アルテタにはかなりプレッシャー軽減になるだろう。
ビッグサムのお墨付きである。
イニャキ・カニャ・パヴォン(ゴールキーピング・コーチ)IC
Inaki Cana Pavon。英語だとイナキ・カナって呼ばれるのかも。
ブレントフォードより。現任のサル・ビボとともにGKコーチに。
いち早く彼のアポイントを示唆していたデイヴィッド・オーンステインによれば、「かなり評価の高いGKコーチ」ということ。
eally excited to be joining @Arsenal
it’s a great honour to be part of such an amazing club.
Thanks to @BrentfordFC for the last few years and good luck for the future. Thank you to @Q1QE22 and @jccambeiro for all your hard work, great to be part of your family. pic.twitter.com/bquIgpuwnI— Iñaki Caña (@inakicana) December 24, 2019
🎥| #AFC
Training video from Goalkeeper Coach, Inaki Cana Pavon who will be joining Arteta at Arsenal. The Spainiard who has previously worked for FC Barcelona, Brentford & FC Nordsjælland created his own Goalkeeper academy in Barcelona in 2013. pic.twitter.com/Vh0XJpw4tC
— afcSource™ (@afcSource) December 20, 2019
2013年にはバルセロナに彼の自分のGK養成学校を設立している。
フリックを改めるよう指示があったのは驚きもありますが、賛成ですね。ラカやエジルはフリック使うことありますけど、引っ掛かってカウンターでやられるシーンを何度も見たので。
フリックを禁止してるわけじゃなく、まずはフリックしなくてもポジショニングの改善で楽につなぐプレーを優先しよう、という意味だと勝手に解釈してます。
ファイナルサードならともかく、中盤まででボールに背を向ける形になるフリックは危険ですからね。フリックして振り向いたら逆にカウンター仕掛けられて、置いてけぼりにされるのが最悪ですからね。
こういう明確な指示が記事になるのはすごくうれしいですね。次戦への曖昧な期待が具体的になりますからね。
アルテタってバルサ出身だったんですね。バルサはとにかくテクニカルなイメージがついているので魅せるプレーが多そうですが、実は基礎基本のレベルが異常に高いという話を聞いたことがあります。
トラップは自分の利き脚の側にボールが置けるように、パスは相手の利き脚の側にする。アーセナルは基礎基本を忘れていたのかもしれません。
そういやフレブは何も難しいプレーをしてないのに、絶対と言っていいくらいボールを失わない選手だった。それでいてセスクが「明らかに僕より上手い選手」と言ってリスペクトしてたのを覚えてる。
あの時代の選手は横パスがものすごく正確で、止めるために足を出す必要すらないくらいだったと思う。ダイレクトでも蹴れる、トラップを動かして抜くこともできる、持つこともできるので選択肢が広くて、マークする相手がヘトヘトになってたもんだった。ああいうのまた見たいですな。
監督としての帰還ですが、アルテタのような本当のキャプテンによる強いリーダーシップが今のアーセナルに必要なものでしょう。
あいまいではなく断言してしっかり言えること、しっかり導けること、シンプルですが大事な事ですね。
トレーニング動画の中でフリック注意されてたのラカゼットだったかな。英語あんまわかんないんでジェスチャーでそう思いました。
昨シーズンの調子いいときにエジルがフリックで美しいプレーして、その次の試合からオバメヤンが真似してフリックしだして、さらにはラカゼットもやりだして。
でもオバメヤンもラカゼットもエジルほど上手くなく予備動作もでかく、しかもああいうプレイはたまにやるから相手の虚をつけていいプレイになることはあるけど、あまりにもやりすぎるからバレバレでそのつちすぐ取られるようになってましたね。普通のパスでいいのに無理やりやってたくらい。
だから今回の指示はいいと思いました。
トレーニングの動画で、輪になってボール回しの練習してるときにジャカがDFに捕まって、アシスタントコーチに指示されたのかビブスを脱ごうとしたのをアルテタが止めて、「パスを出した後はサイドステップで移動する。そうすればパスを受けやすくなる」的なことをやって見せてそのまま続けさせたのもよかったですね。
パス回しの練習が慣れてる人とそうでない人がはっきりしてて面白かったです。
いいプレイは大げさなくらい褒めてたのも印象的でした。あんな褒められたら嬉しいだろうな。
ダメなことはダメ、具体的に指示する、良いところは賞賛する。いい雰囲気でしたね。
ペップシティの優勝の軌跡的なドキュメンタリーでの練習風景に感心したのを少し思い出しました。
攻撃のボール回しとかは改善していきそうと期待。あとは守備がどう改善されるか。ポジショニングはなんとかしてくれると信じて、あとはハイボールにまともな対応できるのがルイスくらいしかいないところまでも改善してくれると期待してますアルテタさん。期待しすぎか(笑)
ベジュリン、セバージョスが練習に参加してたし期待。ベジュリン右やるならナイルズ左で使ってみてくれんかな(笑)
あとチェンバースのアルテタリスペクト的な態度も面白かったです。