来るビッグマッチ。
ペップ&ミケルの師弟対決ということで、こんな忙しないミッドウィークのタイミングでなければ、世間的にも試合前はもっともっと注目されていただろう一戦である。ちょっちもったいない。
今回は昨日行われた、われらがボス、ミケル・アルテタのプリマッチプレスカンファレンスの様子をお伝えしよう。
Arteta on facing City and picking Lacazette
アルテタのプリマッチプレスカンファレンス「彼らが何をしてくるかわかっている」
昨日行われたプリマッチプレスカンファレンスより。
試合について
(マンシティとの試合はどれだけ特別か……)
アルテタ:とても特別な夜になるだろう。わたしもあそこに戻ることにとてもワクワクしている。いくつかのファンタスティックな思い出があるし、たくさんの友人、たくさんの大好きなひとたちがいる。しかし、もちろんいまわたしは別の場所にいて、別のベンチに座り、できる限りを尽くして自分のクラブを守ることになる。
(シティに勝つためにはあなたの知識が助けになる……)
それがあるから、彼らが何をやってこようとするか、どこを見てくるか、わたしにはとてもはっきりとわかる。しかし、それを止められるかどうかはまた別の話だ。彼らがつくり出す問題は、われわれも彼らにもたらせると思う。
彼らがベストならその日にはそれがきっと起きるし、われわれは彼らに何ができるか、彼らが持っているヴァリエイションもわかっている。
結局は、ピッチのうえの選手、それにパフォーマンス次第になる。
(最後にシティと対戦してからアーセナルはどれだけ進化した?……)
わからない。わたしはここにいなかったから。裏で起きていたことは判断できない。わたしが知っているのは自分が見ている現在のこのチームで、それについてはたくさんのエリアで進歩があったと思う。またほかのエリアではまだまだ進歩しなければならないところがある。
(水曜の前にペップと話す?……)
いまはまだ話していない。きっと彼は集中しているだろうから。彼は昨日(日曜)に試合があったし。われわれもみんな自分たちの仕事に集中しているし、それで十分さ。
(ユナイテッドのような勝利を繰り返せる?……)
思うに、どのチームもまったく違う。どの試合も違っているし、われわれはアウェイだが、ユナイテッドはホームだった。とてもコンペティティヴな試合で、戦術的な面からも観ていて楽しかった。最後は、またボックス(での決定力)が試合を決めた。
(われらはシティに勝てるので?……)
もちろん彼らに勝つためにそこに行くんだ。それがゲイムプラン。彼らの思い通りにさせないよう、ピッチではできるすべてを出すし、われわれがベストでプレイするとき試合に勝てるかどうか、見てみようじゃないか。
(マンシティに勝つ可能性……)
全力を出す必要があることはたしかだと思う。エティハドであのような選手たちとの試合に勝つチャンスがあるのは、自分たちがベストを出したときだけだ。
われわれはふたつの異なるプロセスとレヴェルにいると思う。現時点では、われわれはどうにかして個人でも集団でもマネイジしていかねばならない。ベストでなければならないよ。
(マンシティの今シーズン……)
ときどき小さなディーテイルが違いをもたらす。思うに、彼らが敗けた数試合はとてもアンラッキーだった。わたしの意見だが。わたしがいたときに敗けた何試合かでも、完全に試合を支配したのに、ひとつかふたつのディーテイルで敗けた。それがフットボールだ。そういったことも起きる。
(ラカゼットをスタートに選ぶこと……)
(そうするとしても)彼が得点したからではなく、毎日のトレイニングの仕方からだ。彼がやろうとしているやり方、彼が得点をしなかったとしてもプレイするやり方。彼はいつでもベストを出す。トレイニングでも。彼のアティチュードはトップだ。ほかの選手たちもそう。だから彼らはみなチャンスがある。
チームニュース
(トレイラの足首はシーズン終了のケガ?……)
彼の復帰を諦めたくない。ルーカスはとてもやる気だし、今シーズンまたプレイしたがっている。現実的かどうかはともかく、この2-3週間でどうなるかわかるだろう。骨がどれほど癒えるか、彼のリハブがどうなるかに依る。現時点ではたしかなことはわからない。
(セドリック・ソアレスとシュコドラン・ムスタフィはチームに入りそう?……)
彼らはプレイできると思う。明日みんながトレインできているといいのだが、できる限りベストな選手を選ぶつもりだ。
コロナヴァイラスの影響
(コロナヴァイラスで無観客にせざるを得なくなると思う?……)
どんどんと多くの国々に影響を及ぼしているように見える。われわれに影響しないといいのだが、いずれにせよわたしはそれにどれだけ現実味があるのかわからない。
だから政府の方針、クラブの方針に従うだけだ。状況に適応しないと。
(選手とわれわれの毎日の取り組みへはどれだけ影響が?……)
ない。いくつかのルーチーンで少し気をつけているくらい。最小限の接触とかそんな。それ以外はすべてふだんどおりで行動している。
その他
(CLの出場争い……)
わからない。まだ道のりは長い。試合ごとにやっていきたい。
3週間前は不可能だった。そしていまは少し可能性が見えてきた。しかし、まだ相手の結果にも依るし、自分たちのパフォーマンスもそう。
(ブカヨ・サカの将来について……)
クラブがやるべき交渉をやっている最中だ。解決するといいが。
以上。
アルテタは最後は決定力がモノを言うみたいな事言いますけど、だったらラカ外してオーバを真ん中に置いて欲しいですね