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“ザ・ビッグ・インタヴュー” アーロン・ラムズデイル「自分を証明する」

こんにちは。

IBもたけなわでアーセナル界隈もいたって静かなため、先週のPLブライトンから、ほぼまるまる一週間ブログをあけてしまった。小生もまだおめおめと生きております。忘れないで~

さて、気を取り直して今週よりまたブログをゆるゆると再開してゆきたい。

昨日アーセナル公式の「The Big Interview」シリーズ?より、アーロン・ラムズデイルのインタヴュー動画が公開されていた。今回はそれを紹介しよう。

ラムズデイルといえば、現在はブカヨ・サカとともにイングランドNTに帯同中であり(残念ながらまだNTデビューならず)、充実したフットボールライフを送っている様子。

またもちろん、夏に加入したばかりのアーセナルでも、いまやNo.1の座をベルント・レノから奪い取ってしまったかたちで、PLブライトンで初めてエラーらしいエラーをやった以外は、全般的に非常に安定したパフォーマンスを発揮、チームにもかなりとけこんでいるようだ。

そんな人生を歩んでいる彼が、いまなにを語ったか。チェックしてゆこう。



アーロン・ラムズデイルのインタヴュー「みんなのほうが間違っていると証明したい」

およそ6分程度の動画。

スポーツ好き家族と少年時代

ラムズデイル:ぼくの最初のフットボールの記憶は、父さんと兄弟たちと公園で笑いながら楽しくプレイしたこと。ぼくはいつだったか父さんにフットボールをやりたいって云ったんだ。そうしたら父さんは「ポジションはどこがいい?」というので「ゴールキーパーがいい」って云ったんだよね。父さんは「マジか?」なんて云ってたよ。

それから地元のチームに行くようになって。うちはスポーツ一家なんだよ。母さんも父さんもアスリートで、ふたりとも400mハードルをやったりしていた。

だからぼくもクロスカントリーランニング、陸上競技、バドミントン、クリケットをやってきた。父さんがラグビーをするようになってからは、兄さんなんかはフットボールよりラグビー好きになっちゃった。もうひとりの兄弟はダンサーだし、スポーティな家族だよ。

フットボールだけじゃない。でもぼくはフットボールが一番好きだった。まあいまは基本的にみんなもそうなったんだけどね(ニヤリ)。

最初のサンデイリーグチームに入ってから、たぶん8才とか9才くらいのときだったか、サンデイリーグで、Fred Barberがやっているゴールキーパーアカデミーがあるとコーチから聞いた。彼は当時のボルトンのゴーリーコーチ。ぼくは、水曜と金曜にそこへ行くようになって、毎週1時間か1時間半くらいやるのがすごく大好きだった。10~25人くらいのGKがいて、みんな年も違っていたし、レヴェルも違う、それでただトレイニングするんだ。

それが楽しくて、そのときにぼくはボルトンにトライアルに招待された。そこがすべての始まりだ。そこから始まってる。

アーロンの反骨心

それからいろんなところでトライアルを受けたり、断られたりして、結局はハダースフィールドかシェフィールド・ユナイテッドのどちらかに決めることになった。たしかそのときには、自分でも、この決断は長期のことを決めることになるかもしれないと思ったんだ。

ぼくはボルトンでのキャリアを通して楽しんできたけど、ほら、隣の芝生は青いしで、突然どん底になる経験もあったりで、決めなければならなかった。ハダースフィールドでもシェフィールドでも、学校をやめてそこへ行くことはとてもビッグチャレンジで、結局ぼくはシェフィールドを選んだ。

シェフUではつねにタフなときを過ごすことになったが、おそらくそこがぼくが気づいたときだったんだ。これは、フットボール以外のことがあるかもしれないと。

でも、やめようとしたことなんて一度もなかった。ボルトンから放出されたことは最悪だったけど、同時に最高の出来事でもあった。なぜなら、それでめちゃくちゃやる気になったからさ。これは、みんなのほうが間違ってると証明するチャンスだと。それこそがまさにぼくが楽しんでやっていることであり、生きがいなんだ。

両親への感謝

それにぼくは、週に3-4回、母さんと父さんがぼくを学校から直接ボルトンに連れていくのにどれだけ苦労しているかを見ていた。ときには高速道路で3時間とかかけたり。そういう犠牲みたいなことも見てきたから、諦めるというのはありえなかった。

それがぼくにほんとうに必要だった後押しであり、内側にある燃えるような渇望をもたらしてくれた。

母さんと父さんは毎試合来てくれている。父さんなんかは、国中どこでもだし、イングランドNTのときは外国にだって来る。どこでもさ。ウィンブルドンにも来ていた。もしぼくが土曜にプレイしなくても、彼らはシェフUやボーンマスにいた頃と同じものを期待する。まあぼくのおかげでいまやふたりはフットボール狂いだね。どこでもぼくについてくる。彼らがスタンドにいるのを見たり、ウェイヴをやっているのを見るのはいいね。ぼくがプレイしているのを観るのが大好きなのさ。

父さんは子どもの頃は、ウェストブロムの大ファンだったから、ぼくもそうだった。しかしフットボールというのはおかしななものだね。ぼくはアーセナルとサインする直前だったシェフUとウェストブロムの試合は欠場したんだけど、アーセナルの選手として最初にプレイしたのがウェストブロムだった。

親もそこにいたよ。ほかの試合にもいつもいた。シティでもチェルシーでも。ぼくがプレイしていなくても、ベンチでも、もしかしたらケガでいなくったって観に来ているかもしれない。その空気が好きなんだね。

ファイトと挑戦を愛す。自分を信じること

12才の自分にアドヴァイスするなら? スマイルして、プロセスを楽しんで、つぎにどうなるかなんて考えずに、自由な気持ちでいること。他人の感情も気持ちも意見もコントロールなんてできないのだし。

自分でコントロールできるのは、自分がどうプレイし、どう楽しむかだけ。何が起きてもビッグスマイルでいること。だって、人生はいつだってフットボールよりも難しいのだから。フットボールというのは、何よりも重要なものではない。

ぼくは自分がプレミアリーグで成功できると信じているんだ。個人的にはローン期間は完璧だったと思ってるウィンブルドン時代から自信も最高潮で、ぼくの調子も戻ってきた。そこでは、つぎのシーズンも誰かがチャンスをつかむまでは、No.1GKはセットしないと云われたんだ。

正直、ぼくはファイトやチャレンジが好きで、誰かや、誰かの意見を覆すことが好きだ。

ぼくはプリシーズンを通してなんとかチームに入っていって、でも全部グレイトな日だった。

ぼくはいまここにいて、さらにプッシュするつもりで、これからもさらにステップを踏んで、キャリアでもっと上にいけることを望んでる。

以上。

半分くらい家族の話をしていて、家族おもいのナイスガイなんだなとしみじみ。

あと、直接それに言及はしていないものの、ところどころで、自身への批判に対する反応みたいなものが見え隠れしていて、一部先鋭化したファンベイスの闇の深さを感じる。

フットボーラーも芸能人も皇族もみんなそれで心をやられてしまうのだから、何を云われてもけして崩れないラムズデイルのメンタリティとパーソナリティの強さは、さすがミケルのお墨付きというだけはある。いずれ、子どもたちのよきメンターになりそう。

これからの成功を願ってやまない。がんばれ!アーロン!

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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on ““ザ・ビッグ・インタヴュー” アーロン・ラムズデイル「自分を証明する」

  1. イングランドNTの正GKになったら感動する。
    今誰なのか知らんけど

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