試合に勝ったのでもちろんうれしいけれど、あの内容なら勝てなければ相当フラストレイションがたまっていただろう。そんな試合。
アーセナルのパフォーマンスはいいところも悪いところもあって全体的に及第点という感じで、リーズのほうは正直あまり集中力を感じない雑なプレイが多い印象だった。ひとことで云えば、リーグカップっぽい大味な試合だったなと。
これでアーセナルはカラバオカップもQF(ラスト8)へ進出。チャンスのない選手たちにプレイの機会を与えて健全なスクワッドを維持するためにも、カラバオカップでつぎのラウンドに進むことは非常に重要だった。ひとまず任務完了である。
∠(`・ω・´) オツカレチャン
そしてわれらがガナーズは連勝にくわえ、これですべてのコンペティションで8戦無敗(W6 D2 L0)。先日のPLアストン・ヴィラでの快勝から勢いをキープできている。つづけていかないと。
では試合を振り返ろう。
Arsenal beat Leeds to reach last eight
アルテタの試合後コメンツ「エディにはアーセナルに残ってほしい」
試合後のインタヴュー。オフィシャルサイトより。
アルテタ:(エンケティアについて)彼を使うときはいつだってゴールを取ってくれる。
彼のアティチュードはつねにトップクラス。多くプレイしていなくてもだ。彼はとても謙虚な人間だが、内側には大きな渇望を秘めている。わたしはうれしいね。
(チェンバースについて)みんなそんな感じはしてたんだよね。だって、今日彼が得点するんじゃないかって云われてたらしいしね! わたしはうれしい。なぜなら彼はトップガイであり、トッププロフェッショナルだから。彼も多くプレイしているわけではないのに、入ってきて素晴らしい仕事をしてくれた。
彼と毎日過ごしているチームメイトたちのリアクションも最高だった。みんな、あまりプレイ機会のない彼のことは気にしていただろうから。だから、スピリットと一体感が観られたのは素晴らしかった。
試合後のプレス会見。オフィシャルサイトより。
(こんなにすぐインパクトを見せたサブはかつてやったことがない……)
アルテタ:そう思うよ。とくにカラムだったからわたしはうれしいんだ。彼は完全にそれに値する。試合の勝利に貢献したのだから、すばらしい瞬間だった。それがひととしてもプロフェッショナルとしてもふさわしい選手だったのだから。
(ベン・ホワイトのフィットネス……)
問題ない。具合が悪いところがあった。われわれは今日病気でパブロを失っていて、ベンもこの1日か2日は同様だった。彼は気分が優れなかったのだ。だから彼を下げることにした。
(多くの変更を行うことは賭けだった?……)
それが決断だった。わたしは彼らが毎日やることを選手たちに要求しつづけることはできない。それにチームに入っていく彼らを信頼しているし、レヴェルを上げるよう求める。彼らならできるとわかっていたので、落ち着いたものだったよ。もちろんタフな相手だったけれども。
(エンケティアのパフォーマンスと彼の将来……)
わたしは彼がオファーできるものについて、なんの疑いも持っていない。彼に何を投げかけても、彼はもっと欲しがるし、もっと自分に要求する。彼もまたわたしがパフォーマンスを観て楽しんだ選手だ。得点したし、チームも助けた。彼は完全にそれに値する。
しかし、あのポジションではとても多くの選手がいる。また(来年に契約切れとなる)個人的な状況もある。だが、わたしはそのことは置いておいても、彼には報いたいと思っている。なぜならそれに値するから。
(エンケティアの契約についてアップデイトは……)
ない。
(ティアニーとオーデガードのフィットネス……)
彼らはふたりとも違うケガでアウトだった。昨日はやろうとしていたのだが、あまりよい感じではなかった。チームに入りたがっていたが、今日のセレクションに含むには十分ではなかった。この数日でよくなっていくことを願うよ。レスターに間に合うように。
(メイトランド・ナイルズのパフォーマンス……)
われわれはいろいろなところで彼をたくさん使っているし、プレイする時間も得ている。彼はいろいろなポジションズをカヴァできるし、それはエインズリーが持つボーナス。彼は毎日欠かさず進歩しようとやりつづけている。今日、わたしは彼がとてもいいパフォーマンスをしていると感じた。
(エンケティアの将来……)
イエス。しかし夏には解決すべき状況があって、どちらもやることはできなかった。契約の問題はフットボールではより一般的になってきている。Covidから立ち直ってきて、まだたくさんの解決すべき問題がある。わたしは、彼がトッププレイヤーになると完全に信じているので、アーセナルに残ってくれることを願うよ。
(エンケティアを行かせるおつもりで?……)
わたしは彼にはチームにいてほしい。彼はわれわれの選手であり、彼のことをとても高く評価している。わたしのサイドからしても、彼には残ってもらいたい。
(今回のチームにホワイトとESRを維持していたこと……)
それはもっと受け身な状況のせいだったんだけどね! マーティンはこの試合でスタートするはずだったが、ケガをしていた。だからわれわれはミドフィールドでプレイするほかの誰かを選ばねばならなかった。もうひとりはパブロ。彼もスタートするはずだったができなかった。彼は今朝問題があって、調子が悪かった。だからベンをプレイさせざるを得なかった。
(バロガンについてと、彼のチームでの将来……)
何が起きるか観てみよう。繰り返すが、フロに関してはわれわれにはクリアなプロジェクトがある。彼の歩んでいるステップス、それは正しいステップスだ。
忘れてはいけないのは、彼はまだとても若いということ。彼はプロフェッショナルフットボールはまだほとんどプレイしていないし、すべてのフェイズを観ていく必要がある。まだ準備もできていないのに、そのフェイゼズを飛ばそうとしてはいけない。
わたしは彼にとても満足している。彼は正しく成長しているし、12月には自分たちのいる場所を観て、彼にとって何がベストか観ていくつもりだ。
(今夜サラー・エディンがベンチに。その決断にあった考えは?……)
彼に報いた。彼がトレイニングとプレイする試合で毎日やっていることに。彼のアティチュードとクオリティはチームに加わるに完全に値する。
(クウォーターファイナルに進出したので、また選手たちにチャンスが開ける……)
イェア。当然選手たちにはさらなる機会になる。このトロフィを取ることも、われわれが望んでいることだし。あまり多くの機会がない選手たちを観るのはグレイトだ。今日の彼らのプレイ、競い合い、試合の勝ち方があった。とてもいいチームを相手に。
(チェンバースの得点したときのあなたのセレブレイション……)
特別なものがあると思ったんだ。彼のチームメイツのリアクションも観ただろう。彼らは彼と毎日ずっと一緒に過ごしている。あれは彼に対する心からの感情だったと思う。彼はずっとタフなときがつづいていたから。みんなが彼にひととして好意を持っているし、あれが彼にとってどれほど重要なことだったかもみんなわかっていた。
(カラムはセットピースコーチのもとへ走っていった……)
3人のコーチたちとあと選手がひとり、彼はこの試合で得点すると云っていたんだ。それが彼の耳にも入っていたんだろうから、お礼を云いにいったんじゃないかな!
以上
やっぱりバロガンはシーズン後半はローンかね。
彼がプレイするチャンスは、それこそラカゼット/エンケティアが1月に退団するみたいなことがないかぎり難しそうである。
カラム・チェンバースのコメント「みんなにファーストタッチで得点してこいと云われた」
スーパーサブ。ファーストタッチでG1。チェンバースの試合後コメント。オフィシャルサイトより。
CC:(ゴールについて)いきなり入った!
ベンチのみんなが送り出してくれて、セットピースコーチのNico、ボス、みんなが云ったんだ「ファーストタッチで得点してこい」って。だから、そのことはぼくの頭のなかにはあったんだ。ぼくの頭からのボールがラインを越えたのを観たのはナイスだった。あれは完全に最初のだった。イェア、かなり珍しいゴールのしかただったね。
ぼくが入ったときにもみんなが云ったんだ「おまえはファーストタッチで得点するぞ」。それで確信したんだ。だからぼくはみんなのところに行って祝わなきゃいけなかった!
ぼくらはこれからもやっていきたい。アーセナルのようなクラブはこうしてやっていく必要があるし、どのコンペティションでもシルヴァーウェアのために競わねばならない。当然それがぼくらの目標だ。それがぼくらのゴールであり、そのために完全に集中していく。自分たちにできることを信じるんだ。
あのゴールが予言されてたってどういうこと?
AMNが良かったらしくて(見れてない)少し安心した。前節がひどかったから。
ちょっと前のサンビを見てても思うんだけど、チームにフィットできてない選手ってダラダラやってるように見える。動くべき時に動けてないからかも。動くべき時にキュッと動けてれば、AMNの能力は並外れてると思う。速くて上手くてキック力もあるってどんなチートだよと、鈍足でヘタクソだった僕は思う(w)
トッププロのキャリアはたった10年やそこらしかなく、エンケティアもAMNも今まさに正念場だと思う。試合には出れてなくても、彼らがスタメンをプッシュしてる。彼らのガッツでチームを前進させて、チームも彼らも一緒に成功してほしい。シーズンの終わりに話すのがカネの話だけじゃ悲しすぎる。一緒に成功する将来の話ができるように、そのためにも強くならなければ。