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【マッチプレビュー】22/23EPL ブレントフォード vs アーセナル(18/Sep/2022)パーティ復帰なるか?

PL is back!

おひさしぶり。試合自体は先週木曜のELチューリヒぶりで、PLはなんと2週間まえのマンUぶり。この期間は、まるでインターナショナルブレイクのようだった。※このあとまた2週間のIBに入る

さて、ここまでリーグ単独トップで迎えるアーセナルのMD7は、ブレントフォード(A)。

ブレントフォードやブライトンといったチームは、PLでもますます存在感を増してきている印象で、今回もまたまったく油断できない。去年は、同じくこの対戦でシーズン初戦から敗けという、まさに絶望のズンドコに落とされた因縁の相手でもある。

アーセナルは予想外の試合延期で、ELチューリヒで取り戻した勢いを若干そがれたところもある。

エナジーは十分。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、日曜ランチタイムの試合をプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメント「選手のヴァーサティリティを有効利用する必要がある」

昨日行われた、アルテタの試合前プレス会見。ライヴ中継を観た様子では、とても落ち着いていて充実しているようだった。AFCオフィシャルサイトより。

チームニュース

(チームニュース……)

アルテタ:残念だが、それは明日だ。誰がダメか、明日わかる。それまでにまだ24時間ある。ひとりかふたりは、明日判断されることになる。このあとの24時間がカギだ。

(ESRのフィットネスについて……)

これは現在進行系の問題だ。彼は股間エリアに違和感がある。彼は今シーズンまったく継続できていないし、そこはわれわれもよく観ていこうとしているものだ。できるだけ彼を助けたい。なぜなら、彼にはフィットしてもらう必要があるし、プレイできる必要がある。ベストなレヴェルでプレイできないと。彼はチームにとり非常に重要な選手だから。彼がこの期間、去年も一定期間、チームにいなかったのは残念だった。

(ジンチェンコのフィットネス?……)

繰り返すように、決断は明日まで待たねばならない。今回どうするか、インターナショナルウィークにどうするか。この週末も同じようにすると云うわけではない。そこも明日判断することだ。

(ベン・ホワイトのフィットネス?……)

彼はフィットしている。

ブレントフォード戦について

(勢いを失う懸念……)

起きたことは、とてもたいせつな理由のゆえだ。われわれはプレイする準備もできていた。しかし、ポリース、関係者、その他のひとたちが正しい決断を下した。決断は下されたし、われわれも日曜に向けてできるだけ競争力を保てるよう、スケジュールをそれにあわせて調整した。ほかのチームと同じさ。

(ブレントフォード戦がキャンセルにならなくてよかった……)

われわれはプレイする必要があり、プレイもしたい。とくに、ワールドカップのあとのスケジュールを観れば、あるいはわれわれはどのような10月を過ごすか観れば、われわれは試合をプレイせねばならなかった。そうでなければ、単純に(リスケは)不可能だから。

(ブレントフォードとの対戦について……)

彼らはとてもいいチームだと思う。トーマス(フランク)とスタッフがあそこでやっていることは際立っていると思う。今年だけではなく、何年もそれをやっている。彼らのパフォーマンスと、トップクラブ相手の結果、とくにホームで。それで日曜の試合もトーンが決まる。彼らを倒すのがどれほど難しいのか、われわれもわかっている。

(トーマス・フランクについて……)

彼とコーチングスタッフはすばらしい仕事をしていると思う。クラブには透明性とフィロソフィ、ヴィジョンがあり、それを実行し、コンスタントに進化させている。彼らがやっていることについては、もっと多くの称賛がふさわしいとわたしは思う。

(昨シーズン対戦したときと今シーズンの違いについて……)

ここはアーセナルフットボールクラブだ。みんなが正しく貢献するみんなのクラブ。もちろん、コンテキストは変わったし、環境も変わった。われわれはこのあとも長期間それを維持せねばならない。

(この週末はギャップを広げるチャンス?……)

われわれは試合に勝たねばならない。全員が同じくらいプレイすることになるだろう。しかし、もちろんテーブルを観ればわれわれのいる位置があり、それを維持していきたい。それはいつだって感情的にも重要で、信念の面からも、それは役立つと思う。

(アイヴァン・トーニーのキャリアパスについて……)

グレイトなストーリーだ。この国には、こうしたストーリーが過去数シーズンズにもあったね。ジェイミー・ヴァーディもそう。それはふつうのことではないと思う。それはつまり、機会は誰にでも開かれているということ。一貫性、クオリティ、信念を示している。それは、どんな年齢でも起きうるし、すでに決まったものはない。

自分の人生のそのようなフェイズを乗り越えなくても、プロの選手になれるし、トップ選手にも、代表選手にもなれる。だから、それはグレイトなことだと思う。

トーニーのtweetの件

(昨シーズンのようにtweetsをつかって選手のやる気を出させる?……)

それについてはまだスクリプトを書いていない。ごめんよ! なにかいいアイディアがあったら教えてほしいね。もうネタ切れなんだ!

(アイヴァン・トーニーのtweetがとくに……)

誰だって好きなことを書けるし、わたしはそれをつかう必要性があるかどうか判断する。いちばんパワフルだと思えるやりかたで。

(自分の選手たちにもああいうtweetをしてもらいたい?……)

わたしは選手たちにはそれなりの行動をしてもらうほうがいいと思うし、彼らがやっていることには満足している。

ホワイトとトミヤスのヴァーサティリティ

(ベン・ホワイトのヴァーサティリティについて……)

スクワッドのなかにあるリソースを最大化すること。つながりを持ち、自分たちのやりたいプレイのためにほかのオプションを持つこと。われわれには、選手を納得させられるだけの必然性がなければならないこと。そうしたことを考えれば、彼にはそれができる。そうでなければ、ただ時間の無駄だ。

だから、それはどちらの方向にも発展せねばならない。わたしはベンとはそうしたディスカッションをしている。彼はいつでもとてもオープンだ。彼はあのポジションでとても楽しんでプレイしていると思うし、だからこそあれだけうまくやれている。彼にとってもすごくいいことだと思う。彼の年齢で、ほかのポジションでもプレイしていることは。

(トミヤスのヴァーサティリティ……)

彼はCBでもプレイできる。トミーは日本のNTでは、ずっとLCBでプレイしている。これまでの試合を観れば、彼はレフトバックでだってプレイできる。彼は、左足の選手なのか、右足の選手なのかわからないくらいだから。

だから、われわれにはオプションズがあるということ。それを最高のかたちで利用する必要がある。とくに、このあとの数週間での試合数からすれば、選手がひとつ以上のポジションで快適にプレイできるというのは、グレイトなことだ。

マルキーニョス

(ズーリックでのマルキーニョスのパフォーマンスについて……)

わたしはスタッフや選手たちの顔のほうを観ていたよ。彼は、英語はできなくても、その笑顔と姿勢でとても人気ものだ。彼は自分でここのみんなからの尊敬を勝ち取っている。

これは彼にとっては大きなステップだったはず。なぜなら、このチームではあまりプレイしていなかったから。だが、われわれは彼にチャンスを与えることにはずっと前向きだった。彼はそれに値すると思う。そして、彼はそのチャンスをとてもよくつかんだ。

彼はこのあとも成長を継続せねばならない選手で、われわれも彼にはチャンスを与えていく必要がある。

(マルキーニョスはPLでもプレイする準備はできている?……)

われわれはステップスを築いていきたい。彼にはU-21でプレイさせたときも、かなりよくやっていた。彼のすべてのコーチや選手への態度も観られたし、それ以上のものはなかった。それこそ、われわれが選手に期待するものだ。だから、彼はズーリックでもチャンスを得たし、すぐにさらなるチャンスも得るかもしれない。

MOTMについて

(マネジャー・オブ・ザ・マンス受賞について……)

グレイトだ。これはチームがよくやっている証だと思う。試合に勝って、その結果としてこれがある。クラブのみんなに感謝したい。毎日チームに貢献してくれて、われわれの仕事をやりやすくしてくれる。もちろん選手も。彼らこそフィールドで違いをつくってくれて、試合に勝たせてくれた。そしてサポーターたちにも。ありがとうございます。

(それはいいリクルートメントの結果?……)

すべてが反映されたものだろう。そうしたことがあっても、試合には敗けたりする。そうなればこのアウォードもない。結局は、一貫性なんだ。毎日欠かさず正しい決断をすること。そして、試合のなかでそれを可能なかぎり実行していかねばならない。それがクラブの勢いの決め手になる。

ナショナルチーム

(ベン・ホワイトがイングランドスクワッドからもれた件……)

彼は(CBとRB)両方のポジションズでプレイしてきた。そしてときには選出され、ときにはそうでなかった。わたしが思うに、あのレヴェルでCBとFBでプレイできるヴァーサタイルな選手がいることは、わたしの意見ながら、どんなマネジャーでも望むものだろう。とくに、たくさんのことが起きるトーナメントだ。

それは、ギャレス・サウスゲイトと彼のコーチングスタッフの決断であり、わたしが云えるのは、ベンはいつ招集されても準備ができているということだ。

(フォームによって選手が選ばれている?……)

ギャレスもベストチームを選ぶ。現時点で彼がベストスクワッドと信じるものを。それは、11月もそうだということではない。いまの彼らのスクワッドはすごいし、われわれもベンを助けるためにできることはなんでもやるし、そうしている。ベンには選ばれる理由がたくさんあるから。

(ガブリエル・ジェイズースがブラジルスクワッドに入っていない件……)

理由は知らない。わたしがやらねばならないのは、選手たちがいまやっていることをつづけるよう納得させることだ。謙虚になって、NTのコーチが下すであろう決断を受け入れ、もし選出されねばならない理由があるなら、それを伝える。それこそが選手たちの反応であり、ほかのことはなにもない。

その他

(エリザベス女王の死去について……)

この国がやってきたことは驚異的なことなのだと思う。それは、女王が長い人生のなかで残した遺産、尊敬と称賛のレヴェルを示している。とてもエモウショナルであり、異なる国や文化から来たものとして、その反応は特別なものだ。それが女王ご自身を物語っているし、女王が残したものだと思う。

(アーセン・ヴェンゲルはいつかクラブに戻る?……)

ぜひそうしてもらいたい。それに関しては彼が話していると思うが。彼にはこのクラブのあらゆる門戸が開かれていると思う。彼が準備できればいつでも、それが正しいときだと思うならいつでも。

彼は、わたしからも、クラブのたくさんのひとたちからも、どう思われているかわかっている。だから、それはできればすぐにでも起きてほしい。たくさんのひとをインスパイヤするだろうし、彼に会えたらみんなうれしいだろうから。

以上

 

アーセナルのトリオ・ザ・ガブリエルが今回のセレソンに選ばれていないのは、redditなんかの当初の反応を観ても、エドゥがチッチに頼んで、あくまでクラブ理由でそうなったのかと思っていた。でもそうだとしたら、アルテタがジェズースが選ばれなかった理由を知らないと答えるのもなんかヘンだな。ブラジルは当然今回も優勝候補なんだろうから、3人には本番ではセレソンでプレイしてもらいたいけども。

さいごのヴェンゲルさんのくだりは、今週月曜に行われた、アーセナルの元ヴァイスチェアマンである、デイヴィッド・ディーン(デイン)の回顧録(自伝?)『Calling the Shots: How to Win in Football and Life』の出版パーティにおけるディーン発言「アーセンをチェアマンにすべし」からじゃないかと思う。

『Calling the Shots』 ※Amazonリンク

そういえば、今週はヴェンゲルさんもアルテタアーセナルについてポジティヴなコメントをしていた。

アルテタ「自分自身を疑った」

今回は『Sky Sports』の独占インタヴューもある。

アルテタ:(去年は初戦から3連敗)自分自身を疑ったし、自分自身を問うた。それも旅の一部だ。もっとよくなりたいのなら、自己批評をせねば。

真実を伝えてくれるひとが周囲にいないとだめだ。そしてもっとよくなるためにつねに謙虚でいること。仕事をするために、ほかの意見ややりかたも見つけること。

(大きな批判)シーズンの初戦に敗けたあとのみんなの反応は、それはもう激しかった。しかし、それが自分のいるクラブでの期待の高さを物語っている。どれだけの情熱と愛情があるのか、どれだけ早くものごとをひっくり返せるのか。それに備えていなければならないし、起きたことの理由を分析しなければならない。

もっとも大きな教訓のひとつは、困難なときでも落ち着いていること。何が起きたか理解し、そこから前進することだ。

(ヴェンゲルの「いまのアーセナルに弱点はなくなった/タイトルさえ目指せる」発言)アーセンといっしょに仕事ができて、彼から毎日それが聞けたらいいだろうね! だが、わたしはもっとよくなっていくためには、まだまだやるべきことは多いと観ている。われわれは、正しい方向に進んではいるが、もっともっとよくなれる。

マンUの試合のあとは、とてもシンプルだった。わたしはあの試合をもう一度観て、選手たちに云ったんだ。「あのプレイをしたわれわれが試合に勝つにふさわしかった。だが彼らがとくに得意としていることをやらせるふたつの機会を与えてしまった」。あれは、自分たちの過失だ。そして、そこから前へ進まないと。

結局それも試合なんだ。いろいろな小さい時間のかけら、ディーテイルが試合結果の決め手になる。

自分にふさわしくても、まったく違うものになったりする。それがマージンになり、エラーになり、あるいは決断になる。それは自分の手中にはない。

(後略)

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on “【マッチプレビュー】22/23EPL ブレントフォード vs アーセナル(18/Sep/2022)パーティ復帰なるか?

  1. 久々のPL ですね。
    予想は悪い方が気が楽になれます。
    ブレントフォードやブライトンはかなり強いですよね。まぁブライトンは監督が強奪されたわけですが。とゆうかもうこのリーグに明らかな格下とゆうチームはないとゆう。他のリーグがどうかは知りませんが、魔境と言われるのも納得ですね。
    それでも勝ってほしいですね。
    ガブリエウたちのセレソン落選はちょっとどうかと思うんですが、なんでリシャなんとかとか入ってるのにうちの三人がってなってますが、いったんそれは置いといてこの試合でガッツリ活躍してほしい。

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