プレビューエントリがこれほど必要ないと思った試合は今季初めて。負けそうで観るのが怖いとかもうそういう感覚も通り越して、一応観ているんだけど目とモニタの焦点が合わないみたいな。サポーターとして無力感が極まっているというのか。皆さんはそんなことないですかね。
改めてアーセナルとマンチェスター・シティの今季ここまでのリーグでの成績を比べてみると、
アーセナル 27戦 W13 D6 L8 51得点36失点 GD15 ポイント45 リーグ6位
マンシティ 27戦 W23 D3 L1 79得点20失点 GD59 ポイント72 リーグ1位
ポイント差19。このふたつのチームをまともな競争相手として比べるほうがどうかしてる。もし万が一この試合にアーセナルが勝つようなことがあれば、今季限りで退団するであろうヴェンゲル監督にはいいはなむけになりそうだ。
グアルディオラに同情されるヴェンゲル
Pep Guardiola sympathises with Arsene Wenger’s plight at Arsenal
彼がプレス会見で語った。
グアルディオラ:同業者についてはいつでもサポートしたいと思っている。なぜなら勝ったときも負けたときも感じることは誰でも同じだから。
ファンや皆さんの意見は受け入れる。そして(マネージャーは)孤独だ。本当さ、とてつもないプレッシャーがかかっているんだ。依るべなさを感じるものだ。
完全に理解している。わたしは彼に彼の近くにいるってことを伝えたい。同じサイドの人間だとね。だからわたしはほかのマネージャーがまたほかのマネージャーを批判することが理解できないんだ。
負けたときにどんな気分かわかるから、わたしの立場から誰かにメッセージを送るのはタフなことだよ。
われわれは勝ったからよかった。アーセン・ヴェンゲルは勝てなかった。だからダメな監督だった。わたしにだってそういうことは将来起こるだろう。
負けた相手に慰められるという。人によっては、この世の地獄にも感じられそうだ。
一方われらがアーセンは。
自分の将来を決めるのは自分じゃない by ヴェンゲル
Arsene Wenger says his Arsenal future is not in his hands
ヴェンゲル:わたしは21年間ものあいだここにいる。いつも契約をリスペクトしてきた。
人生において、わたしは人の行動を見ることにしている。言動ではなく。もしわたしがここにいることが望まれないということなら、それはまた別の問題がある。あなたがたはコミットメントを求める。そしてわたしの姿勢はわたしが人生において何をなしてきたかによって決まる。わたしがプレスカンファレンスでしゃべったことではない。
(契約について問われ)あたなにも上司がいるだろう? あなたの会社では自分で将来を決められるわけではない。わたしもあなたとまったく同じだよ。
わたしは雇われだ。わたしはわたしが愛するクラブのために一所懸命がんばるよ。
わたしは毎回毎回まったく同じ質問に答えなければならない。キミたちには逆に感心するよ。
21年ここにいるんだ。契約をまっとうするためなら全世界だって敵にするよ。だから、このタイプの質問にはほんとうにうんざりしているんだ。
わたしのポジションはわたしのポジションだ。正直なところ、現時点ではそれが最後の心配ごとなんだ。わたしの心配ごとは集中することだ。そして木曜の試合に向けて準備していくことだよ。
わたしたちが決勝に負けたくらいでなんて騒ぎなんだ。こっちが驚くよ。決勝まで行ったということはわれわれはファンをいつものようにウェンブリーまで連れて行った。それもできた。でも勝敗は誰も保証できるものじゃないんだ。
I’m amazedを連発していて、自身の進退に関する問いかけに相当イライラしている様子。それにしてもボスはほんとメンタル強いよなあ。
以上。
ロンドンは寒波で大変らしいね。雪景色で写真がちょっとしたアートっぽくなってる。アーセナル撮影部が写真集をつくるならこの1枚めのカットなんかは入れたいんじゃない? 写真のキャプションみると、アーセナルのカメラマンてゲッティからの出向なのかな。
https://www.arsenal.com/news/arsenal-train-snow-man-city-game
見てるだけで寒くなってくる。まるでグーナーのハートのように(うまくない)。