ワールドカップに向けて盛り上がるインターナショナルブレイクが終わり2週間ぶりのEPL。終盤戦、アーセナルの31試合目はストーク・シティをエミレーツに迎える。
6位アーセナルは今季残り8試合で5位チェルシーと8ポイント差。6位確定というよりも7位のバーンリー(5ポイント差)に追いつかれることのほうを気にしなければならないという状況だ。
一方のストークは降格圏の19位ながら、ポイントは十分巻き返せる範囲内にある。彼らのモチベーションは高いはずだ。
EL含め3連勝中のアーセナルがこの流れをキープすることができるか。
予想スターティン
4-3-3
GK チェフ
DF モンレアル、ムスタフィ、コシエルニ、ベレリン
MF ラムジー、ジャカ、エルネニー
FW ミキタリアン、オバメヤン、エジル
トップ4フィニッシュが絶望的になったPLよりも、来週木曜のELを優先してローテーションするかもしれないという憶測も囁かれつつある。そろそろそんなタイミングになってきたということだ。
公式Team Newsによると、インターナショナルブレイク中に怪我をしてしまったジャック・ウィルシャーがトレーニングに復帰している。彼は軽症だったので、ボスがイタリア戦にジャックを招集しなかったサウスゲイトについて激おこという報道もあったりしたが、とにかくジャックは今フィットしていると。ただし、この試合にスタートから使うようなリスクは犯さないような気がする。その必要もない。
またラカゼットもインターナショナルブレイク後に復帰という予定どおり、膝の手術から戻りフルトレーニングに戻っている。ジャックとともにこの試合のベンチ入りが予想される。
アシスタントコーチのスティーブ・ボールドがプレス会見
ボスの代理出席という椿事。ボスは声が出なかったらしい。カラオケ?
ボールド:もうカウントダウンの時間だ。リーグ戦に集中することが重要だよ。ヨーロッパリーグについてみんな話しているけど、プレミアリーグでの勝利が必要なんだ。それがわれわれの焦点だよ。
疲れはないと思うよ。疲労というのは努力しても何も得られないようなときに出るものなんだ。われわれにはまだやらなきゃいけないことが山積しているし、それは実際少しワクワクすることなんだよ。
今週は(インターナショナルブレイクで)10人くらいのトレーニングだったけど、ほんとにみんないきいきとしていたよ。まさかシーズン後のホリデーのことを考えてるわけじゃないだろうけどね。アッハッハ。
この世で最悪なことは、フットボールの試合で勝たなければならないときに、負けてしまうことだ。それで自信を失ってしまう。
ストークとの試合はわたしたちにとってもビッグゲームだよ。3ポイントと少し自信をつけることも必要だ。ヨーロッパリーグからフォームを改善できているかみてほしいね。まあ日曜に集中しているよ。
パット・ライスからスティーブ・ボールドにアシスタント・コーチが変わったときに、アーセナルの積年の課題である守備が改善されたといわれた次期が(少しだけ)あった。いま思うとあれは何だったんだろう。たぶんアーセナルの守備はこの20年で最悪だ。ボールドにもいくらかの責任はあるのだろう。彼はやはりボスと一緒に次のクラブに行くのだろうか。
ボールドコーチはボスについてもコメントしている。
ボールド:彼(AW)はすごいよ。わたししか知らないかもしれないが、あんなに試合に勝つことに貪欲な人をわたしはほかに知らない。これまでに会ったなかでは一番だ。間違いない。
彼にとても憧れている。彼は信じられないほど驚くほどたくさんの人に自分のできることを見せてきたし、とにかく偉大なマネージャーのひとりだよ。彼のとなりに座れることが光栄だ。彼がグレイトな仕事をしているのを知っているし、わたしが関わっている限りでも、ヤバいくらい長期間に渡ってグレイトな仕事をしている。
グレイト。
アーセナルはシーズン終盤にフォームを持ち直すという最近のトレンド
というものがあるそうで。この5年アーセナルはグダグダのシーズンを過ごしながら、最終的にはいいフォームでシーズンを終えていると。たしかにそんな印象はあった。
Arsenal’s trend of strong finishes to Premier League campaigns revealed
でも結局それが毎シーズンのヴェンゲル続投を許す空気にもなっている気がして、ちょっとモヤモヤするんだよなあ。
まあとにかくこのストーク戦もきっと負けないだろう。
その他アーセナルニュース
エンケティア「ティエリ・アンリにコーチしてもらった時間はプライスレス」
Nketiah: My finishing sessions with Henry
ガナーズの先輩たちについてエディ・エンケティアが『Four Four Two』に語った。
(子どものころの憧れの選手は?)
エンケティア:ティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプ、それとイアン・ライトを見るのが大好きだった。彼らの動画を観てコピーしようとがんばったな。ライトはデビュー戦のあとおめでとうといってくれた。あとアンリがコーチだったときは彼にフィニッシュのやり方をたくさん教えてもらった。
(どんなやり方だった?)
クラシック・アンリ・フィニッシュだよ。身体を開いてインサイドで右下コーナーを狙う。彼のような人から教えられたのはまさにプライスレスさ。
(アカデミーとファーストチームの違いは?)
ファーストチームレベルではスピードがかなり速い。チームメイトたちも速いからそれに合わせないといけない。そんな環境だから自分のレベルを上げなければならないし、トレーニングだけでもかなり成長できる。
(もっとも感心した選手は?)
サンティ・カソルラだね。彼のボール扱いは本当にヤバい。観ているのが楽しいんだ。オジルもボールさばきに関してはすごい。このふたりは技術の点ではベストで、とにかくめちゃくちゃすごかったよ。
抜粋なので、より詳しくは442のサイトを訪れよう。
やっぱりここでもサンティ。チーム全員がカソルラを尊敬して愛しているよね。こいつを貼っておくか。
最近気付いたのだけど、streamableのビデオってブログに貼るとモバイルで観たときにすごい広告が出るんだな。PCだと何も出ないのでしばらく気づかなかった。すまない。
コシエルニがヨガ療法にハマる
やはり最後は東洋医学なんだよなあ。RMC Sportsに語った。
コシエルニ:1月からヨガを始めたんだ。それからフィジカルがすごく良くてね。ぼくのテンドンの痛みはもうどっかいっちゃったよ。痛いの痛いの飛んでけーってね。アッハッハ。
よりリラックスできて、よりポジティブになれる。痛みをなくすやり方をやっと見つけたんだ。
じつは最初は疑ってたんだ。そんな胡散臭いカルト宗教みたいなの信じられるか!ってこうちゃぶ台をひっくり返したりしてね。でもヨガでぼくの身体のたくさんの部分がリラックスできることがわかったら、フットボールだけじゃなくて、日常生活もとてもポジティブになったよ。
日本の伝統と技術は本当にスゴイよ。
そうかそうか。※一部脚色したフェイク翻訳でお届け。
ベレリンが菜食主義者に
ヴィーガン・ダイエットにハマっていると。ひょっとしていまガナーズの選手たちはスピリチュアルな方面に向かっているのか? 現実逃避?
アーセナル移籍ニュース
シャルケがマックス・マイヤーはシーズン終了後にフリーで退団すると認める
ここ数日はこのマイヤーでだいぶ盛り上がっていた。この若きドイツ代表選手をアーセナルが取れるかどうかはわからないが、もしフリーで取れたらアーセナルの移籍プランでは非常にポジティブな成果だろう。
しかしシャルケはコラシナツといい、ゴレツカといい、優秀な選手をフリーで移籍されまくりだな。契約が切れるのがわかってて移籍金よりもキープを選んだ結果だろうが、わりと悲惨ではないだろうか。
で、このマイヤー22才。CM/ディープライイング・プレイメイカータイプのMFで、ポジションもスキルセットもかなりジャックとかぶるらしい。マイヤーに動くということは、アーセナルはジャックの退団を認める方向にだいぶ傾いていると考えている人が多いようだ。
たしかにもしもジャックとまったく同じことができるなら、若くて怪我をしない選手との交代はアーセナル的にはアップグレードになるだろう。ドイツ化の進むアーセナルでは過ごしやすさもある。果たしてどうなることやら。
ミズリンタットがフライブルクのÇağlar Söyüncüを推薦
ヴォイチェフ・チェズニー以上になんて読むのかさっぱりわからないトルコ人。ソユンク? お値段30Mポンドほどだとか。
21才と若いながらかなりイケてるCBらしい。両脚使い。こういうゴシップを待ってたんだよ。トルコ人ということでエジル・コネクションもあるだろう。
覚えておこう。
ストークについて
ショウクロスのいるチーム。シャキリのいるチーム。クラウチのいるチーム。クラウチってもう37才なんだ。鉄人?
前回対戦はどうだったか
【マッチレビュー】17/18EPL ストークvsアーセナル(19/08/2017)
ああ、なんか記憶から消してたけどあれか序盤のやつか。怨嗟に満ちたエントリを書いていた。悪いオーラが充満しているので読まないほうがいいですよ。
試合結果予想
WhoScored.com 3-0でホームチームの勝利
BBC SPORTS(ローロ予想) 3-0でホームチームの勝利
SKY SPORTS(ポール・マーソン) 3-0でホームチームの勝利
ああ、すべて3-0でアーセナルの勝利が予想されるなんて。誰がどう見ても勝つだろうと。天地がひっくり返らない限りはアーセナルが勝つと。そういうことですな。
日本時間明日日曜21:30キックオフ。COYG