今シーズン、アーセナルにとってEFLリーグ・カップは2試合め。ホーム、エミレイツ・ステディアムにブラックプールを迎える。
ちょうど先月のいまごろに行われた前回のブレントフォード戦(3-1で勝利)は、ユース選手中心のスクワッドという予想は大きく外れて、思ったよりもレギュラーの選手を多くスタートさせたエメリ。
今回は過密日程、そしてフルバックに多くのけが人を抱えるなか、どのようなシステムとメンバーで臨むか注目だ。
Arsenal v Blackpool: Petr Cech will start Gunners cup tie
大会としては、ハムとToT、シティとフラムとPL同士の対戦もある。
このラウンド4を勝ち抜けると、ラスト8(クオーターファイナル)進出となる。でも7チームしかいないね。どうなってんの?
アーセナルの予想スターティングイレヴン
当ブログの予想ファースト11。3CBの可能性も捨てきれないが。
4-2-3-1
エンケティア
ウェルベック、スミス・ロウ、ミキタリアン
ラムジー、ゲンドゥージ
AMN、ソクラティス、プレゲズエーロ、リヒトシュタイナー
チェフ
基本的に出ずっぱり系のレギュラーメンは外したい。あと土曜夜のリヴァプールのことも考えないと。
トップはエンケティア、このところPLでもずっとベンチに入っているESRをNo.10に。サイドをウェルベックとミキタリアンで。
CMにはエルネニーがアウトということで、ラムジーとゲンドゥージ。エメリはラムジーのCMに置きたくないようだが、この相手なら多少前掛かりでもありではないかと。
LBにはメイトランド・ナイルズ、RBにリヒトシュタイナー。
CBは連戦で疲労のあるホールディング、ムスタフィを休ませたいので、けが明けのソクラティスとU23のキャプテン、フリオ・プレゲズエーロを予想。
ちなみに昨日ユースではU21の試合があり(6-2で負け!)、そのチームに出場せずファーストチームとともにいたのが、エンケティア、ESR、ウィロック、AMNにプレゲズエーロ。
エメリはシニアと若いのをミックスするといっているが、さすがにスタートからここまで多く若手は起用しないか。。
CP戦でベンチに入ったことを伝えた18才のCBのゼック・メドリーはこのU21でプレイしているので、この試合ではプレイしないと思われる。
GKのチェフはエメリがすでに起用を明言している。
けが人情報
モンレアルとコラシナツが引き続き試合前に要検査。コラシナツについてはすでにフルトレイニングに参加しているという情報もある。
いずれにせよ週末に大事な試合を控えて、ここでリスクをおかすとも思えないがもし使うなら短時間か。
ベレリンが右腿。この試合は欠場が決定。週末のリヴァプール戦の前に要検査。
エルネニーも同じく右腿。フルトレイニングに復帰まで2週間。CP戦はついにベンチにも入れなくなったかあと感慨深かったが、単にけがだったようだ。
コシエルニとマヴロパノスがアウト。
コシエルニはすでにトレイニングでボールを蹴っているシーンが見られるが、重症からの復帰でさすがに試合に出られるほどフィットネスが整っているとは思えない。ファーストチームの前にユースチームで試合に出るものと思われる。
ボスのみことば
いつもの記者を集めたプレスカンファレンスではなく、アーセナルメディアとの短いインタヴュー。
(若い選手たちがこのコンペティションでキャリアをスタートさせることについて……)
エメリ:若い選手たちにとって一番重要なことは、毎日のトレイニングセッションでつねに準備ができていること。彼らはどのように成長するべきか、経験ある選手たちから学ばねばならない。それはわれわれにとっては、彼らをそばで見守り、いつだって責任を与えていくこと、われわれとともに取り組むことで自信を得ていくことだ。そうして、ふさわしいときが来れば、彼らに試合に出場するチャンスを与えることになる。彼らのクオリティと自信でパフォーマンスすること、それによって成長していくことができる。
(どんなチームセレクションになりそう……)
どの試合もフォーカスすること。チームのグッドパフォーマンスを探している。彼らにはいいパフォーマンスでチームを助けてほしい。ブラックプールのことはリスペクトしているよ。試合に勝つために、どのコンペティションでもベストパフォーマンスを出す責任がある。
(ブラックプール戦は若い選手たちにとってどれくらい成長を助けますか……)
ブラックプール戦では18人の選手を選ぶはずだ。若い選手もいる。ブラックプール戦でベストなパフォーマンスを出すためにミックスするだろう。カラバオカップはとても重要だから。トロフィを勝ち取るチャンスだし、明日はサポーターの前でいいパフォーマンスを見せるチャンスだ。
(若い選手たちの成長っぷりは……)
彼らにはどのトレイニングセッションも重要だ。そして試合が来れば、彼らに責任を持つチャンスを与えることができる。わたしは今シーズンはどの選手も必要だし、若い選手ももちろん必要だと思っている。
ヤングプレイヤーズに関する質問ばっかりだな。やっぱみんな見たいよねえ。
ブラックプールFCについて
現在、イングランドの「リーグ1」(※3部リーグ)を戦っている。
以前、PLにもいたようなあと思って調べたところ、近年では2010/11シーズンにワンシーズンだけプレミアリーグでプレイしていた。それ自体トップリーグでプレイするのは39年ぶりということで、あんまり強くないチームである。
スクワッドを見ても誰も知らないが、唯一LBにはマーク・ボラという先日アーセナル・アカデミーから移籍した20才がいる。ずいぶんと早い再会。
2012年の今日なにがあった……
🗓 #OnThisDay in 2012…
From 4-0 down after 37 minutes, to a dramatic victory 😱
Watch all 12 goals from our 7-5 win at the Madejski Stadium… pic.twitter.com/A7EMAQJSCU
— Arsenal FC (@Arsenal) 30 October 2018
ああ、こんなのあったな。。6年前レディング戦の4-0から5-7にひっくり返すというアレ。4点取られてから7点取り返すってのもアレだけど、最初から4点取られんなっちゅう。
でも12回もゴール入ったらステディアムのお客さんは楽しかったろうね。
アーセナルニュース
サンレヒ「選手の契約を最終年まで持ち越すことはもうない」
Arsenal to end practice of running down players’ contracts
先日のガーディアンが報じていたこれ。
エイミーさんがサンレヒにインタヴューをしていて、そのなかのコメントで「ポリシーとして、選手契約を最終年まで持ち越すべきでない」と発言。
サンレヒ:べつにおかしなことをいってるわけじゃない。誰もがそれに賛成するだろう。選手契約はふつう5年間なので、最低でも3年めには何らかの判断が行われるべきなんだ。
まっとうだなあ。
選手契約が1年を切っても交渉がまとまらないケイスについて、ヴェンゲルさんは(自分たちだけじゃなく)こういったケースは増えるだろうと予言していたけれど、それはフットボールビジネスを考えればあるべき姿じゃないし、それをなかば受け入れているみたいな態度はどうかと思ったものだ。ぼくはヴェンゲルさんのそういう行き当たりばったりみたいなやり方はほんとにいやだった。
実際、アーセナルの商売ベタは各所で指摘されており、エジル、サンチェス、ラムジーを含め多くの選手マネジメントに失敗している。いい悪いはともかく決断/判断がもっと早ければ経済的なダメージはもっと少なくて済んだのだろうし、その財源を新しい選手に投資できたらいまとはまた違ったクオリティのチームになっていたはず。これははっきりマネジメントの過失である。
エイミー・ロウレンスは、この発言ですなわちラムジーやウェルベック、チェフといった今年限りで契約が終わる選手が来夏にフリーエイジェントになる可能性が高まったと指摘しているが、果たして。。
ヴェンカテシャン「メルテザッカーがエグゼクティブチームに入ったよ」
同じ記事で、ヴェンカテシャンが現在アーセナル・アカデミーのマネージャーであるメルテザッカーが、アーセナルのエグゼクティブチームに入ると語った。これからはユースのトップだけでなく、クラブの意思決定において重要な役割を担うようだ。
ヴェンカテシャン:ペア・メルテザッカーがわれわれのエグゼクティブチームに入った。これで、そこに新しいレヴェルの熟練とエナジーを持つことになる。ペアのような人間を得るということ。彼の(選手時代の)記録についてはいうまでもない。昨シーズンのクラブキャプテンで、みんなからとても大きなリスペクトを得ている。これはかなりいいことだと思うよ。
メルティといえば、最近はDFB(ジャーマニーフットボール連盟)の顧問?にもなっていたはず。彼のような誰からも尊敬される元選手がアーセナルFCで重要なポジションにいるということはすばらしいと思う。
以前から、バイエルンのように何人もの元選手たちが重鎮としてマネジメントするクラブにくらべ、アーセナルFCの上層部にはビジネスマンしかいないといわれていた。
コーチだけじゃなく、クラブの運営でこういった選手たちにもリスペクトされるような元選手が要職に就くのはたいへんに喜ばしいとしかいいようがない。
エジルとフラミニがエコ・プロジェクトを開始?
ニュースとしてはこれまた出遅れて。
マシュー・フラミニが起業した会社「GFバイオケミカルズ」は、プラスティックなどの石油由来の製品から脱却する技術を開発する企業で、脱炭素化を標榜するバイオマスだとかオーガニック素材だとか非常にいまっぽい、業界的にもこれからどしどし市場が拡大していくことが見込まれる分野での優良企業ということで、創業者のフラミニ自身もビリオネアなどといわれることも多くなった。ぶっちゃけフットボーラーとしてよりもよほど成功している。
Levulinic acid & climate change | GFBiochemicals
Bromance Reunion! ❤🙏🏼😉 @mathieuflamini and me are preparing something special for all of you. Coming very soon. 06.11.18 👍🏼🌱🌍 pic.twitter.com/sWspWgyYvg
— Mesut Özil (@MesutOzil1088) October 26, 2018
「ブロマンスの再会!」
エジルとそのフラミニが一緒になにやら始めるようで。11/6からとツイートしているが具体的に何かはわからない。しかし、緑や地球のエモジからはおそらくフラミニのビジネスに関係のあるエコ関連事業かと思われる。
フラミニがAFCを買ってくれたらおもしろいのにな。
アーセナルFCがニュースポンサーを発表
Lavazza join as Official Partner
ラヴァッサ(Lavazza)。コーヒー屋さん。
昔買って飲んだことあるけどあんまりうまかった記憶がないなあ。。
お砂糖入りのジュースは禁止だけど、コーヒーはいいのかな?
ていうかバメヤンの表情w この顔でよくOK出たな。。これがイタリアン・コーヒーっぽい表情なの?
試合結果予想
BBC Sports N/A
SKY Sports (Charlie Nicholas) 4-0
WhoScored.com 2-0
さすがのクリンシート予想。ホームだし、前回引き分けたとはいえ、さすがにいまの12戦無敗というフォームで3部リーグ相手にホームで失点はしないという。
Sky Sport(チャーリー・ニコラス):アーセナルにとってはとてもいいドローだったね。選手のローテーションもできる。ラムジーやウェルベックといった選手は結果を出してエメリを納得させたいだろう。エミレイツだし。ガナーズに何か問題が起きるようには思えないな。
以上。
キックオフは日本時間明日木曜早朝11/1の4:45。COYG
この試合どうすれば観れるんですかね…
僕もそれが分からなくてお聞きしたかったところです…
あーこれダズンでやんないのか。
うーん。ライヴは諦めてすべての情報をシャットアウト&Arsenal Player待ちというのが、かたぎの方にはお勤め。。