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【マッチレビュー】18/19EPL クリスタル・パレス vs アーセナル(28/Oct/18)連勝ストップ

がっかりだ。

アウェイでの残念パフォーマンスでアーセナルの連勝は11で終了。またドローで試合を終えるのは今年の1月ぶりということで、9ヶ月ものあいだ勝つか負けるかのガチンコ勝負をやってきたアーセナルであった。

それでも負けなかったことをポジティヴに考えることもできる。12戦無敗。ファンの試合後の感想には”wake up call”ということばも相次いだ。

Crystal Palace 2-2 Arsenal: Gunners’ winning run ends as Palace net two penalties

ブログを書くモチヴェイションもがっくり下がっているが、がんばって試合を振り返ろう。読者さまもがんばって読んでください。



アーセナルのファースト11

ジャカまさかのLB。やむを得なかったとはいえまじでやるとはね。そしてそれが結局裏目に出ることにもなった。

マッチスタッツ

互角とはいえないかなあ。アーセナルがボールを持つものの効果的な攻撃はできず、逆にCPが何度もチャンスをつくったということがうかがえるスタッツ。

今回ばかりはxGでも負けるべくして負けている。まあデータで確認するまでもない。

ボスの試合後のコメント

全部訳す気力がないので要約しよう。

  • 両チームとも悲しみに包まれた(※レスターの事故)
  • 前半はダメだった
  • 後半はふたつのチャンスでふたつのゴール
  • 3ゴールめを取るため落ち着く必要があったが
  • プッシュしたかったができなかった
  • (パレスのセカンドゴールはペナルティか)あんなにボックスでプレイされれば起きうる
  • レフェリーのジャッジを尊重
  • 自分たちのボックスでプレイされた時点で負け
  • (エジルの不満げな態度)ぜんぜんふつうのことで問題ない
  • むしろキャラを示してくれてうれしいくらい
  • (ムスタフィのエラーでペナルティ)試合を見直したらそれについて話せる
  • (パレスのセカンドゴールのあと選手たちに何を伝えようとしたのか)誰しも間違いはある。自分だってやる
  • (エジルを外してウェルベックをNo.10で入れた理由)フラム戦みたいにやりたかった。ダニーとラカで得点してほしかった
  • ダニーは守備も攻撃でも効く
  • (リーグテーブルの先行者にプレッシャーをかけられないこと)残念に思う。
  • 今日のドローは悪くないと思う。勝ちたかったが

結果は悪くないっていうのは、たしかにそうかもね。

勝ち続けることなんてどんなチームでもできるわけがないし、あんなふうに重要なポジションで選手がいないとなれば苦しくなるのも仕方がない。

それでも勝ちにかなり近づいていたことに満足すべきなのかもしれない。

ベレリンの交代については、「けがだった」とコメントしている。どこかの筋肉をやったようだ。来週のリヴァプールに間に合うかどうかは不明とのこと。

ジャカのコメント

いいところもあり、悪いとこもあった。ジャカが試合後のインタヴューに答えた。

(ドローはフェアな結果……)

ジャカ:一度は1-0から1-2にひっくり返したのだからハッピーではないね。セカンドハーフはよかったけど、ペナルティはアンラッキーだった。今日は2ポインツ失った気分だ。

(ペナルティについて……)

難しいね。明らかなペナルティだったとは思う。ぼくは彼の膝に触れたしね。

(ゴールについて……)

シュートを選んだのは、コーチがぼくになんでファーストハーフにフリーキックもコーナーも蹴らないのかっていわれたからなんだ。あれはセカンドハーフで最初のフリーキックだったと思うけど、ぼくが蹴った。得点できてうれしいよ。でも試合があれじゃね。

(ウナイと喜びを分かち合ったのは?……)

そうだね。ありがとうというだけじゃ足りなかった。フリーキックとコーナーを蹴れっていわれたあとだったから。

(この試合でPLがいかにタフか思い出したのでは……)

もちろん。パレスとの試合はいつも難しいのはわかっていた。去年だって難しかった。それがフットボールだしすべての試合には勝てない。今日はベストを出そうとがんばったけどできなかった。ここで1ポイントは満足すべきかもしれない。この試合から前向きになることにするよ。ぼくたちはいつも前を向いているからね。

CP vs アーセナル試合の論点

守備メン不足と賭けに出たファースト11

復帰中のモンレアルとコラシナツは結局試合に間に合わず。AMNも復帰戦のU-23スクワッドではまだフィットネスが万全でない様子もあったということで、レフトバックはジャカが務めることに。

レスター戦で見せた彼の無難なプレイはぼくはあまり気に入らなかったが、どうもエメリはそれなりに満足をしていたようだ。

起用の結果、おそらくLBとしてはエメリの期待をそれほど大きく裏切るようなパフォーマンスではなかったと思うし、フリーキックを直接ぶち込むというファインゴールもあった。が、それもボックス内でザハをひっかけてすべて台無しに。

彼はあれがこの試合で唯一のザハとのワンオンワンだったようで、たしかにあのレヴェルのドリブラーといきなり対峙するのは彼には酷だったかもしれない。

それでも、それがチームにとっては致命傷となったので、ジャカをLBで起用するというエメリの大胆な賭けは裏目に出たといえる。

それとこの試合では、ベレリンが前半だけでけがで交代するという不運もあった。後半はリヒトシュタイナーがRBを務め、左だけでなく右サイドの攻撃力も下がってしまった。

両方のフルバックを高く上げてワイドを使って攻撃するというエメリ戦術の基本コンセプトからすれば、この状況はかなり痛かったはずだ。

愚かな守備ミス

もちろんムスタフィとジャカ。チンカス・ディフェンス・ストライクス・アゲイン。

彼らはエメリの下でパフォーマンスを上向きにさせている選手だと思われていたが、やってしまった。なんだか懐かしいような?

しかしムスタフィのアレはCBのシニアプレイヤーとして論外としても、ジャカをそこまで責める気にもなれないのは、そもそもエメリのいうとおり、自陣ボックスをあそこまで攻撃にさらされている時点で終わってる。何度も何度も押し込まれた結果がアレである。そして、あのジャカにあのザハが抑えられるわけがない。

CPは序盤からずっとハイプレスで、攻撃の組み立てもするどく、とてもそんな弱い相手のようには思えなかった。まるでアーセナルのような攻撃もあったよね。

アーセナルにとっては、連勝がつづいていたなかでの慢心を戒めるwake up callでもあり、補強ポイントの大きな参考になったのではないだろうか。

ムスタフィは今シーズンもDFとしていいスタッツを残しているのだが、やらかしてしまってはなあ。前半にもペナルティを見逃してもらっていたのだからさんざんである。

ザハがほしい

正確にはザハのような選手が。

CPの攻撃はかなりザハにお任せだったろう。もしザハがいなければCPの攻撃の脅威は半減していたはずだ。

単独であれだけの影響力を発揮できる選手はいまのアーセナルにはいないし、ここ数年でもサンチェスくらいしかいない。

彼のように何人に囲まれてもボールをキープしてしまう技術があれば、味方をフリーにすることができるし、それはもう戦術を越えたひとり戦術みたいな、チーターみたいなものである。

今回CPにはもうひとりタウンゼントという元ToTのウインガーがいて、アーセナルは両サイドの守備にもだいぶ手こずらされた。

(またどうでもいいけどDAZNのひとたちがタウンゼントを「タウンゼン」と発音するのが気になって気になって。。)

やっぱりアーセナルにもほしいよなあ。ドリブル勝負できるウインガー。

週に3試合の疲労度

月曜の夜にレスター(ホーム)、木曜の夜にスポルティング(ポルトガル遠征)、そして日曜の昼にCP(ロンドンダービー)。6日間に3試合だ。

エメリはタフな日程にも文句はいわないといっていたが、CP戦でのパフォーマンスに疲労の影響がないとはいえないだろう。肉体的にも精神的にも。

なかでもレノ、ホールディング、ジャカはこの3試合をフルに戦っている。

そうでない選手でも移動などを考慮すれば、やはり疲労はあったに違いない。

ラカゼットのパスミスはCPの2点目につながる、カウンターの起点になってしまった。しばらくインフォームがつづいていた彼らしくもないミスだったが、試合を通して思い通りのパフォーマンスが出せているという感じはしなかった。

もちろんそれはラカゼットだけでなく、イウォビもオバメヤンもエジルも。この試合を観ていてなにが不満だったかといえば、やはり攻撃が機能しなかったところだ。

エジルはキャプテンマークを巻いてかなりプレスにも積極的だった(ほかの選手のプレスを促したりもしていた)が、それも疲労を蓄積させて、あのようなパフォーマンスに終始してしまったように思う。

CP戦の彼はレスター戦と同一人物とは思えないような動きで、また「プレイにムラのあるエジル」に戻ってしまったみたいだった。

激おこだったけどぼくはあそこで交代もやむを得なかったと思った。

一方で、エメリの采配を疑問に思うファンもいる。エジルとオバメヤンはあそこで下げるべきだったのか。

ぼくはあそこで生きのいいウェルベックやラムジーを入れたいというエメリの気持ちはよく理解できるものだと思ったが、結果的にオバメヤンを下げた5分後に追いつかれてしまったので、エメリには珍しく采配が不発に終わったことに。

たしかに、1-2で逃げ切りを図ろうという意図もあっただろうが、それがプッシュしたいチームに心理的なブレーキをかけたのかもしれない。押し込むことができなかった。

オバメヤンがゴールをつづける

そしてプレミアリーグで得点トップに。。

DAZNのコメンタリが「いやあ! ラインズマンはよくジャッジしましたねえ!」みたいなこといってたんだけど、アレ最初からゴールライン・テクノロジでレフェリーにお知らせが行くんでしょ??

ヤンガン、Zech Medleyが初めてベンチに入る

Arseblog News – the Arsenal news site

今回、じつはゼック・メドリー(Zech Medley)という超若いCBがベンチに入っていた。

メドリーは、今季U-18からU-23にステップアップしたチェルシー産の18才ということで、目覚ましい活躍を見せているとのこと。考えてみれば、ファーストチームのこのメンツでサブに入るってだけでもけっこうすごい。エルネニーがベンチにも入れなくなっているくらいだからねえ。。

Arseblogによれば、ミッドウィークのカラバオカップで出場のチャンスがあるかもしれないという。

スミス・ロウもベンチに入っていたけれど、彼らの活躍はほんとうに楽しみ。

以上。

つぎの試合は日本時間木曜早朝のカラバオカップ、ブラックプール(H)。COYG。

おまけ:レスター事故の件

Leicester City helicopter crash: Vichai Srivaddhanaprabha – the ‘humble, generous, private enigma’

これだけニュースになっているので、フットボールファンならずともご存知と思われますが。

レスターのステディアム近くでヘリコプター事故が発生。乗っていた5名は全員亡くなったようでそのなかにはオーナーのVichai Srivaddhanaprabha氏も含まれていたと。

これは合掌。R.I.P.

ヘリコプターといえば、その昔仕事の付き合いがあったヘリ会社の社長さんに聞いた話しだと、ヘリコプターの事故というのはわれわれが知っている以上に頻繁に起こっているそうで、社長さんの知り合いでヘリの事故で亡くなったひとも何人もいると。単にニュースになっていないだけなんだそう。

ぼくは飛行機だって大嫌いだし、ましてやヘリコプターなんて乗る機会は一生ないはずだけど、もし乗る方はどうかお気をつけください。



7 Comments on “【マッチレビュー】18/19EPL クリスタル・パレス vs アーセナル(28/Oct/18)連勝ストップ

  1. 2失点目のあれは、ムスタフィとジャカを批判するより、その前のカウンターを批判したいです。
    テレビで見てて、なんであんな人数かけて攻めるんだとイライラしてました。

    ラカゼットも落ち度がありますが、ちょっと中盤の責任が大きいと思います。
    グエンはよくあの軽率な攻撃参加をするんですよね。ぐっと我慢してほしかったです。

  2. だいたい同じ条件でランチタイムのチェルシーは相手にザハはいませんでしたが爆勝。
    アーセナルの代名詞とも言えるオーバーラップ型のサイドのレギュラーがことごとく負傷離脱、かえのきかないベジェまでも。このまま復調してきたリバプールとやって、どうなるのでしょうか。覚醒エジルかわがままエジルか、やってみなけりゃわかりませんが、不安しかない。見るけど。
    ザハがほしいと思って見てた人がいるのは嬉しかったです。
    冬のマーケットにでも動いてほしいな。セーターばっくとライトバックあたり。

  3. エジルがダメな時って、ゲンドゥージが出ている時なんですよね・・・
    ゲンドゥージをトレイらに変えてから、エジルの調子も上がってきたと思ってます。
    ゲンドゥージが出ているときは、ボランチの位置まで戻っているケースをよく見かけます
    そのようなときは、ほぼ何もできていない・・・エジルが空気になるパターンです
    今回もゲンドゥージが先発ときいて嫌な予感がしたんですが当たってしまいました・・・
    彼は、サイドが上がるのはよいが、センターが上がるのは好きではないみたい。
    自分が埋めに行ってしまい、結果持ち味を出せない・・・
    チームとしてはゲンドゥージを育てて売り出したいんだろうけど・・・エジルフアンとしては悲しいものがあります

  4. カラバオは負けてもいい代わりにリバポーといい試合して欲しい

  5. ジャカはもともと慣れないフルバックだし、仕方ないと思いますが…
    ムスタヒの一か八かの無責任タックルはいつ直るんですかねー
    ロブ君と違って全然成長してない

  6. トレイラVSクリスタルパレスという感じでした。トレイラがボールを回収し、トレイラがボールを運び、トレイラがラストパスを送る。特に後半は、それぐらいしか攻撃が全く機能していなかったと思います。
    エメリの4ー2ー2ー2においては、やはりSBというのは、重要な役割を持っていると思います。
    リヒトはよくやっていたと思います。彼のインターセプトでチャンスを作れた場面も複数ありました。
    問題はモンレアルの替えがいないことで、モンレアルの存在は、相手を崩す時に高い位置でポジションを取ってパスの始発点になれるという機能もありました。これがパスを出して味方に預けたらすぐ前に突撃してしまう動きまくるベジェリンとは好対照で、モンレアルは後方に位置どり、パスコースがないときの”やり直し”の点としてまるでアンカーのような役割を果たしていました。モンレアルを基準として、ジャカと左SHがトライアングルで絡んで左サイドを攻略する動きは、今シーズンの試合でかなりみられるので、エメリのデザインしたタクチクスだと思います。ジャカ左SB+グエンでは全くそれが機能しませんでした。
    あとCBコンビはムスタフィではなく、ソクラテス+ホールディングの方がいいと思います。ムスタフィどうしたんですかねぇ、バレンシアの時はオタメンディと組んでリーガ最強CBコンビだったのに…

  7. 残念です
    けどまた見直したら10回しても10回負ける完全な負け試合だと感じたので引き分けは悪くないなと思ってます。点の動きや取られた時間を見ると勝ち試合を逃した印象になりますが。
    というか皆コンディションが悪いですね。
    動きが重くさすがに疲れが出てます。
    これからの1ヶ月を乗り切れるかどうか。
    特にリバプール戦。
    結果がシーズンを左右しそうですね。
    勝ち点取れれば優勝を争えると思います。

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