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【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(21/Apr/2019)疲労のなかでも3ポインツが必須のホームゲーム

一週間に3試合がつづく過密日程は、シーズン終盤の最後のラストスパートのよう。

アーセナルのEPL34試合目は14位のクリスタル・パレス。昨日順当にToTがシティに敗れたため、この試合に勝つとまた3位に浮上することができる。

現在アーセナルがトップ4フィニッシュするためには、苦手としているアウェイでのフォームがカギと考えられているが、絶好調10連勝中のホームでは勝利は当然のものとなっている。

過密フィクスチャで選手のローテーションは必須ながら、今回もまたトップ4に向けて絶対に勝たなければならない試合だ。

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エメリの試合前コメント

試合前コメント。

(アーセナルに来てから50試合、これまでのどのマネージャーよりも多く勝利しています……)

エメリ:わたしはすべての試合に勝ちたい。わたしはアーセナルと重要なことを成し遂げるためにここにいたい。そのことはうれしいが、わたしはみんなからの自分へのリスペクトがうれしい。われわれはいま進歩のためのプロセスの途上にあり、シーズンのふたつの明確な目標に向けて終えられるように向かっている。そしてそれはわれわれの手中にある。

わたしのビジョンはいま現在に対してのもので、わたしの考えていることはまずつぎの試合に勝つこと、そしてエミレーツではサポーターとともに楽しむことだ。

(このステージで前任者よりもいい記録を出していることについて……)

選手とクラブ、サポーター、それとEL、PLでいまチャンスがある状況に対して誇らしく思っている。だが、このキーモーメンツで毎日が難しくなっていることもわかっている。つぎの試合には100%の集中が必要だし、サポーターにいいときを見せられるようみんなが集中している。

(自分自身の目標は達成しているのか……)

われわれの成果は進歩とともに訪れる。これは選手や新しいコーチ、スタッフとのプロセスだ。

わたしはアーセンがやってきたことをとてもリスペクトしてきた。なぜなら彼はここに長い時間いたし、クラブをビッグクラブへと進歩させたから。わたしはいまここでそのプロセスをつづけている。それはわたしのパーソナリティやアイディア、スタイルがあるので違ったものになっている。しかし、わたしは彼のやってきたたくさんのポジティヴな部分をキープしていることは確かだ。新しいスピリットと新しいエナジー、それがわたしがクラブにもたらすものだ。

われわれには大きな野心、大きな責任がある。なぜならCLでまたプレイしたいし、タイトルについても狙っていきたい。試合ではサポーターにわれわれのクオリティ、ワーク、スピリット、エナジー、インテンシティのあるプレイ、激しさとたくさんの得点を見せることができる。試合はどの試合も違うものだが、サポーターとともに楽しむことができるし、インテンスな試合でいい結果を出せる。いいやり方でね。

クリスタル・パレスについて語っている。

(日曜のCPとの試合について……)

エメリ:彼らは去年ビッグパフォーマンスでプレイしていたね。しかし今シーズンのパフォーマンスはより疑わしいスタートになった。しかし彼らにはとてもビッグプレイヤーがいるし、軽々ん豊富なコーチもいる。アウェイでのいい結果もあるね。彼らはマンシティに勝った。だから日曜は彼らを大いにリスペクトする。

わたしたちはホームステディアムでスピリットとパーソナリティ、アイディア、ゲームプランをインポーズしたい。まずは彼らに勝つこと。それがリスペクトということだ。

(CPと比較して疲労があるか……)

わたしはキャリアのなかでそのことをいい訳に使ったことはない。フランスでもスペインでもたくさん似たような状況のなかで働いてきた。われわれは昨日の夜3時に戻ってきて、ここに来たのは朝10時。でも実際のところ、わたしはここへ来て少しにやけてしまったんだ。だって選手たちはとてもよくワークしていたし、日曜に向けてわたしも自信を得た。

昨日(ナポリ戦で)プレイしていない選手、遠征に加わった選手もいたが、よくワークしていたし日曜に向けて集中していた。今日トレーニングしている選手たちは日曜にプレイすることになるだろう。ナポリ戦のあと、何人かの選手は休息が必要だし、それとアーロン・ラムジーのようなケガの選手も。ソクラティスはまたサスペンデッドだ。

でもこれがわたしが望んだスピリットだよ。遠征から戻ったばかりの今朝のように。今朝のトレーニングをどうこなしているか、CP相手にどう自信をつけていくか。

(まだヨーロッパの大会に残っていることが有利になるか、不利になるか……)

わたしの経験上、それもありうる。でもそうじゃないかもしれない。たとえば、わたしは選手たちにはつぎの試合のことだけ考えるように云うんだ。つぎの試合に勝ったら、トップ4を自分たちの手中に入れることになる。勝たなければ、それはまた変わってしまう。ほかのチームの状況に依存してしまうから。

わたしたちの集中がどこに向かっているかは明確で、混乱する部分がない。そして昨日の試合をいい訳にしない。なぜなら日曜は100%のフィジカルのある別の選手を使うことだってできるのだから。昨日プレイしなかった選手を使うことができるが、日曜に向けては誰もが休みを取るし100%まで戻すことができる。そのうえで、勝つことができるし、ドローや負けの可能性もある。いずれにせよプレイする準備はできている。

そしてArsenal Playerでのコメント。CP戦のことではなく、より一般的なふだんの試合への取り組み方を説明しているようだ。

エメリ:試合を終えると、90分プレイした選手たちはまず休み、回復に専念する。試合でプレイしなかった選手はフィジカルなトレーニングや戦術的なトレーニングを行う。そしてつぎの試合に向けて、誰が100%でプレイできるか、システムのなかでベストか見ていき、ファースト11を決める。

まずは誰がケガをしているか、つぎにフィジカルの状況がどうか、そして三番目には相手のことと相手に対してどういったことを選手に要求していくか。相手を倒すために、アイディア、スタイル、キャパシティをどう進歩できるか。

わたしたちは自分たちの選手についても相手の選手についてもたくさんのデータを使ってワークする。つぎの試合に向けて戦術的な決定をしたあと、ラインナップを決めていく。

選手がプレイする準備ができていることはとても重要だ。ファースト11がとても重要だが、ベンチからビッグインパクトを出せる選手も重要だ。劣勢のときこそ大きなインパクトが必要なんだ。試合の最後で、結果を出すために試合をクローズする必要があるとき、ディフェンシヴになるかオフェンシヴにやるかどちらもある。

しかしいずれにせよわたしはとてもハッピーだ。選手たちはスタートしようがベンチからだろうが大きなインパクトを出してくれる。それが一番重要なんだ。

どうプレイするか決めたあとに、適切な選手をあてはめていけることは理想的なことだろうが、きっと現実はいつもそうできるわけでもないだろう。

とくに今回はけが人やローテーションの必要性から、チームセレクションが注目されていて、今回のような起用できるコマが限定された試合だと、おそらくは戦術もある程度選手に合わせる必要がある。

エメリはこのほかにラカゼットとオバメヤンのストライカーコンビについても語っているが、そちらはあまり珍しいことは云っていないので割愛しよう。

チームニュース

ソクラティスがサスペンデッド(2試合バンの2試合め)。

ラムジーがハムストリング。この数日間のあいだに症状を評価するとのこと。復帰まで2-3週間とも云われており、当初の見込みよりも軽かったという説もある。まだラムちゃんのシーズンを終わらないゾ。

ジャカがヒップ。デニス・スアレスがグローイン。ふたりとも試合前に評価。

いつもの3人はアウト。

ジャカについては、昨日フルトレーニングに戻っていたという情報もある。

予想ファースト11

当ブログの予想スターティング。

4-2-3-1

ラカゼット

イウォビ、エジル、ミキタリアン

ゲンドゥージ、エルネニー

コラシナツ、ムスタフィ、マヴロパノス、AMN

レノ

ここ3試合の、プレイタイムを考えるとこれが限界ではないだろうか。

ベンチにはジェンキンソンやジョー・ウィロックといった選手が入る可能性も十分あると思う。

もっとも心配なのは中央のふたり。ラムジーもおらずジャカとトレイラが問題を抱えているということで、リスクをかけなければ、おそらくはゲンドゥージとエルネニーというエヴァートンでプレイしたコンビになる。

ジャカとトレイラが出てくるようなら一安心なのだけれど。

それとCBもやばいポジション。おそらくコシエルニは休みが必要だ。パパがいないので、となるとあとはマヴロパノスしかいない。彼はワトフォードでもややドタバタするシーンがあり、試合勘にはまだ多少の問題があるように思える。

つまりおれたちのムスティがディフェンスリーダー。大丈夫か。

クリスタル・パレスについて

ホジソンもコメントしているように、今季14位ながら、アーセナルとは逆にアウェイでかなりいい結果を残している。

彼らが今季アウェイで勝利した7チームのなかには、シティ、ウォルヴズ、レスターといったチームも含まれる。安心して勝てる相手だとは思わないほうがよさそうだ。

注目選手は、RBのアーロン・ワン・ビサカ。アーセナルも狙うという噂もあったが、もはや彼ほどの注目度の選手をアーセナルが取れるとは思えない。

そしてもちろんドリブラーのウィルフリード・ザハ。彼は今頃になって夏の退団を希望していると報道されていて、PSGが65Mユーロのオファーを準備しているとかいないとか。まあたしかにあれだけのテクニックなら、ビッグクラブでのプレイにふさわしいだろう。CPでのプレイにモチベーションを失っていてくれると助かる。

ロイ・ホジソンのコメント「アウェイでは好調だがエミレーツで簡単に勝てるとは思わない」

ホジソン:ここ4試合のアウェイマッチで3つ勝てていることは喜ぶべきだろうね。どえらいことだよ。しかしそのことがわたしをエミレーツで簡単に勝てると信じさせることはない。

わたしたちにできることはいつものように準備することだけで、勝利に向けて大いに努力するだけでなく自分たちを信じること、ファイトしなければならないことを理解する必要がある。

CPもどうもけが人に悩まされているようで。

タウンゼン(ト)問題 ※駄話注意

個人的に気になっているのがDAZNのアンドロス・タウンゼント(Andros Townsend)発音問題。DAZNコメンタリがいつからかわからないが、彼を「タウンゼン」と最後の「ト」を省略して呼んでいる超絶☆気持ち悪い問題だ。

たしかに英語の発音はそれに近いんだけど、むしろ英語のコメンタリなんかよーく聞くと、最後の「d」をちゃんと小さく「ト」と発音しているのが聞こえることもある。なぜ彼らはそこだけ英語っぽく呼ぶことにしたのか? 気まぐれか。きまぐれオレンジ☆ロードか。

あなたたちのとても日本人らしい謙虚さでいつものスペリングを大変に尊重する方針なら「タウンゼント」じゃないですか。ウキペ日本語版だってタウンゼントなのだし。DAZNはわかんないけど、たぶんいままでは日本のコメンタリでもみんなふつうにタウンゼントって呼んでたよね? なんでひとりだけ選んでヘンに英語っぽく呼んでんのかな。

ぼくなんかはブログではむしろそういうサウンドに忠実に表記をしようとしているから個別には賛成なんだけど、このDAZNの「タウンゼン」だけはほんとにまじ鳥肌が立つくらい気持ちわるいのでなんとかしてほしいですお願いします。駄話以上。

前回対戦について

あー、このアウェイマッチで11連勝ストップしたんだなあ。

【マッチレビュー】18/19EPL クリスタル・パレス vs アーセナル(28/Oct/18)連勝ストップ

この試合もガナーズの皆さんはだいぶお疲れだったようだ。その再現にならなきゃいいが。。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction) 2-0

SKY Sports (Paul Merson)  3-1

WhoScored.com 2-1

うむ。敗け予想はナシ。アウェイであんだけタマを見せてるうえに今回は連勝中のホームですもの。

マーク・ロウレンソン(BBC Sports):アーセナルはアウェイでは並のチームだが、ホームでは話しが違う。彼らはホームでシーズン開幕の日以来一度も敗けていないのだ。

パレスはアウェイでいつも脅威をもたらすが、今回はひとつの結果しか見えない。

ポール・マーソン(Sky Sports):アーセナルはこの試合に勝つ必要がある。勝たなきゃならないんだ。トップ4はいまだ彼らの手中にある。

パレスはおかしなチームだね。彼らは実際の彼らよりもよく見えるし、いまのポジションにも本来はいるべきじゃない。彼らはパフォーマンスを改善できるだろうが、今回じゃない。アーセナルはホームで力強く試合に入るだろうし、パレスには荷が重すぎる

そっかそっか。こりゃ勝ったな(苦戦フラグ)。



試合のみどころ

一番の注目は連戦で疲労しているチームをどのように使ってくるかということ。ベンチも含めて戦い方には工夫が必要になる。

エメリはふだんのチームならば、当然ハイインテンシティ&ハイプレッシングをやりたいところだが、ラインを引っ張るラカゼットもオバメヤンもかなり疲労している。スタートが予想されるエジル、イウォビ、ミキタリアンは、CFの分も多く働く必要があるだろう。

戦術的にはもちろん、ザハやタウンゼントといったサイドアタッカーの脅威にどう対応するか。

とくにザハは前回、ボックス内でドリブルをつっかけられてペナルティを与えてしまった相手だ。(たしかザハっていまPLで一番ペナルティをもらってる選手ではなかったかな?)

彼らをまずはボックスから遠ざけておくことが重要になる。

ガッツとハート、クオリティのあるチームプレイを期待したい。

キックオフは日本時間で今晩4/22、0:00。絶対勝て。COYG

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on “【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(21/Apr/2019)疲労のなかでも3ポインツが必須のホームゲーム

  1. オレンジロードですよほんと。
    しかしわれわれも1-0で負けたのであれですがウォルコットまできめてくれてそのとき映ったユナイテッドサポーター男性のうろたうっぷりについニタニタしてしまいました。
    エバートンはやっぱ選手の質がかなり高いですよ、キーパーはイングランドのれぎゅらだし、左サイドバックはワールドチャンピオン、リシャリソンはセレソンですよ、10番実はかなり好きなんですよね、スワンズのときにとってほしかった。
    なんにしても、今夜の勝利は他のチームにあたえられるダメージを考えても絶対に勝ちたい。エジルとラカとラシがやってくれますよ。
    COYG

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