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【マッチレビュー】23/24 UCL アーセナル vs FCポルト(12/Mar/2024)苦しみながらもラスト8へ

勝った! でも、苦しい戦いだった。 あれだけ苦しまされたアウェイでのファーストレグから、今回はさすがにホームでまったく違う試合になるかと思いきや、あんな試合展開になるとは。正直、時間帯によってはどちらがホームかわからなかったくらい。 ファーストレグと同様、ポルトはしたたかに、そして徹底してアーセナルの強みを無効化。守備位置もだいぶ高く、アウェイにして思った以上の恐れ知らずっぷり。シティやリヴァプールさえ苦労しているいまのエミレーツで、あんなふうにプレイできるチームはそう多くない。つまり、彼らは非常に強かった。 だが、ペナルティ戦までもつれながら、最後に勝ちをもぎとったのはわれら。 これがヨーロッパ、チャンピオンズの厳しさ。7年ぶりのCL、14年ぶりのQF。この若いチームが初めて受けた洗礼。このラスト16の2レグスは、これからトップを目指すチームにとり、なにものにも代えがたい経験になった。 そしてありがたいことに、今回の勝負に勝ち抜けたことで、CLでの冒険はまだつづけられるという。 試合を振り返ろう! Arsenal beat Porto on penalties to reach quarter-finals

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【マッチプレビュー】23/24 UCL アーセナル vs FCポルト(12/Mar/2024)ほぼファイナル

リヴァプールとシティ。さすがにおもしろかったな! しかも結果は念願のドロウ。あのチャンスの応酬で、あの結果とは。アーセナルは持ってる。PLのタイトル争いはまだつづく。 さて、23-24UCLラウンドオブ16。ポルト戦のセカンドレグがやってきた。 先月の敵地での対戦では、下馬評では有利と観られていたアーセナルながら相手の老獪な戦略にまんまとハマり、自慢の攻撃がまったく振るわず。CLの常連かつ40才のDFが率いるチームという酸いも甘いも噛み分けたヴェテランに対し、いかにも若々しく未経験でピュアなアマチュアという構図があった。 そして、もちろんファーストレグでは、試合ももう終わりかけという最後の最後の時間にスーパーゴールで失点するという不運も。 いまのところ、勝負はポルトの思い通りの展開になっている。 だが、今回はわれらのホームである。ポルトも自分たちのホームのように思い通りにはいかぬはず。ミケルもBring the noiseとエミレーツを訪れるファンに訴えている。Turn it upするときが来た。 アーセナルとしては、14年ぶりというUCLラスト8進出がかかったまさに正念場。 今晩の試合をプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ブレントフォード(9/Mar/2024)シーズン終了までプレッシャーとの戦い

今回はいちおうホームで勝っているのだが、いろんな意味でタフな試合だった。下手するとここでポインツを落として、日曜の#LIVMCIのビッグマッチの前に、われらはタイトル争いから一歩後退していたかもしれない。あぶねえぜ。 試合を振り返る。 Havertz spares Ramsdale’s blushes as Arsenal go top

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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ブレントフォード(9/Mar/2024)ラムズデイルがアーセナルでラストマッチ?

3月に入り、ますますシーズンが深まるなか、PLでの熾烈なタイトル争いはかつてないものになっているらしい。3チームが2ポインツ差のなかで三つ巴。しばらくつづいたシティとリヴァプールの独占エリアに、ついに割り込んだのはわれらだった。 そしてこの週は、彼ら1位リヴァプールと2位シティの直接対決があり、どんな結果でもタイトル争いに大きな影響を及ぼすこと必至となっている。そのすぐ後ろでタイトルをねらうわれらにとっても、影響大のビッグマッチ。その結果が及ぼす影響を無駄にしないためにも、われわれはここで粛々と3ポインツを重ねていくことが求められる。 アーセナルのMD28は、ブレントフォード@エミレーツ。 アーセナルはもちろん現在スーパーファインフォームで、PLでは今年に入って7連勝中。この間の試合平均ゴールが4+と勢いが止まらない。8連勝を目指す今回も、記録的なアウトプットでこのフォームを継続するのかどうかが注目になっている。 土曜の試合をプレヴューしてゆこう。

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アーセナルのユース戦略、アカデミー選手に冬の時代到来? ミカ・ビエレスのインタヴュー

先日のPLシェフィールド・ユナイテッドのレヴューエントリで、ベンチ選手たちの時間切れみたいなことを書いた。 ベンチ選手とは、具体的にはエディ、ネルソンとESRのヘイルエンダー3人。キープレイヤーたちが続々とケガから復帰して、彼らのチャンスは今後かなり限定されそうという残念な話。 その後、たまたま観ていたアーセナルがテーマのThe AthtleticのYouTube動画で(デイヴィッド・オーンステインとエイドリアン・クラークがゲスト)、それと同じトピックで議論していた部分があって、たいへんに興味深く視聴した。 アーセナルは「若い選手をプロモートするクラブ」にもかかわらず、それがチームのレヴェルが上がってますます難しくなっているというジレンマ。 それと、アーセナル周辺でもユースにまつわるニュースは最近はなにかと多いので、そちらもいっしょにまとめて紹介しよう。

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【マッチレビュー】23/24 EPL シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル(4/Mar/2024)Flying high

よっす! すごかったね。今朝は早起きしたかいがあった。 PLのボトムチームが相手とはいえ、15分以内で3-0。前半だけで5-0。そんな一方的な展開で、後半はややギアを落として6-0で終わり。まさに粉砕。Bramall Laneをブルドーズした。 それにしても、今回ばかりは観ているこっちがいたたまれない気持ちになってしまった。シェフUの皆さんにはなんの恨みもなかったから…… アーセナルは、いますごいことになっている。ことしに入ってPLで7連勝。ゴールが31。平均4.4ゴール。すごすぎて、もうすごいとしか云えない。無敵状態で身体に光をまとっている。うっかり近づくと火傷してしまうみたいな。こんなの観たことねえ。 ただでさえすごいのに、さらにケガ人が戻ってきているのもヤバい。スクワッドの総力はさらに向上。いったい、これからどうなってしまうのか。この勢いはどこまでつづき、このチームの刃はどこまで研ぎ澄まされるのか。とにかく、どえらいことである。 試合を振り返ろう。 Sheffield United 0-6 Arsenal: Gunners put Blades to the sword with another big win to move two points off top of the Premier League

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【マッチプレビュー】23/24 EPL シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル(4/Mar/2024)トーマス・パーティの復帰

こんにちは。 アーセナルのMD27は、シェフUことシェフィールド・ユナイテッド@Bramall Lane。 この週のPLでは、この試合が唯一のマンデイナイトフットボール。アーセナルとしては、前回のPLニューカッスルがCLポルトから中二日の強行日程だったことからすると、今度のブランクの長さは不可思議でちょっと不公平な気分にもなるが勝ってるからまあいいか。 そう、われわれはいま絶好調。びっくりするほどの。PLでは6連勝中。パフォーマンスも圧倒的。おまけに続々とケガ人も戻ってくるとあっては、この試合も期待しかない。

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アーセナルFCが22-23シーズンの決算を報告

おとといの2月26日づけで、AFCことアーセナルFCが22-23シーズンの決算発表をしていたので、それについて。22-23なので、昨シーズンの分である。 Financial results for 2022/23 この件、どういうわけかAFCのtwからも告知なし、オフィシャルサイトのトップページからのリンクもなしと、なぜか不親切な扱いでちょっと出遅れてしまった。

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【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(24/Feb/2024)勇気は報われる

これは、このチームのベストパフォーマンスのひとつと云ってよい試合だったのでは。とくに前半。 あの水曜のポルトガルでのダ・ズ~ンからの中二日で、あのウルトラハイエナジーなスタート。あれはすごかった。やべえほどの決意が見えました。 ひとつの試合で4点もぶっ込んでなお、「もっと取れたよな……」などと思えてしまう攻撃の爆発ぶり。そして守備の盤石ぶり。 なんてこった。アーセナルが強すぎる! この試合を振り返ろう。すっかり興奮も冷めたところで。 Arsenal thrash Newcastle to underline title credentials

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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(24/Feb/2024)リヴェンジ&バウンスバック

今週ミッドウィークのCLでは、絶好調フォームにおもいきり水を差されてしまったアーセナルながら、PLでインフォームな事実は変わらず。今回はタイトル争いにとどまるべく、リーグ6連勝がかかる重要な試合。ひさしぶりのホームでもある。 それと、もちろん対戦相手。ニューカッスル。 アーセナルにとっては、11月の彼らとのPLでの対戦は、今シーズンここまででもっとも議論な、後味の悪い試合となったのは云うまでもなく。ファンとしても、現時点ではもっとも仕返ししたい憎き相手のひとつであることは間違いない。やり残したことがある。 ポルトガルでのアウェイ試合から中二日、チームのフィットネスも気にかかるなか、キープレイヤーたちが復帰するかもしれない可能性も示唆されている今日のこの試合。プレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】23/24 UCL FCポルト vs アーセナル(21/Feb/2024)手痛いレッスン

ブログ書くのが、こんなに気が乗らないのも久しぶりだ。 14年ぶりのUCLラスト16勝ち抜けを目指すアーセナルは、ファーストレグ、アウェイでのFCポルトにで1-0敗け。アウェイチームは終始攻めあぐね、脅威のSoTゼロを記録。セカンドレグを消化試合にしようなんて、ちゃんちゃらおかしかった。 しかもあの敗けかたよ。追加タイム、最後の1分でスーパーゴールをぶっこまれた。信じがたい。 ポルトの“ダークアーツ”的戦略アプローチにハマったアーセナルには、超絶フラストレイションのたまる試合であったが、そんな逆境を自分たちで打破できる強さがなかったのも事実。現実を受け入れるよりない。 試合を振り返る。 Galeno scores late winner as Porto stun Arsenal

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クロップのお墨付き? ルートン・タウンで好調アルバート・サンビ・ロコンガのインタビュー

最近ルートン・タウンでプチブレイクしている、アーセナルからのローニー、アルバート・サンビ・ロコンガ(24)。 ルートンというチーム自体、マンUと変わらぬ攻撃アウトプットと(笑い)、PLのスモールクラブに似つかわしくない勇敢なパフォーマンスが称賛されている昨今。アーセナルも12月のKenilworth Roadで勝つのはだいぶ苦労させられたのは記憶に新しい。 ルートンでも、ここ数試合はとくにサンビ・ロコンガの活躍がよく話題になっていて、試合ではPOTMにも選出。 そして昨日はなんと、あの世界の名将Jurgen Klopp氏がPLルートン戦を前に彼についてコメントしたということで、さらに注目が集まることに。 Jurgen Klopp cannot believe @Arsenal loaned out @LokongaSambi 😅 🔗 https://t.co/GUeoJOND0G pic.twitter.com/SiuY9DJOZW — Hayters TV (@HaytersTV) February 20, 2024 Klopp「ロコンガがプレイしているのを観て思う。Oh、彼はアーセナルの選手か、それで彼らは彼をローンしたって? 興味深い(笑い)」 なんでこんな(優秀な)選手がローンで出されてんの?と。なんというお墨付き。 ロコンガはルートンでも当初はケガでほとんど試合に出ていなかったし、正直、彼がここでレデンプションをやるとは思っていなかった。これは、うれしい驚きである。 『The Athletic』がそんな旬な選手のインタビューを行っていた。そちらがおもしろかったのでご紹介。※閲覧は要サブスク Albert Sambi Lokonga: ‘The last two years haven’t been easy – Luton are what I needed’

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【マッチプレビュー】23/24 UCL FCポルト vs アーセナル(21/Feb/2024)14年ぶりのチャレンジ

お待たせしました。 CLラウンドオブ16。アーセナルはポルトガルのFCポルトと対戦。今回はEstadio do Dragaoでのファーストレグとなる。 これは楽しみな試合だ。アーセナルはもちろん現在絶好調でPL4連勝中の3位、丁々発止のタイトル争いを繰り広げる最中。いっぽうのポルトも国内リーグでは現在3位ながら、リーグのホーム試合では今シーズン11試合で1敗しかしていないチーム。UCLの常連としても知られる。 CLでの対戦といえば、奇しくもアーセナルが最後にクウォーターファイナルに進んだCL2009-10のラスト16の相手が彼らだったという。これはいい予感? ポルトといえば、ファビオ・ヴィエラがいたクラブでもあり、ちょうどこの試合でケガから復帰する彼にとっては感慨深い試合になる。 また、ハヴァーツとジョルジーニョにとってここは、チェルシーが20-21CLファイナルをプレイした場所でもあり、ハヴァーツはそのときゴールも決めている。 今日の試合をプレヴューしてゆこう。

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いま明かされるマテオ・ゲンドゥージの真実

昨日このブログで、「アーセナルはアイヴァン・トーニーに行かない」というエントリを書いたら、今朝あらためてAFCがJoshua Zirkzeeへの興味を再燃させているというのニュースを観た。 彼もたぶんゴール以外のサムシングを期待される系の選手だよなあと。そして長身、スキルフル、ヴァーサティリティと、アルテタが好む要素もあり。夏にアーセナルがToneyに行かないというのは実際どれほどの信ぴょう性かわからんわけだけど、総合的に選ばれそうなのは結局Zirkzeeみたいなタイプになりそうな予感はある。 さて、マテッオ・グウェンドゥージ。 アーセナルファンにはもはや懐かしい名前。疑いなく、フットボールの才能には光るものがあったものの、素行の悪さが成長を著しく阻害していたという、フランスのフットボーラーあるあるの一例。 彼のアーセナル時代に、その舞台裏でなにがあったかを語るtwが注目を集めていた。 彼はクラブでもたびたび問題を起こし、最後はアーセナルを干されるかたちで放出された、いわゆる問題児タイプだったことは知っていたが、その舞台裏のこまかいことまでは多くのファンも知らなかったのではないかと思う。 今回はそれを紹介しよう。

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アーセナルはアイヴァン・トーニーに行かない

昨日、AFCインサイダーのひとりと云われるTNATこと@Teamnewsandtixのポストが話題だった。 Football business changes so quickly. This time last week I’d of expected Toney to be a Arsenal player in the summer. I’m now quite confident that he won’t be — Team news and ticks (@Teamnewsandtix) February 18, 2024 フットボールビジネスというのは目まぐるしい。 先週のいまごろ、わたしはToneyは夏にはアーセナルの選手になるものとばかり思っていた。 そしていま、彼はそうならないと確信している。 なんと。 Toney自身は、先日も夏の退団は確実とマネジャーが認めたとかでニュースになっていた。 いや、べつにぼくも彼がぜったいアーセナルに来ると思っていたわけでもないが、いまのタイミングでアーセナルの内部で、すでにそういう話がされているというのはちょっと興味深いと思った(もちろんほんとなら)。夏までは、まだ時間はあるから。 ストライカーレスでも、かなり攻撃がうまくいっている昨今のアーセナルだからなのか、あるいは関心はべつのターゲットに傾いているのか。